靴の裏張りについて熱く語らせてください。
「素敵な靴が素敵な場所に連れて行ってくれる」一度でも聞いたことがあるだろうこのセリフは、ヨーロッパの女の子ならだれしもが知っている古い言い伝え。
大人になればなるほど、服がシンプルになればなるほど、靴だけは良いもの主義に変化していくかと思います。
良い靴を意識するようになったのは26歳くらいから。初めて買ったペリーコのパイソン。今でも履いた瞬間の喜びを憶えています。長持ちさせたいが一心で、その時から高い靴を買うたびに、日本橋のデパートの靴屋さんに裏張りをお願いしてきました。
裏張りするとしないでは何が違うのか。
滑り止め効果、靴底のすり減りを軽減させることが出来ます。ヒールはもちろん、フラットシューズやサンダルだって使っていればすり減るので、裏張りする必要があります!
私は、購入してから必ずすぐ持ち込む様にしています。なので履きたいのはやまやま、しばらくお預け。ただ、裏張りはどちらにしても底を削ってからラバーを貼付けるので、数回履いたくらいで持ち込んでももちろん大丈夫です。
お値段は、大体2,000円〜。もちろん、持ち込む手間はありますが、良い靴ならばファッションをより長く楽しむためにも、必ず裏張りをしてほしいなと思います。そして、初めに裏張りして終わりではなく、定期的なメンテナンスも必須です。
今は100円ショップにも裏張りシールが売ってるそう。応急処置として、こちらで代用するのも手。
良い場所に連れて行ってもらうべく、これからも靴の裏にまで気を配りつつけていきたいものです。
吉田なぎ沙 Oggi Beauty Icon
2014年からOggi Beauty Icon(Oggi専属美容読者モデル)として活躍。