こんにちは、editor_kaoです。

雑誌の仕事をしていると、人気の旅先は季節外れに行くことがあたりまえ。なぜなら、読者がいちばん訪れたい時期に本が出るため、必然的に、取材はその前になってしまうからです。
やっぱりしんどい……夏の京都訪問
ここ数年、毎年京都の特集に携わっていますが、秋号では夏に、春号では冬に、京都を取材しています。いわずもがな、夏はものすごく暑くて、冬はものすごく寒いのが京都。地球温暖化のせいか、昨年の冬はそれほど寒い思いをしませんでしたが、夏はもう、ねえ……。
先週末も、月末からの取材に向けた下見で、ひとりで京都を訪れたのですが、ウワサどおりの酷暑!朝からいろんな場所を見て回っていたら、昼を過ぎたあたりから、カンカンと照りつける太陽に身の危険を感じるほどに。途中カフェに入っては涼み、お店に入っては涼みの繰り返し。どこに行っても店員さんに「東京から?暑いのに、ありがとう〜」と、労わっていただいたのは、とってもうれしかったけれど、暑いものは暑い。体調を崩しては元も子もないと、夕方早めにはホテルに戻るようにしていました。
身に沁みて感じる、日傘の大切さ
もちろん、街を歩いている間は、キャップと日傘をダブルスタンバイ。特に日傘は、UVカット率100%、遮光率100%の本気モードのものを差していたので、心なしか傘の下だけ気温が低い気が。私、ふだんは少しの雨くらいなら(傘を持っていても)指さないくらい傘が苦手なのですが、このときばかりは日傘の実力が身に沁みました。おかげで夕方にはヘロヘロになったものの、なんとか元気なまま、東京に帰ることができたのです。
「京都で別人になる」その意図するところは
えーと、前置きが長くなってしまいましたが、これからが本題(!)
タイトルに「別人になる」とあるのは、この京都出張の間に「キャップの代わりに、持っていたバンダナを頭に巻いてみた」というお話がしたかったからです。初日に予想以上に日傘が大活躍したので、「これならキャップではなく、バンダナを頭に巻くくらいでも大丈夫かも」と、思いついたのがきっかけで。実は、密かに憧れていたんです。頭にバンダナやスカーフを三角巻きにするスタイル。ただ私には思いきったアレンジなので、東京では挑戦することができませんでした。
でも、誰も私のことを知らない京都だったら!旅の恥はかき捨て、を体現するかのように、三角に折ったネイビーのバンダナを、頭に巻いてみました(本当はあご下で結ぶのが今っぽいアレンジですが、そこまでの勇気がなく、首の後ろで結ぶことに)。
すると……なんだか、思ったよりなじんでる!
服は、前回のコラムでご紹介したラッシュガードのワンピースでしたが、それとの相性もよく、キャップより女っぽい雰囲気に仕上がって。キャップのように頭の中が蒸れず、適度に暑さもしのげて、なかなかよいではないですか!これなら今度、東京でも試してみようかなー。

「試したいけど気恥ずかしい着こなし」こそ、旅先で
こんなふうに「試してみたいけど、ちょっと気恥ずかしい着こなし」を、旅先で実践してみるの、おすすめです!コーディネートの幅も広がりますし、いつもと違う「別人の私」になるのも、ふだんは味わえない快感です。それほど大胆な挑戦でなくていいんです。手持ちの服を「柄×柄」「色×色」で組み合わせてもいいですし、いつも以上に肌を見せてみたり。「買ってはみたものの、一度もそでを通していない服」を持って行くのもいいですよね。
小さな変身願望を叶えてくれるのが、まさか旅先だったとは。出張中に、ふと思いついたアイディアでしたが、これからはそんな楽しみも計算しながら、旅のワードローブを組み立ててみようかなって思います。
【今日のひと手間】
こちらが、京都出張に持っていった、バンダナと日傘。バンダナは、展示会のノベルティでいただいたもの。首や頭に巻く場合は50㎝角がおすすめなのですが、今思えば、薄手のコットンの、やわらかい素材感だったのもよかったなと。日傘(晴雨兼用です)は、ネットで購入したkonciwa。軽量かつワンタッチ開閉式で、すごく使い勝手がいいです!

イラスト/柿崎こうこ



