「シンプル&ベーシック」な服にはニュアンスづけをしてくれるまとめ髪が有効。それには「疲れた人」に見えない後れ毛が肝! 簡単で、オフィスにして行けるまとめ髪をヘア&メイク林 由香里さんに聞きました!
タートルネックなら高めシニョンなまとめ髪
タートルニット×ジャケットで、首周りが厚いので、高めの位置でのまとめ髪が正解。少量の前髪を引き出す程度にした後れ毛で、全体の清潔感をキープ。
ニット ¥30,000(フレームワーク ルミネ新宿店〈ジョンスメドレー〉) ジャケット¥22,000(ユナイテッドアローズ グリーンレベル リラクシング 自由が丘店〈ブラ クトメント〉) バッグ¥16,000(フレームワーク 自由が丘店〈メゾン ヴァンサン〉) ピアス¥67,200・リング¥136,500(アーツワークス〈チェリーブラウン〉)
メイクのポイントはモーブピンクリップ!
なめらかな感触、リッチな発色が魅力のモーブピンク。すっきとしたまとめ髪には、モードなリップをさりげなくさして。コーセー ヴィセ アヴァン リップスティック 012 ¥1,600
ヘアスタイリングの作り方!
ベースは32mmのヘアアイロンでゆる巻きに
32mmのヘアアイロンを使用。幅 広に髪をとり、根元を逃して髪の中間あたりから内巻きに。
使用したヘアアイロン
【ヘアアイロン】小泉成器 カールアイロン KHR-1210 32mm(編集部調べ)¥5,980
[1] ポニーテールにして、ねじりながら結び目に巻き付ける
ブラシを使わず、手ぐしで一度にざっくりと髪全体を集め、つむじと同じか、やや上くらいの位置でポニーテールに。結んだ毛束をねじりながら、ゴムを隠すように結び目に巻き付ける。
[2] ピンで4か所を留めて髪を少しずつ引き出す
1で巻き付けたあと、根元の上下左右の4か所を大きめのアメピンで留めてだんご状に。毛量が多い人は適宜ピンを増やして。きちっとしすぎないよう、ほどけない程度にシニョンの表面の髪をつまみ出す。
[3] 額から奥行き1cmのところで前髪を引き出し、硬めのワックスを塗布
前髪を額から奥行き1cm程度引き出す。硬めのワックスを米1粒分とって、手のひらにハンドクリームのようにのばしてから、指先で塗り込む。前髪には束感をキープしてくれるメンズ用ワックスが便利。使用したのは、ヘアワックス 資生堂 ウーノ マットエフェクター 80g¥580(編集部調べ)。
2018年Oggi10月号「イケてるまとめ髪、『その差』は、計算された『後れ毛』にアリ!」より
撮影/東 京祐(人物)、 五十嵐美弥(静物) ヘア&メイク/林 由香里(ROI) スタイリスト/川上さやか モデル/林田岬優(本誌専属)、土屋巴瑞季 撮影協力/AWABEES 構成/小林 文
再構成/Oggi.jp編集部