「シンプル&ベーシック」な服にはニュアンスづけをしてくれるまとめ髪が有効。それには「疲れた人」に見えない後れ毛が肝! 簡単で、オフィスにして行けるまとめ髪をヘア&メイク林 由香里さんに聞きました!
Vネックならタイトでひとつ結びなまとめ髪
浅すぎず深すぎない絶妙な開き具合のカーディガンは、秋なら一枚でさらっと着るのが素敵。ツヤ感のある前髪を多く残したひとつ結びがほんのりモードで、辛口な女らしさを引き立てる。
アクセサリーもシルバーで統一してクールに仕上げて。カーディガン¥11,000(グランカスケードインク〈グーコミューン〉) パンツ¥27,000(ロンハーマン〈ロンハーマン〉) ピアス¥19,000(Hooves〈IRIS 47〉) バングル¥77,000・リング各¥17,000(アーツワークス〈チェリーブラウン〉)
メイクのポイントはラメ入りアイシャドウ
パープル×シルバーラメが、一見派手そうに見えて、まぶたに指でのせると自然かつしゃれたツヤ感に。NARS ハードワイヤードアイシャドー 5346 ¥2,500(9月21日新発売)
[1] 前髪を奥行き2cm、 幅5cm残して全体をタイトに結ぶ
額から奥行き2cm、幅5cmの前髪を残しておく。残りは首の付け根ぎりぎりの位置でひとつ結びに。この位置を高くすると、活発な印象になってクールな色気から遠ざかった印象になるので注意。
[2] 前髪は残したまま全体を手でタイトに整えて
1で結んだあと、頭のトップから結び目へ、サイドから結び目へと両方の手のひらを使ってピターッと浮きがないよう整える。このまとめ髪はトップの毛を引き出さず、タイトにするのがポイント。
[3] ワックスを手のひら全体にのばして前髪をとかしながらウエットに仕上げる
1で残しておいた前髪にウエットなツヤ感を出すのが、このスタイルの肝。やわらかい質感のヘアバームをパール2個分くらい多めにとり、手のひら全体になじませ、根元から毛先までとかしながら塗る。使用したヘアバームは、ルベル/タカラベルモント モイ バーム ウォークイン フォレスト 37g¥2,600(ヘアサロン専売品)。
Oggi10月号「イケてるまとめ髪、『その差』は、計算された『後れ毛』にアリ!」より
撮影/東 京祐(人物)、五十嵐美弥(静物) ヘア&メイク/林 由香里(ROI) スタイリスト/川上さやか モデル/林田岬優(本誌専属)、土屋巴瑞季 撮影協力/AWABEES デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/小林 文
再構成/Oggi.jp編集部