厳しい残暑も落ち着き、朝晩は涼しくなってきて、秋の気配を感じることが多くなってきました。
秋といえば、芸術、読書、スポーツ等色々と思い浮かびますが、私にとってはやはり食欲の秋! そして、秋が旬の食べ物はいろいろとありますが、馬肉もそのうちのひとつ。冬に向けて脂肪を蓄える馬肉は、9月〜11月が最も美味しい季節を迎えるそうです。
今回は職場のおじさんに「馬刺しがとても美味しい飲み屋があるよ。」と、教えていただいた100年以上の歴史がある老舗居酒屋の話です。
【さくらさしみ】がおすすめの東京最古と言われる居酒屋
最近、職場のおじさんから「馬刺しは好き? 先日知り合いのおじさんに連れて行ってもらった店の馬刺しがすごく美味しかったから教えてあげるよ。」と、淡路町にある老舗居酒屋の「みますや」を教えていただきました。
ちょうど馬肉の美味しい季節なので早速行ってきました。
外観。建物は古く、趣があります。
縄暖簾を潜って店内に入ると、壁に貼られたメニューの札や梁や天井などいたるところから歴史を感じられる空間が広がっています。レトロで居心地の良い雰囲気。
メニューは手書きで味があります。
日本酒の種類が豊富でどれにするか悩みます。
▲まずは、おじさんおすすめの「さくらさしみ(赤身)」
これ、本当に今まで食べたことのある馬刺しの中でいちばんかもしれないと思うほど美味しかったです。臭みは全くなく、さっぱりとした旨みがあり、いくらでも食べられそうな気がします。
▲「季節のぬた」
これもさっぱりとしていて美味しかったです。
▲「牛煮込」
甘めのすき焼きのような感じで優しい味でした。
▲「柳川なべ」
開いたどじょうを卵で綴じてあります。どじょうは柔らかく骨まで丸ごと食べられます。人気メニューで、早い時間に売り切れてしまうそうです。
歴史のある老舗店ですが、敷居の高さを感じさせず誰でも気軽に利用できる大衆酒場の雰囲気が魅力的です。
私も誰かに「馬刺しが美味しい素敵な居酒屋さんがあるよ!」と、教えてあげたくなるお店でした。
馬肉は、低カロリー・高タンパク質・カルシウム豊富でカロリーが低く、鉄分も豊富で、女性にはうれしい食材です。「みますや」に行かれた際には是非食べてみてください。
この日も、おじさんから教えてもらったおじさんが、職場のおじさんに「みますや」を教えてあげていました。おじさんはこうやって良いお店を伝えていくんですね。
Oggi.jp’s 小山香織
年金関係の職場で働く30代OL。女子大を卒業し、大学院生時代から美容関係の会社を経営した後、現在の職場に転職。女性ばかりの環境に暫くいたことにより、働く男性(おじさん)達の素敵な価値観に関心を寄せる日々。最近の趣味は、おじさん達の影響もあって楽しく飲むこと、食べること、ゴルフ、競馬。そして、女性らしさを忘れないためのホットヨガ。今までおじさん達から教えていただいた社会を上手く生きる方法を綴ります。2018年4月からoggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。