〝このままもっと一緒に進んでいきたい〟という想いが強くなった
2024年9月にデビューした5人組グループ・WILD BLUE。2025年9月23日には1周年記念イベント「WILD BLUE 1st Anniversary~SKY VOYAGE~」を開催し、ファンと一緒にお祝いしたのも記憶に新しいところ。
デビューしてから目覚ましく活躍してきたWILD BLUEが、この1年の振り返りから最近のことまで、たっぷり語ってくれました。
──1周年記念イベントを終えてどんなお気持ちですか
山下幸輝さん(以下、幸輝):デビューから一年が経ったんだなって改めて感じた日でしたね。新曲『君の笑顔とあの空』を披露したときのSTARRY(WILD BLUEのファンネーム)の反響を見て「このままもっと一緒に進んでいきたい」という想いが強くなりました。もっともっと、僕らの違う一面を見せていきたいです。
宮武颯さん(以下、颯):僕らの想いを受け取ってもらえるかなとか、どれくらいの人が来てくれるのかとか、ずっと不安だったんです。前日も、会場にお客さんがいない夢を見たりして。でも終わってみたらとても楽しかったので、ほっと安心したのが大きいですね。
鈴川直弥さん(以下、直弥):1周年記念イベントを終えてみてその余韻もあったんですが、寂しさもあります。ほんまに終わったんやなって、ちょっとロス気味です。STARRYと時間を共有できる機会を増やしたいなって改めて思いました。
池田優斗さん(以下、優斗):今回のイベントではサプライズの発表だったり新曲披露だったりとコンテンツが盛りだくさんだったんですが、純粋に早くまた次のステージに立ちたいって思ったのが一番大きいです。場所はどこでもいいので、STARRYの前でまたパフォーマンスしたいっていう気持ちでいっぱいになりました。
鈴 陽向さん(以下、陽向):パシフィコ横浜でデビューショーケースを開催して、1年経って幕張で記念イベントをできるなんてすごいなと改めて実感しました。STARRYもたくさん集まってくださって、素敵な1周年記念になったなと。これからまだまだ走っていくぞって気持ちが引き締まりました。

──デビューして1年間で、ご自身が成長したと思うことを教えてください
優斗:グループ活動とは別角度になってしまいますが、この1年で食に対する我慢が強くなりました。WILD BLUEとしての活動がスタートするまでは、食事制限っていう制限をあまりせず好きなものを食べていたんです。今でも食べたい気持ちは変わらずありますが(笑)。我慢して食べるものを制限しているというより、食べるものを意識できるようになってきたかなと思います。
直弥:僕は以前より表現の幅が広がり、それに体がついてきているなって。幅広いレッスンを受けるようになって、ダンスや歌への感性が自分の中で大きく変化した感覚があります。それまでは一辺倒だったんですが「こういうのもあるんだ」という知見が広がって、自分に合ってる、向いているものがちょっとずつわかってきた気がします。
陽向:僕はメンタルですかね。WILD BLUEとしてデビューした当初は「世間からどう思われてるんだろう」って考えて怖くなることもあったんですが、1年経った今は、周りからの見え方を気にしすぎないようになったと思います。5人でいろいろなことをするうちに自信がついていって、日に日にメンタルが強くなりました。
颯:僕はプロデュース力です。セットリストや衣装、演出までメンバーで話し合って作り上げた1周年イベントでそう感じました。
幸輝:瞬発力というか、臨機応変に対応する力が上がりました。さまざまなステージでその場の空気感を味わいながらパフォーマンスさせていただくことで、何かイレギュラーが起きても物怖じせずに対応できるようになったかなと。陽向と同じで、僕もメンタルが鍛えられたと感じています。

──考えが分かれた場面があれば、どうやって一つにまとまっていきましたか?
陽向:意見がぶつかったとしても、対立することはほぼありません。颯が意見を出してくれることが多いですが、的確なのでみんなすんなり受け入れることが多いですね。
──支えになったメンバーの言葉や行動を教えてください
優斗:パフォーマンスしているときに目が合ったりすると、より5人を感じられて、力が湧いてきますね。 そういう振り付けが多いというのもありますが、1人で戦ってるんじゃないんだ、みんないるんだという心強さを感じます。パフォーマンス時に緊張していても、目が合うとその緊張が一気にほぐれて、普段の楽しい感じに戻れるんです。
幸輝:スケジュールが詰まっているとき、陽向の「ご飯行く? 」って一言に助けられています。忙しいとご飯食べに行きたいって気持ちにあまりならないんですけど、陽向が気軽にご飯誘ってくれると「行きたい! 」ってなるんです。なんだか魔法の言葉みたいで(笑)。日々助けられています。
陽向:行きたくて行ってるからな〜(笑)。メンバーとご飯を食べに行くっていうのは僕にとって一つの交流として大事にしていますね。普段話せないようなことも、ご飯食べながらだとお互いリラックスして話せることもありますし。
直弥:僕と幸輝は焼き鳥屋によく一緒に行くんですけど、そのときに幸輝が「今のままでいいよ! 」って急に言ってくれるのが励みになっています。
幸輝:颯に関してはむしろ、僕たちが支えられていることの方が多いです。この中で一番リーダー的な頼れる存在。颯がいてくれてよかったって思うシーンばかりです。

──初の冠番組「WILD BLUEのわぶっていきましょう!」でグループのどんな姿を見せていきたいですか
幸輝:「WILD BLUEのわぶっていきましょう!」は、ゲストをお迎えしてのトークやゲストとの挑戦企画を通し、WILD BLUEとしての飛躍を目指す番組です。この番組で、僕らがテーマに対して真剣に向き合って取り組んでいる姿や楽しんでいる姿、成長していく姿を、STARRYに見てもらえたらうれしいです。意外とそういう一面を見せることがなかったので、この番組がいい機会になればと思っています。ロケ企画もあるかも? 楽しみにしていてください!
──楽屋や移動中の“WILD BLUEあるある”は?
陽向:デビュー当時はすぐゲームを始めるなどしてわちゃわちゃしていましたが、最近は落ち着きました。静かになりましたね。
直弥:「静かBLUE」だね。
幸輝:うんうん、大人になった!
陽向:朝、楽屋に入ると、みんな眠そうだなって感じるときもある(笑)。でも相変わらず、ふざけるときはふざけます! ゲームもよくやるよね。
幸輝:颯がゲームを発案してくれます! この間は、 3つのワードを出し、そのワードを織り混ぜて怖い話をするゲームを控室でやりました。
颯:しかも即興で! パパッと3つのワードを挙げて「昔の話なんですけど〜 」って語り始める、みたいなね。
直弥:不意にゲーム大会が開催されますね。

──最近ハマっていること、リフレッシュ法を教えてください
幸輝:最近、いい香りのボディスクラブを手に入れました。スイカを思わせるような香りなんですが、それがめっちゃいいんですよ! ボディソープ、ボディスクラブ、ボディクリームをライン使いしていて、いい香りをまとって寝るのがとにかく最高。それが今のマイブームです。
直弥:貸してほしい〜。
幸輝:自分で買ってください(笑)!
直弥:僕はDTM(Desk Top Music/デスクトップミュージックの略)が好きなんですが、最近ようやくエレキギターを練習し始めました。1音ずつ重ねる「アルペジオ」を弾いているときが一番気持ちいいです!(実際に弾くマネをしながら)
エレキギターの演奏をどこかで披露する予定は今のところ考えていなくて、自分の曲に使うなど制作に活用できたらいいなって思って練習しています。
優斗:僕はすごくマニアックなんですけど、音楽配信アプリで楽曲をお気に入り登録してプレイリストを作ることにハマっています。これまでは都度曲を検索して聴くスタイルだったので、あえてお気に入り登録をしていなかったんです。今は移動中に聴きながらいいなって思った曲や、自分で調べて聴きたいと思った曲にお気に入りボタンを押して、自分だけのリストが増えていくのが最高に楽しいです。
陽向:僕は夜の0時に、コンビニへカフェラテを買いに行くこと!その時間にカフェラテを飲むことにハマっているんですよね。でもちゃんと眠れます。

幸輝:カフェイン摂取したのにちゃんと寝れるのね(笑)。
直弥:陽向らしいな。
陽向:カフェイン摂取しても即寝しちゃう。
幸輝:夜の散歩が気持ちよく感じる気温になったもんね。わかるわかる。
陽向:そう。カフェラテを飲みたいのはもちろんだけど、夜に外の空気を感じるのがリフレッシュになっているのかもしれないです。
颯:マイブーム… なんだろうな… 。(長考の末)物件サイトを見ることかな?
一同:(笑)
幸輝:それがブームなの(笑)?
颯:かれこれ1か月くらい、物件サイトを開いて新着を見るのがクセになっています。

落ち着いた雰囲気もありつつ、WILD BLUEならではのわちゃわちゃした空気感でこの1年を振り返ってくださったみなさん。インタビュー後編では、10月10日に配信がスタートした6th Digital Single「君の笑顔とあの空」を初めて聴いたときの印象や初披露時の思い出など、新曲について深掘りします。インタビュー後半の記事は11月29日12時公開予定です。お楽しみに!
【取材MEMO】
・全員でのカットを撮影する際、幸輝さんが「集合! 」とメンバーを呼びかけるリーダーぶりを発揮。
・グループ結成発表の際に、ゲームマスターの称号を与えられていた颯さん。楽屋あるあるの話題になると、最近自身が提案したゲームについてジェスチャーつきで教えてくださいました。
・直弥さんはソロカットの撮影中もモニターを見ながらポーズや角度などを調整し、撮影後もご自身の写りを確認されていました。
・優斗さんは、少し考えてしまうような質問の際も、率先して答えてくださいました。
・幸輝さんが「忙しいときに不意に陽向がご飯に誘ってくれる」というお話をしている際、陽向さんが懐古するように深くうなずきながら「単にご飯に行きたいからなんやけどな」と少し照れたような様子をキャッチ。
【WILD BLUE 公式アカウント】
公式X:@wildblue_ykme
公式Instagram:WILDBLUE_YKME
公式TikTok:@wildblue_ykme
公式YouTube: www.youtube.com/@WILDBLUE_YKME
公式Pinterest:https://www.pinterest.jp/wildblue_ykme/_created
オフィシャルサイト:wildblue-official.com
撮影/黒石あみ 取材/岡野亜紀子、近藤亜衣子



