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LIFESTYLE

2016.08.20

【女子欲ハワイ8】ワイキキからすぐ。スーパー定番ベトナム料理屋「マイラン」♥

さまざまなアジア民族が集まるハワイでは、日本ではなかなか出合えないアジア料理を頂けるのが大きな楽しみのひとつ。

たとえば、いちばん豊富なのはベトナミーズごはん。伝統的なフォーを楽しめる王道の食堂もいいし、最近話題の、フレンチやアメリカンがミックスされた進化系ベトナミーズレストランもすごく気分が盛り上がる♪ いずれも日本にはない複雑かつ深くおいしいスペシャルなお味。なかでも、毎回ハワイ旅の初日に行きたくなるほど美味しいレストランがあるんです。01

ハワイ好きの亡き高倉健が愛した「マイラン」!

ハワイに通い始めてから、かなり長い間、私がハワイ到着日の夜に必ず行っていたのが、ケアモクst.にある「マイラン」というベトナミーズレストラン。今から20年ほど前にJALのCAやパイロットがよく立ち寄っている店としてその名を馳せ、ハワイの王道レストランと評判になり、ガイドブックにも多数紹介されていた有名店だから、きっとご存知の方も多いことでしょう。何を今さら…古いーなどと思う方もいるかもしれませんが、あえて私は言いたい! やはりここは特別な美味しいお店だと!!!

また、ここが有名になったのにはもうひとつ理由があります。日本語が堪能なオーナーシェフ、サムさんは、高倉健さんと親しかったことでも有名で、高倉健さんが亡くなった時は日本のワイドショーのTVクルーがハワイまで取材に行ったほど。また健さんは、ハワイでの映画ロケの時には、ランチのケータリングを「マイラン」に頼んでいたのだそう。この店に通いつめサムさんと仲良くなると、かつて健さんが食事をされ、今は健さんの写真や本、お手紙が飾られた店の奥の小部屋、通称・健さんルームをそっと見せてくれることも。

「マイラン」ではフォーや生春巻きだけじゃないベトナムごはんに出合える

このお店の味の特徴は、サムさんが香港でシェフをしていた経験があることから、伝統的なベトナム料理ではなく、パンチのある中華風の味つけがされたサムさん独自のオリジナルベトナム料理であること。ここではベトナム伝統料理であるフォーや生春巻きでお腹をいっぱいにしてはいけません! 一番のシグネチャー料理はフランスパンと一緒に食す蟹カレー。もちろんこれは最高に美味しいのでマストオーダーなのですが、ほかに頼むべきは、サムさんが口頭で説明してくれるおすすめの裏メニュー(もはや裏じゃない気がするけど)。カルビビーフをレモングラスの効いた味付けでローストしたレモングラスカルビやレモングラスチキン、季節限定マウイ産きのこのスープ、お魚じゃなくて豚肉でできたさつまあげ、海老と春雨の香味鍋、お魚の蒸し物、ラムチョップ、健さんお気に入りだった中国ソーセージ入りチャーハン(通称・健さんチャーハン)などなど。でも実は、私のイチ推しメニューは、海老の特殊ソースがけ(ちょっと変な日本語のメニュー名ですね笑)! 海老の濃厚なソースをきしめんみたいな幅広麺とからめて頂く、ちょっとパスタ感覚のお料理です。いろいろなスパイスが入っていて(でも辛いのではなく)、海老のお出汁が効いていて、説明が難しいほどとっても深く、後を引くお味。絶対食べてみてほしい! もちろん、その他、裏メニューも本当にすべて感動の美味しさです。オーナーシェフのサムさん自身がオーダーを取り、きちんとご本人がお料理しているから、二号店や日本に支店を出さないかと話を持ちかけられても、目が行き届かなくなるのがイヤだと断っている職人気質。これって素晴らしいですよね♪ その上、お値段もとってもリーズナブル。大勢で行くと、中華料理のようにさまざまなお料理を手頃な価格でワイワイとシェアできるので、大人数での雑誌やCMのロケ隊がコーディネーターさんに連れられて行く鉄板のお店でもあります。だから店内には芸能人の写真もいっぱい! わっ、ミーハー!って思うかもしれないけれど、でもサムさんが純粋に喜んでいるだけだから許してあげて〜。

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ハワイは甲殻類が美味しい! 蟹カレーはフランスパンとともに。手づかみでどうぞ!
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レモングラスビーフ。世界中でここにしかないオリジナルなお味。
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さっぱりとしたレモングラスチキンはご飯にも合う。

どうやら、そのサムさんのミーハー感のせいもあるのか、日本人観光客とローカルからは大人気なのに、実はハワイ在住の日本人はあんまり通わないお店なんですよね。確かに、年配の方にとっては味ががつんと濃い目でしょっぱいかもしれないし、殻付きの蟹を使用している蟹カレーは食べにくいなどという意見もあります。が、かたくなに、味のコントロールができなくなるから、と儲け話をすべて断って来たサムさんはエライし、頑張っているなあと、訪れるたびサムさんの笑顔を見ると嬉しくなるのです。ハワイに訪れるときは大の日本人好きなサムさんに会いに、ぜひ行ってみて。量が多いので、2〜3人なら、サムさんに「なるべく少なめの量にしてね」とひとことお願いしてみることを忘れずに。おしゃべりが楽しかったテーブルにはフレッシュフルーツを食後にサービスしてくれるはずですよ♪

店主のサムさんと。サムさんは日本語も堪能。
店主のサムさんと。サムさんは日本語も堪能。

ちなみに、蟹カレーの殻が苦手な面倒くさがりやさんは、「マイラン」のサービスをしていた女性が独立してオープンしたベトナミーズレストラン「バクナム」へ。こちらなら殻をすべてハズしたマイルドな蟹カレーが頂けます。ただし、ちょっぴりパンチにかけるお味で、さらにサムさんのオリジナルな裏メニューは頂けませんので、あしからず。

ハワイに数多あるベトナム料理屋さんのお話。また別途ご紹介しますね!

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初出:しごとなでしこ

ファッションエディター 武田麻衣子/Maiko Takeda

大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi ,Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa

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