〈南アフリカの旅 つづき〉
途中気になったのがBiltongという看板。頻繁に目にするので、その中から一軒立ち寄ってみみた。干し肉。ビーフジャーキーのようなものだ。スパイスや干した時間や硬さなどが店によって微妙に異なるというけど、ビルトンビギナーの自分には全くその違いがわからず。
「オレはこの店のビルトンが」「いやおれはあっちだ」と、それぞれに贔屓があるというけど、日本人の自分にはさっぱりだ。
そんなビルトンを車内で齧りながらも車は南へ。
ようやく到着、ケープタウン。
港からすぐの場所にあるからフルな家々が並ぶのはボ・カープというエリア。パステルカラーで塗られた町並みはかなりフォトジェニック。
夕食はアフリカ全土の料理と踊りと音楽が楽しめるという触れ込みのGOLD。
観光客ナイズされたレストランとはいうものの、手軽にアフリカ料理とカルチチャーを楽しめるから、いいのだ。
そしてもう一つ。Sushi Barと書かれている店。
寿司を頼んでみた、
サンドイッチが来た。
寿司ではなく、刺し身サンド。
が、食べてみたらパンと思われた部分はお米だった。
寿司なら寿司のフォルムにして欲しい、何故サンドイッチフォルム? 謎。
食事を終えたらケープタウンの夜の絶景、シグナルヒルからの夜景がヤバイ。
朝、いよいよ最終地点の喜望峰へ。途中、FALSE BAYなどビーチホッピングしつつ、
ボルダーズビーチではペンギンウォッチ。
そして遂に到着。アフリカ大陸最南端。
その昔バスコ・ダ・ガマが発見した画期的な沖合の航路。
先人たちの冒険魂にはまだまだ叶いませんって。
太平洋と大西洋とが交わる場所をTwo Oceansという名のレストランからしばし眺めたら、最南端の地を後に。
再びケープタウンの町へ戻り、町のアイコン&ランドマーク、テーブルマウンテンをバックにハイ、ポーズ!
ということで南アフリカ、Down to the Southの旅はおしまい。
そんな南アフリカへはこちらから↓
協力/Turkish Airlines
撮影/中島正男
初出:しごとなでしこ
山下マヌー Manoue Yamashita
雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数300回超、著作56冊超!!
Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 300 times to foreign travel, and over 50 books of the copyright so that work.