羽織ものに合わせたい! 抜け感のあるシュシュアレンジ

ジャケットやジレなどの羽織りもの。きちんと見せできるアイテムですが、どこかで抜け感や柔らかい雰囲気を演出したいときもありますよね。そこで、簡単に抜け感をプラスできるヘアアレンジを人気サロンのスタイリスト・保科真紀さんに伺います。さらに、今っぽい顔周りの作り方も教えていただきました。
かっちりとした羽織りものに合わせるのは甘め印象のビッグシュシュ。シュシュのふわっとした素材感が女性らしさや柔らかさを添えて、大人の甘辛バランスに。シンプルにシュシュを結ぶだけではなく、ちょっとしたコツがあるので作り方をぜひチェックしてくださいね。
最近はフェイスレイヤーを入れている人が多いと思いますが、日によって外巻き、内巻きを使いわけるのもおすすめ。顔周りの作り方次第で印象チェンジを楽しむことができ、“顔周りさえ整っていればきちんとした印象を与えられる”と保科さん。顔周りはおしゃれ感を左右するポイントでも。
シュシュを使ったポニーのコツと顔周りの作り方をご紹介します。
STEP1:スタイリング剤で下地を作る

スタイリング剤を指の間まで伸ばし、髪全体になじませます。特に、もみ上げ〜サイドにしっかりなじませるのがポイント。

襟足も根本からしっかりめに。緩めのアレンジのため、崩れてこない土台づくりが大事。使用量は多めにロングで4プッシュ。
〈使用したスタイリング剤はこちら〉

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髪になじませやすく、重くならずに適度なまとまり感とツヤを与えてくれるヘアミルク。広がりやうねりをおさえ、ベタつかない軽い質感。
STEP2:細めのゴムで結ぶ

おくれ毛を残して細めのシリコンゴムで髪をポニーに結びます。
STEP3:結び目をずらす

結んだゴムをぐっと下げることで、抜け感を演出。頭皮から7〜10cmほど距離がある方がバランスよくシュシュがおさまります。結んだ後にきゅっとしたくなりますが、きつく結んだままだと幼いイメージになるので大胆に下げてOK。
STEP4:シュシュを結ぶ

ずらしたゴムの上部でシュシュを結びます。こうすることでゴムがストッパー役になりシュシュの落下防止にも。

耳の上の毛束を引き出し、ゆるみのニュアンスをプラス。
STEP5: 顔周りはその日の気分で使い分けてメイク!
内巻き:ナチュラルでかわいい印象に

顔周りは内巻きにするとナチュラルモードな仕上がりに。

ライン感を強調するとモード感がUPし、かわいい雰囲気にするならカール感を強めて。
外巻き:立体感のある韓国風に

大人の韓国風ヘアを楽しむなら外巻きに。

立体感のあるキレイめ印象で色っぽさも演出できます。また、縦長が解消できるため面長さんにおすすめ。
ヘアアレンジ完成!

きちんと感のある羽織ものに合わせたいシュシュアレンジの完成。テクニックいらずでちょっとしたコツをおさえるだけで、こなれ感が叶うのも嬉しい。ぜひお試しを!
ヘアスタイリスト/保科真紀(uka 東京ミッドタウン 六本木) 文/小平多英子

uka 東京ミッドタウン 六本木 保科真紀さん
サロンワークをメインに、ヘアショーやセミナーでも活躍。ヘアだけでなくメイクやアレンジの提案にも定評があり、SNS発信のセルフヘアアレンジ動画が好評で、著書『ヘアゴム一本で何とかする』(KADOKAWA)も。
Instagram:@uka_makihoshina

SALON:uka 東京ミッドタウン 六本木(ウカ トウキョウミッドタウン ロッポンギ)
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア2F ビューティー&ヘルスケアフロア
電話:03-5413-7236
営業時間:9:00〜20:00
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