ふたつの味に調理してもらえるのがロブスターキングの強み!
甲殻類を心ゆくまで味わえるのは海辺リゾートの醍醐味。もちろんハワイもカニやロブスターを推すレストランが目白押しです。
手づかみシーフードで有名なクラッキンキッチンや、ピア38に面したニコスシーフード、ブラックビーンズソースのカニで有名な中華KIRIN。ガーリックシュリンプ屋さんもいっぱいあるし、古くはカカアコの岬にせり出した隠れ家のジョン・ドミニスには、大きな生け簀があってバターソースで頂くスチームロブスターやカニが最高でした。
これらのお店も大好きなのですが、私のいちばんのお気に入りは、食の宝庫、キングストリートにあるロブスターキング。新鮮な活きシーフードの卸業者が経営する中華レストランです。
▲活きロブスターのブラックビーンズソース。残ったソースも食べたいぐらいおいしい。
店内には生け簀があり、当日仕入れた時価の食材たちがホワイトボードに書かれ、いかにも美味しそうな空気感。すっごく混んでて活気がある〜!
ここは、ランチのスパイシーロブスターヌードルスープで有名になったお店。真っ赤なスープにロブスターがどんと入ったスープ麺はひとつ$22,95。ちょっと高価なランチですが、食べる価値ありのインパクトですっかり人気店になりました。
でも、私はやっぱり夜に訪れて、シーフードをたっぷり豪快に頂きたいっ! まずは、お席に着いたらすぐ、ちゃきちゃきの元気な店員さんにロブスターを見せてとお願いします。
▲フレッシュなシーフードはその日の仕入れによって値段が違います。強引な店員さんは無理矢理ロブスターとの写真を撮らせます(笑)。
ここは韓国系の中華レストランなので、勝手にキムチが出てくるのはご愛嬌。
ロブスターは、いろんなサイズがあるので、お値段と量をざっくばらんに相談して。
私は、ふたりで行ってもたっぷり食べたいから、大きいものを選んでふたつの味つけでオーダー。
2種類の味付けなら飽きずに頂けちゃう♪
バター風味の特製ソース、ブラックビーンズソース、ジンジャー&グリーンオニオンソースの3種類からチョイスできるのですが、今回は、特製ソースとブラックビーンズをセレクト! 大きいロブスターは、2皿分で$70ぐらい。そう考えると、日本より絶対お手頃です。
▲活きロブスターの特製ソースはバター風味
それから外せないのはガーリックバターアバロン(1個$8)。やわらかーい♪
▲ガーリックアバロンは前菜に!
そして、タラをガーリックでふんわりと揚げたガーリックフィッシュフィレ($16,95)。揚げてあるのに油切れが良く軽いので、フリッターに近い感じ。
▲ガーリックチップいっぱいのっているガーリックフィッシュフィレは軽くてびっくり。
これらを、ガシガシワシワシいただきます。
フィンガーボウルも来るので、ロブスターはもちろん手づかみで♡
ほかに、ロブスターのお刺身は$25前後、活きカニのペッパリーソルトやブラックビーンズソース、フレッシュオイスターや海老、アサリ、コンク貝の炒め物、ナマコのソテーなど、フレッシュなシーフードがたくさん!
ほかにもメニューはめちゃくちゃ豊富で、卸業者さんだからか、実はお肉類や普通の中華料理もいっぱいあるのが魅力です。
ホワイトボードには、活きカエル(!)や鳩、うずらなんかもラインナップされているのが目を引きます!!!
最後は、干し貝柱のチャーハンかシーフード焼きそば、ロブスターのお粥で〆。最後の最後までシーフード三昧も海辺リゾート気分でいいものです。
▲今回は細切りのあんかけ焼きそばに!
ついついいろいろとオーダーしたくなりますが、量はめちゃくちゃ多いので、頼み過ぎに注意しましょうねー。
▲店はキングとケアモクの角にあります。
ただいまハワイの家に滞在中。今日の空。
ハワイの空。今日もきれいでした。ちょっとだけ長い休暇が取れるときに、ぜひ!
初出:しごとなでしこ
ファッションエディター 武田麻衣子/Maiko Takeda
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi ,Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa