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LIFESTYLE

2016.11.30

クリスマスにはタンドリーチキンでしょ!|カレーおじさん\(^o^)/の#カレーなでしこ vol.4

まもなく12月。そろそろやってきてしまいますねあのイベントが。クリスマスです。
最近は、クリスマスも何のためのイベントなんだかもうわからない状態になってしまっていますが、景気が良くなるのであればそれで良しとしなくてはいけませんね(^^;) 本来ならその意味や思想まで辿っていってリスペクトを捧げるべきだなんて七面倒臭いことを言いたくなるのは僕がおじさんだからですね(^^;)
七面倒と言えば七面鳥。はい。こじつけです\(^o^)/
クリスマスにはつきものの七面鳥ですが、これも元々の意味からは外れて「クリスマスはとりあえず鶏肉食っとけ!」みたいになっているジャパニーズクリスマス。クリスマスシーズンは様々な飲食店が混雑します。どこに行っても混んでいる印象ですが、穴場があるんですよ。それはどこかというと、インド料理店なんです\(^o^)/

カレーというのは一般的すぎてクリスマスのような多くの女性にとって特別な日に食べたくなるものではないのでしょう。しかし、クリスマスデートにもおすすめなラグジュアリーなお店もあるんです。ラグジュアリーではなくとも気軽に行けて雰囲気もなかなか良かったり、そんなお店の中からせっかくなので今回はタンドリーチキンが美味しいお店をピックアップしてご紹介したいと思います!

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【クリスマスにオススメ_1】
高級なインド料理店「青山シターラ」の贅沢焼き物セット(と白いカレー)

タンドリーチキンは北インドの料理。しかしインドの有名店や人気店で食べても美味しくなかったりするんです。インドではジューシーに焼き上げるという思想が基本的に無く、しっかり焼き上げるという考え方。元々暑い地方なのでお腹を壊さない為にはしっかり焼き、スパイスで味付けるというのが正しいやり方なので、インドではウェルダンに焼いたタンドリーチキンが主流。しかし世界中の人々が集まるホテルのレストランなどは別で、ジューシーに焼き上げたタンドリーチキンを食べることもできます。こちらシターラは現地の一流レストランの味。値段も一流で、インド料理店としては日本で1位2位を争うくらいに高級ですが、それでも一人1万円もあれば十分以上に楽しめます。

こちらシターラはカレーとしては高い値段でありながら食通をうならせ、満足させ続けてきている老舗。タンドリーチキンも素材も良ければ味付けも素晴らしく、非常に美味しいです。他の焼き物も軒並み美味しいので盛合せがおすすめ。そしてもうひとつのおすすめは皇帝が食べたといわれる白いカレーサフェドラジャスタンマーンズです。辛さゼロの優しく濃厚な
味わい。色的にも冬っぽいですし、クリスマスデートにもぴったりなとっておきの日にふさわしいお店ですよ。

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▲左がカバブ盛合せ、右がサフェドラジャスタンマーンズ

【クリスマスにオススメ_2】
「銀座一丁目アーンドラダイニング」のタンドリーゴビ

タンドリーチキンは北インド料理と説明したばかりですがこちらは南インド料理店。しかもここで推したいのはタンドリーチキンよりもタンドリーゴビ。いきなり趣旨ブレまくってますがw、趣旨ブレたくなるほどにおすすめなんです! そもそもゴビとはカリフラワーのこと。つまりタンドリーゴビとは、タンドリーチキンのカリフラワー版と思ってもらえれば良いです。聞いただけでは地味に感じるかもしれませんが、こちらのタンドリーゴビは驚きの美味しさ! カリフラワーって本気出すとメインにもなり得るんだということがわかります。僕はここのタンドリーゴビ食べた時、カリフラワーに対して謝りたくなり、同時に感謝しました\(^o^)/

何しろこちらのシェフであるラマナイヤさんは日本インド料理界においても重要人物といえるレジェンドシェフ。何を食べても絶品です。銀座という場所柄もあってお店の雰囲気も高級感ありますし、サービスも一流。タンドリーチキンとタンドリーゴビを食べ、さらに南インドカレーなんて素敵すぎるディナーですよ!

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【クリスマスにオススメ_3】
「高田馬場ボンベイ」の変わり種の鉄板タンドリーチキン

タンドリーチキンとは本来、スパイスで味付けした鶏肉をタンドールという釜で焼き上げたもの。しかしタンドールというのは大きく、高価なものなのでどこのカレー屋さんにもあるというわけではありません。こちらボンベイのタンドリーチキンは鉄板の上で味付けしたチキンを焼いたスタイル。これがすごい美味しいんです。インド料理店でもタンドールで焼いたタンドリーチキンをさらに鉄板の上に乗せて提供するお店が時々ありますが、こちらはチキンにたっぷりかかったカレーソースがぐつぐつと鉄板で煮えている状態で出されるので見た目にも美味しいです。カレーライスメインのお店ですが飲み利用もできるようにおつまみメニューも取り揃えています。タンドリーチキンは夜限定メニューですが、平日13時からはランチタイムにも食べることができ、ランチ限定のタンドリーチキンとライスとサラダのセットもあったりしてお得です。店内も清潔感あって女性でも入りやすいお店です。

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▲カレーの上でグツグツ!

【クリスマスにオススメ_4】
「月島パパスバル」のタンドリーチキン

こちらはタンドールを使った料理で飲めるタンドールバー。インド料理、ネパール料理のみならず、沖縄料理もあり、さらにはインド風ゴーヤチャンプルー等、インドと沖縄のコラボ的メニューも楽しめる個性的なお店です。タンドール料理にこだわっているだけあってタンドリーチキンも2種類あります。皮つきと皮無しを選べるんです。通常タンドリーチキンは皮が無いものがほとんどですが、こちらは選べる上にソースも違うというのが気が利いています。通常の皮無しは一般的なインド料理の焼き物に合わせる緑色のミントソース。皮つきの場合はさっぱりとしたトマトベースの酸味のあるソースで、どちらも美味しいです。お酒も各種取り揃えていて、やはりこちらも沖縄らしくハブ酒のハイボールであるハブボールがあったり、泡盛をコーヒーで割ったものがあったりと、飲みに徹するのにも楽しいお店。女性のお一人様も多く、まだ知名度はそれほどでもないのですが隠れた人気店と言えるでしょう。

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▲タンドリーチキン2種類食べ比べができます!

クリスマスにはタンドリーチキンでしょ!

クリスマス。何故かフライドチキン屋や唐揚げ屋が大繁盛するそうで。だったらタンドリーチキン屋も大繁盛して良いんじゃない?と思ってやまないのですが、タンドリーチキン専門店って無いですしね。インド料理店をはじめとするカレー屋さんが日本流クリスマスに便乗してその時期だけでも流行ってくれれば僕も嬉しいので、最後にもう一度提唱しておきます。
「クリスマスにはタンドリーチキンでしょ!」

初出:しごとなでしこ

AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/

ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均900食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。http://www.akinolee.tokyo/

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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