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LIFESTYLE

2018.10.19

ジャニーズWEST・桐山照史初共演!【黒柳徹子】さん主演「ライオンのあとで」記者会見全文レポート1

黒柳徹子さんの主演舞台『ライオンのあとで』の囲み記者会見を全文リポートします! 30年続く海外コメディシリーズのファイナルとなる今回は、桐山照史さんとの初共演も話題。黒柳さんも大絶賛する、桐山さんのストイックな役づくりについても明かされました。

舞台『ライオンのあとで』|黒柳徹子、30年の歴史にひと区切り

黒柳徹子が主演を務め、30年続く海外コメディーシリーズ舞台がこの秋、ファイナル公演を迎える。東京公演の幕開け前日の9月28日に、公開舞台稽古と囲み記者会見が行われ、主演の黒柳徹子をはじめ、初共演の桐山照史(ジャニーズWEST)、今シリーズ最多共演の大森博史、4度目の共演となる阿知波悟美が出席した。

ファイナル公演に選ばれた作品は『ライオンのあとで』。1997年以来、21年ぶりの上演となる。黒柳徹子が演じるのは、実在したフランスの大女優サラ・ベルナール。実際に起きた事実をもとに創作され、サラの苦悩の日々を描く。

―(司会)いよいよ初日を迎えますが、この海外コメディ・シリーズのファイナル公演ということで黒柳さんもいろいろな思いがあると思いますがいかがでしょうか。

黒柳:平成元年から始まってちょうど平成が終わるまでの30年間ずっとやってきました。いろんなお芝居をいくつもやらせていただいたので思い出がたくさんあって、うれしいなと思ってます。平凡ですみません(笑)。

―たくさんやられた中でファイナル公演にこの作品を選ばれたのは?

黒柳:非常にドラマティックな内容なのと人間のいろんな思いがこの作品には込められているような気がして、私はとても好きな芝居です。21年ぶりにやった作品です。あれから20年経っているだけあって、主役の女優さんの気持ちがよくわかるようになりました。とっても面白い変化だなと思って。

―今回は桐山さんは初共演ですね。

桐山:はい、このシリーズは僕が生まれた年に始まっているんです。ファイナルに出演させていただくことになり、勝手に縁を感じています。僕が出せる力は全部出しきりたいですね。

―難しい役どころですよね?

桐山:難しかったです…。共演者の皆さんにいろんなアドバイスをいただいて。この舞台は、ステージに立つのは6人だけなんです。言葉の立て方とかは徹子さんに教わりました。「やりにくいことはない?」と皆さんが常に気にかけてくださって、やりやすかったです! だいぶ年下の僕が言うのも申し訳ないことですけれど(笑)。

―大森さんはこのシリーズに最多出演されていますがいかがですか?

大森:最多というか、僕は7度目の出演です。その7回の間に個人的にはとても得るものがあったので、僕の中でも重要なシリーズになってますね。(このシリーズは)最後になっちゃいましたが、黒柳さんはお芝居好きでらっしゃいますから、きっとまたお芝居なさると思います。ここでひと区切りというタイミングで出られたのは光栄です。

―阿知波さんはいかがでしたか?

阿知波:私は4本…いや3本半くらい出演させていただいてるのですが。途中からのときもあったもんですから。実は去年の作品が再演だったのでお声がけいただいたものの、ほかの作品と時期がかぶってしまいお断りするかたちになってしまい、すごく残念だったんです。今回これでご一緒できるのですごくうれしくて、飛び上がって喜びました。徹子さん演じるサラに仕える役なので、サラがやりやすいようにと。

黒柳:まあ皆さんご親切で、本当によかったです。

徹子からラブコール「ジャニーズWEST・桐山照史はかわいい♡」

桐山照史

―黒柳さんは桐山さん初共演ですがどういう印象ですか?

黒柳:かわいい!

桐山:めっちゃ言ってくださるんですよ。ずーっとかわいいかわいいって(笑)。

黒柳:でも大人っぽい部分もあるし、非常に男性的なところもあるし、いいなって思いますよね。

―このシリーズには事務所の先輩である錦織さんとか植草さんも出られてますよね?

黒柳:皆さんお上手で。桐山くんも初々しい感じがしてね。この中ではたぶんいちばん年下だろうと思うんですけれど…。

桐山:そうですね(笑)。

阿知波:圧倒的に若い!

桐山:一緒くらいやと思いますよ!

黒柳:初々しい感じがして、いいなと思って。彼がセリフ言うたびにちゃんと聞いてます。

WEST・桐山感謝「徹子さんにイントネーションを正してもらった」

黒柳徹子


―どんなアドバイスがあったんですか?

桐山:僕は関西弁がどうしても出てしまうんです。今までも標準語の役をいっぱいいただいてきましたし、気を付けてはいるんですけれど今まで使ったことのないワードはやはり関西弁のイントネーションになってしまって。それを徹子さんが教えてくださったり。

黒柳:私、感心したんです。今こうして話していると関西弁ですが、芝居のときはぜんぜん。間違ったアクセントもないですし、感心します。熱心に舞台に向けて練習してるんだろうなと思います。普通に話してるのを聞くとまぎれもなく関西の方だなという感じがしますよね(笑)。舞台では全然そんな感じしないもの。えらいなと思ってます。

―結構大変でしたか?

桐山:んー大変…、そうですね。今回、すごく難しい役で。やりがいがすごくある役ですが、伝えたい一心でお客様にどう気持ちを、そしてセリフを届けるかというのが難しかったです。

黒柳:頭の上に爆弾がさく裂したためにああいうふうになってしまったあとがずいぶん研究したんだろうなと思います。歩き方、しゃべり方、とても難しい役を滑稽でなく、それでいて楽しく皆に交っていって。上手くしているし、戦争の犠牲者という感じもきちんと出ていて、ずいぶん勉強したんだろうなと見ていて感じていました。口に出して今まで言ったことはなかったんですけれど。感心して毎日見ていました。

桐山:ありがとうございます!

―勉強は結構されたんですか?

桐山:(照れながら)はい。あんまりそういうの言いたくないじゃないですか。ほんまに初めて聞いたのでうれしいお言葉をいただきました。

―具体的にはどのような役づくりを?

桐山:お医者さんにお話を聞きに行きました。こういう障害が出た方がどういう行動をとるのかなどを教えてもらいました。

―それはご自分から?

桐山:はい。めちゃくちゃ恥ずかしいです(照)。

後半の全文リポートは明日更新予定です。
【注目の舞台はこちら】
『ライオンのあとで』
作:ロナルド・ハーウッド
訳:出戸一幸
演出:高橋昌也 前川錬一

キャスト
黒柳徹子
桐山照史(ジャニーズWEST)
大森博史
阿知波悟美

【東京】EXシアターホール
10月15日(月)まで
【大阪】森ノ宮ピロティホール
10月17日(水)~21日(日)

公演情報はこちら

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