ヌーベルヴァーグの流れを作ったと言える映画の聖地
貴重な映画フィルムを修復・上映してきたCinémathèque française(シネマテーク・フランセーズ)。フランス映画界への新しい波「ヌーベルヴァーグ」を導いたジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーが通い詰めた、映画の聖地的な場所です。学生が多くいる5区にありましたが、2005年からは12区のモダン建築に移りました。

Cinémathèque française(シネマテーク・フランセーズ)
住所:51 Rue de Bercy, 75012 Paris
現在は映画上映、展覧会、図書館、カフェと、映画を存分に楽しむことができる施設になっています。
マリリン・モンロー展へ
映画にまつわる様々な切り口で、展覧会を行うシネマテーク・フランセーズ。この春夏は、生誕100周年を迎えたマリリン・モンローの展覧会が行われました。

その生涯自体が伝説的なマリリン・モンロー。デビュー前の様子、普段愛用したワードローブ、作品のアーカイブを辿り、今も多大な影響を与える映画界のアイコンである彼女に迫る内容でした。



この展覧会中は、シネマテーク・フランセーズで様々なマリリン・モンロー出演の映画が上映されました。彼女をオマージュしたジャズライブ、屋外ショーなども。次はどのような映画にまつわる展覧会があるか、楽しみになりますね。
常設展示 Musée Méliès(メリエス美術館)も必見

世界で最も有名な映画の一つ、「月世界旅行」(1902年)。この映画を作ったジョルジュ・メリエスの技術を讃える展示がこちら、Musée Méliès(メリエス美術館)。シネマテーク・フランセーズの中に常設されています。
ジョルジュ・メリエスは映像をただ記録するのではなく、マジックのような技術で魔法のような映画を生み出しました。「映画の魔術師」と言われた彼の創作過程に、この美術館で触れることができます。フランスの名映画も展示されています。
CAFÉ LOLAで映画を語るひとときを



映画や展覧会を観たあとは、同じ建物内にあるCAFÉ LOLAでお茶を。ジャック・ドゥミ監督によるフランス映画「LOLA」(1961年)から名付けられました。その映画は美しい老舗ブラッセリーを使用して撮影されたものなので、映画へのオマージュがこのカフェの名前・インテリアに施されています。LOLAを鑑賞してから訪れて、登場人物達に想いを馳せるのもいいですね。

パリの文化と歴史は映画と切り離せないものだと感じます。パリへ訪れたら、ぜひシネマテーク・フランセーズへ訪れてください。パリの新しい一面に出会えるはず!

Ayami Okura
パリ在住スタイリスト・ライター。パリやヨーロッパで日々見つけるトレンド/カルチャー、ロマンティックなファッション&ライフスタイルをご紹介していきます。
instagram:@ayamiokura



