【お悩み】コーディネートがいまいちまとまってないような気がして…
[BEFORE]
相談者|Oggi専属読者モデル谷 友梨香さん
外資系メーカー勤務。きれいめで品のあるスタイルを心がけている一方で、キャラが若干迷走中。
Oggi守屋編集長とスタイリスト渡辺智佳さんの、お悩み解決座談会
谷 周りからはよくきれいめな格好が似合うねって言われるんですけど、個人的にはかっこいいファッションも好きで。その配分バランスがよくわからなくなってきちゃってます。
スタイリスト渡辺 今日の格好でいうと、中がきれいめファッション、アウターや小物が谷さんの好きな辛口ファッションってことだよね。今どきシンプルを狙うなら、色やテイストは交ぜないほうがいいのでは?
編集長 守屋 そうだね。谷さんは淡い色でまとめるとパッと華やぐし、濃い色でまとめるとキュッと締まる。潔くどちらかの色に寄せるのがいいと思う! ちなみに今日のアクセサリーはどんな色をつけてるの?
谷 耳と首はイエローゴールド、手まわりはホワイトゴールドです。
編集長 守屋 アクセサリーも同じく。色を交ぜず、『使い分け』するのが正攻法だね。甘いのも辛いのもいける顔立ちだからつい両方に手を出しがちだと思うんだけど。
谷 わかりました! ちなみにきれいめな格好を選んだ場合、小物はどんなものを選べばいいでしょうか?
スタイリスト渡辺 スカーフで色をちょこっと差す、とか靴をシルバーやPVCを使った異素材コンビにするとか。服がきれいめな分、ひとクセあるものを選ぶのがいいと思いますよ!
【解決策】上品リッチなテイストに統一を! まずは色味をそろえるところから
[AFTER]
POINT1|ライダースはベージュのスエード素材 に
「黒のハードなライダースは、バイカラーニットに合うなじませカラーのベージュにチェンジ。よりやわらかい印象に仕上がるスエード素材だとなお◎」ジャケット¥88,000(GUEST LIST〈upper hights〉)
POINT2|なじみのいい、プレーンなバッグを
「淡い色のコーディネートに合うクリーンな白を。全体の色味がまろやかなので、バッグのフォルムはかっちりめを選ぶと印象が締まります」バッグ¥18,500(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉)
POINT3|色味はスカーフでほんのりプラス
「色を差すなら、このくらいのさりげなさが正解。コーディネートとリンクする淡トーンのスカーフを選べば、着こなしに心地いい調和が生まれます」スカーフ¥16,000(フラッパーズ〈マニプリ〉)
[OTHER CHOICE]
きちんとしたい日はジャケットで!
「ライダースをジャケットに替えれば、大事な会食シーンにも◎」ジャケット¥34,000(NATURALBEAUTY〈NATURAL BEAUTY Purpose〉) バッグ¥14,000(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) スカーフ¥9,800(ルーニィ)
座談メンバー
本誌編集長 守屋美穂|今どきシンプルなOggiスタイルの立役者が満を持して参戦。的確なファッションアドバイスは必見。
スタイリスト 渡辺智佳|Afterコーデを担当。大手銀行の総合職という前職の経験を生かした鋭い見解に定評がある。
2018年Oggi4月号「脱・普通のシンプル、4人の変身実例!」より
撮影/中田陽子(人物)、寺山恵子(静物)スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) 構成/大椙麻未
再構成/Oggi.jp編集部