自分でも、ファッションはそれなりにいいかもと思ってる。でもメイクって本当に難しい――そう感じているOggi読者って実は多いんです。改めて今、自分らしい今どき顔について考えてみませんか?
トゥーマッチな「盛り」感はないのに、なぜかハッと印象に残る―― 各女性誌で活躍する河北裕介さんが、「働く女子」に必要なそんな顔のつくり方を教えてくれました。ちょいテクで、時間のない朝も実行可能!
甘顔さんのいつものお仕事メイク
「アイメイクを絶対に盛らないこと! それだけで顔の印象がぐっとおしゃれになる」
使うアイテムはこちら!
[A]ルナソルのアイバーム
クリームタイプながら、肌になじませるとサラリとした質感に変化。カネボウ化粧品 ルナソル シマーカラーアイズ EX03 ¥2,500(限定品)
[B]メイベリンのマスカラ
にじみにくく、お湯で簡単に落とせる繊細ロングタイプ。メイベリン ラッシュニスタ N 01 ¥1,200
[C]シャネルのクリームチーク
肌に溶け込むようになじみ、健康的な血色を叶えるクリームチーク。シャネル レ ベージュ スティック ベル ミン 25 ¥5,500(6月1日発売)
[D]イヴ・サンローラン・ボーテのバーム
ジュワッとナチュラルに色づき、保湿力も高め。イヴ・サンローラン・ボーテ ヴォリュプテ ティントインバーム 14 ¥4,300(限定品)
メイクをレクチャー!
[1]クリームシャドーをアイホールに
まぶたの骨格を自然に掘り起こすAの淡ブラウンシャドウをアイホールになじませるのみ。目元は抜け感を意識。
[2]まつげを上げず、マスカラをひと塗り
甘顔さんは特に、まつげ強調はNG。Bをワンストロークすれば十分。デカ目にしないほうが美人になれると心得て。
[3]クリームチークを頰骨に沿ってオン
Cのコーラルレッドの練りチークを頰骨の高い位置に沿って楕円形に。血色感は気配でいいので、つけすぎ厳禁。
[4]色つきバームをなじませる
赤みの強い濃いピンクではなく、Dの青み系薄づきピンクをチョイス。かわいさよりも涼やかさを唇に宿して。
完成したメイクがこちら!
「甘顔さんのいわゆるかわいいメイク。アラサーになったら子供っぽく見えるだけです。下手すりゃイタい大人と紙一重。まずは騙されたと思ってアイメイクをとことん引き算してみて。バッチリ上げたまつげをやめ、アイラインも思いきってやめてみる。それだけで甘さ控えめになり、抜け感が出て、かわいい→美人のベクトルへと変わるから。チークはフレッシュなクリームタイプ、リップを涼しげなピンクでまとめると、清潔感があってやわらかい女性らしさが出せます」(ヘア&メイク河北さん)
ブラウス¥10,000(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店〈ビューティ&ユース〉)
甘顔さんってこんなタイプ
✔︎ふっくらとした丸顔
✔︎顔のパーツが全体的に丸い
✔︎キレイよりかわいいと言われることが多い
✔︎フェミニンな印象に見られることが多い
✔︎レースや華奢アクセが得意
2018年Oggi7月号「おしゃれな顔で働こう!」より
撮影/菊地泰久(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/川上さやか モデル/大石参月、上西星来 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部