自分でも、ファッションはそれなりにいいかもと思ってる。でもメイクって本当に難しい――、そう感じているOggi読者って実は多いんです。改めて今、自分らしい今どき顔について考えてみませんか?
トゥーマッチな「盛り」感はないのに、なぜかハッと印象に残る-- 各女性誌で活躍する河北裕介さんが、「働く女子」に必要なそんな顔のつくり方を教えてくれました。ちょいテクで、時間のない朝も実行可能!
辛顔さんのここぞのプレゼン顔メイク
「キメキメすぎず、でもキメる(笑)。頑張りすぎていないキリリ顔を目ざそう」
使うアイテムはこちら!
[A] NARSのアイシャドーパレット
マットブラウンとカッパーを使用。NARS フルールファタール アイシャドーパレット ¥5,900(限定品)
[B] シャネルのフェイスカラー
シェーディングカラーほど濃くつかない絶妙な発色。シャネル レ ベージュ アーモニー プードゥル ルミエール ライト ¥7,000(6月1日限定発売)
[C] ローラ メルシエのリップ
モードにならないテラコッタブラウン。やわらかなつけ心地。ローラ メルシエ ヴェロア エクストリーム マット リップスティック フィアス ¥2,800
メイクをレクチャー!
[1] 2色を混ぜてアイホールに
Aのブラウン系2色(パレット左下の2色)で奥行きのあるダークブラウンアイに。チップよりもブラシのほうが、色が軽やかにのって◎。
[2] ウォームブラウンチークは頬骨下にシャープに
Bのフェースカラー全体を混ぜてブラシに取り、頰の高い位置より下側に。頬を引き締める感覚でのせて。
[3] 輪郭を取り、内側を塗りつぶす
Cのスティックでゆっくり唇の輪郭をなぞってから内側をなじませると、アウトラインがブレにくく失敗知らず。
完成したメイクがこちら!
「ヘアもタイトにまとめて気合い十分、仕事でビシッと決めたいときに辛顔さんがやってはいけないのは、アイラインに頼ること。目を強くしすぎるとどこか威圧感が出てしまい、余裕が感じられなくなる。僕が提案したいのは、温かみのあるブラウンのワントーンメイク。やわらかさを残しつつも、顔立ちがスッと引き締まる。こんなふうに肩の力が抜けた洗練顔でプレゼンに臨める女性が、素敵だと思う」(ヘア&メイク河北さん)
ブラウス¥29,000(デミルクス ビームス 新宿〈チノ〉) ピアス[右耳]¥17,000・[左耳]¥11,000(ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉)
辛顔さんってこんなタイプ
✔︎ すっきりとした面長顔
✔︎ 顔のパーツが全体的にシャープ
✔︎ かわいいよりキレイと言われることが多い
✔︎ 知的な印象に見られることが多い
✔︎ シャツやパンツスタイルが得意
Oggi7月号「おしゃれな顔で働こう!」より
撮影/菊地泰久(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/川上さやか モデル/大石参月、上西星来 デザイン/高橋桂子 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部