10周年を迎えたCHICCAの春の新作は…
「素顔のように自然な仕上がり。けれど顔立ちが美しく魅力的。“別人みたい”になるのではなく、自分自身がきれいになるためのメイク」。それがCHICCA(キッカ)のコンセプト。ファンデーションやアイシャドウなど、名品がたくさんあるけれど、どれも自分の魅力を引き立ててくれるのがこのブランドのいいところ。
春のビジュアルも本当に自然。近付いてまじまじと見てしまったのですが、ほぼレタッチはしていないそうなんです。これ、今どき化粧品業界どころか、インスタにのせる写真でだってありえないですよね!
そんなCHICCAの新作発表会。2018年に10周年を迎えるとのことで、「いままでの時を振り返り、未来という新しい時を歩む」という願いを込めて、スイス機械式腕時計ブランドのフランク ミュラーとコラボ。この限定ポーチ、スタイリッシュでステキ!
NYを舞台に世界中の女性を輝かせているブランドクリエイターの吉川康雄さんも会場にいらして、新作を使ったメイクのコツをレクチャーしてくださいました。
カラフルでハッピー、そして心が踊るようなアイテムが盛りだくさんの10周年アイテム。どれも魅力的ですが、今回は広告ビジュアルでもポイントになっているハネ上げアイラインがキレイに描けちゃうリキッドアイライナーWをご紹介します!
この春はきりっとアイラインを入れたメイクが流行しそう
しばらく、唇を際立たせるために目周りは脱力系のメイクが流行していたけれど、この春は他のブランドもきちんとアイライナーを使った顔を提案しているところが多いんです。
でも、アイラインってメイクの時に一番失敗しやすいパーツ。特にリキッドアイライナーは、線がはみ出ると直しが大変で…。
実は吉川さん曰く「プロでも一筆描きは難しい」んですって。それを聞いて、なんだかホッ。まつ毛の生え際を丁寧に埋めるように描くことで、根元が自然に強調され、目に影が落ち、瞳が美しく際立つんですって。
▲キッカ リキッドアイライナーW 全2色 4,500円 2018年1月17日発売
今回吉川さんプロデュースのCHICCAのアイラインはというと、太筆と極短筆のWエンド。特にこの極短筆はいまのとこと日本で一番細かいブラシだとか! これは見るからに描きやすそう!
ひょー、細い!
さて、これでアイラインをどう描くか、 しっかり伺いましたので、早速試してみます。
新作アイライナーを上手に使うコツをご紹介
まず、画像のように3箇所くらいに分け、ガイドラインの線を太筆で引くというのがポイント。この太筆、1本1本の毛がしっかりしていて軸がブレにくいんです。目尻のハネ部分もきちんと1箇所とし独立させ、最後にこれら3箇所を線で結びます。
次に目尻の先端からラインを上に向かって引き、先ほど引いたハネの先端で交わるよう、小さな三角形を作ります。
そして極細筆に持ち替え、この小さな三角の中を丁寧にぬり込めます。その他、ラインの仕上がりが気になるところ、例えばまつ毛とまつ毛の間の本当に細かいスペースもこの極細筆で点を打つようにしてしっかり埋めていきます。
下のアイラインは、そのまま極細筆で仕上げても良し、太筆で仕上げても良し。わたしは太筆でチャレンジ。
もう片方も同じように仕上げます。
はね上げアイラインのときって、あくまでもアイラインが主役、だからマスカラはまつ毛の根元から上にふわっと持ち上げ軽くコーティングするくらいがベストなんじゃないかな。これで完成!
モードなファッションに負けない目力が欲しい日や話題のスポットに行く予定の女子会とかにも良いかも! 昼は細筆で控えめに、夜は太筆でキャッツアイに、というのもドラマティックでステキ♡ にじまず長持ちするのも、さすがCHICCA! またまた大ヒットの予感です。
文・写真 /有田 千幸
初出:しごとなでしこ
有田千幸 なでしこリポーターズ
ニュージーランド オークランド大学 経済学部卒。その後、台湾の航空会社でCAとして9年間乗務。現在は建築設計事務所の秘書兼海外広報担当。1983年生まれ。MISS WORLD JAPAN 2005 ファイナリスト。ワインエキスパート。
Instagram:@chiyuki_arita