【King & Prince・平野紫耀】初主演映画「honey」完成披露イベント全文リポート1
今春デビューするジャニーズのアイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が初主演を務める映画「honey」。2月21日、完成を記念したスペシャルイベントが行われ、会場には大勢のファンが集まった。
―さあ、では、さっそく登場していただきましょう。主人公・鬼瀬大雅役を演じ、本作で映画初主演となるKing & Prince・平野紫耀さんです。
大歓声のなか、平野が登場。
平野:「honey」で鬼瀬大雅役を演じた平野紫耀です。よろしくお願いします!
―早速ですが、完成披露試写会直前スペシャルイベントということで、改めて平野さん、映画の初主演おめでとうございます! まずは集まったファンの皆様に映画初主演の生報告をお願いします。
平野:はい、ありがとうございます。本日、これから皆さんに観ていただくのですが、映画を観終わってからすっきりした顔で「鬼瀬くん、かっこよかったな」って思って自宅に帰っていただけたらうれしいなと思ってます(笑)。
―King & Princeデビューですね! おめでとうございます! そしていきなりここで映画初主演となってステージにおひとりで立っていて今、どういう心境ですか?
平野:ありがとうございます。今日はひとりなのですごくそわそわしています。普段は横にあと5人並んでるんで、「あれ?どこにいったのかな?」っていう感じです。今回はグループの代表という気持ちでここに立たせていただいてます。
平野紫耀、メンバー髙橋海人に「主演映画ドヤ顔で褒められた」
―完成した映画を観てどうでしたか?
平野:そうですね、最初に観たときは不安な気持ちでいっぱいだったんです。あそこの芝居大丈夫だったかな~って。まだ客観的に観れてなくて。試写には、うちのメンバーの髙橋海人を連れて行ったんです。「今まで観た少女漫画が原作の映画の中で1位、2位を争うね」って何故かドヤ顔で言われたんですが(笑)。でも、素直にうれしかったですね。不安と緊張でいっぱいのなか撮影したものだったのですが、良いと言ってくれたので緊張がほぐれました。
―改めて「honey」の見どころを教えてもらえますか?
平野:僕の中で少女漫画といえば壁ドンしまくってたり、アゴクイ? とか(と言いながら平野が手をアゴクイ風に動かすと「キャー」という悲鳴が起こる)
―すごいですね、バーチャルアゴクイで悲鳴が上がりましたよ。
平野:バーチャルで(笑)。(壁ドンやアゴクイなど)そういうのをいっぱいしているイメージなんですけど、「honey」は鬼瀬くんの人間味があふれている作品だなと思いました。恋愛だけじゃなく友情や家族愛も丁寧に描かれているので誰もが共感できる作品なんじゃないかなと思います。
―鬼瀬くん的な見どころはどこですか?
平野:鬼瀬くんは、ギャップがある子なんです。ふだんは目つきはがキツいけど、笑ったときに、ふにゃっとした笑顔がかわいいところとか、そういうギャップを楽しんでいただきたいです。一途さを一生懸命出しているのでそこも注目してほしいです。
―正直、厳しい目のときこわかったです。あの目は難しかったんじゃないですか?
平野:そうですね、僕自身もそんなに眉間にしわ寄せて暮らすほうではないので。お風呂でシャンプーしながら練習してたんですが、どうしても眉間にしわを寄せることに集中しすぎてシャンプーが目に入るんですよね。
―眉間にしわを寄せるのって今できますか?(平野、眉間にしわを寄せてみるも、照れて笑ってしまう)
平野:ちょっと、今恥ずかしくてできないですけど! でもあのときは鬼瀬くんになりきってやっていたので、映画の中の鬼瀬くんを観ていただけるとうれしいですね。(と言いつつふにゃっと笑う)
―どうしてもふだんの平野さんはふにゃっとした笑顔になっちゃうんですね! 映画を観るときにここに注意すると面白いかなというポイントはありますか?
平野天然伝説更新! 「監督の嘘信じて草むら転がるとこだった」
平野:「こういうところ」ですよね~。どこだろうな~。撮影中に、ずっと監督に嘘をつかれながら撮影してたんですよ。1日1個くらいのペースでずっと嘘つかれていたんです。
―例えばどんな?
平野:「監督!」って話しかけると「しーっ。ここら辺、喋っちゃいけない地域だから」って言いだしたから「なにそれ!?」って思って。そういう小さい嘘がいっぱいあったんですよ。鬼瀬くんと奈緒ちゃんが山を下りながら話すシーンで「ここ、平野は草むら転がりながら喋るから」って言われて「あっそうなんだ」って思って。周りのスタッフさんも草を一生懸命刈っていたので「マジでやるんだな~」思ってズボンをたくし上げていざ行こうって思ったときに「じゃあ、平野歩きながら行って~」って言われて。だから、草むら歩いてるシーンは「あ、ここ平野、転がりながらセリフ言おうとしてたんだな」って、思いながら見てもらえれば(笑)。
―平野さんだけ心配して緊張しながら演じていた?
平野:そうですね、隣で平さんがポカーンとしてました。
―監督の優しさというか緊張しないための気使いだったんですかね?
平野:そうですね。監督が初日の顔合わせのときから、みんなでトランプやってくれて。場の雰囲気を和ませるために、僕らとスタッフさんの距離を縮めてくれる素敵な監督でした。
ファンからのサプライズに喜び全開も「ひとつだけ残念なことがありました」
―さて、ここからは、映画の完成を祈念して除幕式を行いたいと思います。スペシャルスタンディを特別につくりました。
(黒い垂れ幕をかけられた巨大な物体が登場)
平野:でか!
―序幕のタイミングなんですが、私のほうから…
(とここで平野が用意された紐を軽く引っ張る)
―まだですよ! 私が「映画初主演おめでとう」と言いますのでそのタイミングで引いてくださいね。一発勝負ですからね。
平野:あ、一発勝負ですか?
―そりゃそうですよ! では皆さん、まいりますよ。せーの!
会場:「映画初主演おめでとう」
平野:よいしょ~!(と紐を引っ張ると、会場に集まったファンが金銀テープでサプライズお祝い&垂れ幕の中から平野のほぼ等身大のパネルが登場)
―サプライズ大成功でーす!
平野:(うれしそうに)びっくりした~! ありがとうございます! すごいね、みんな。
―どうですか? まず、ファンのみなさんから金銀のテープのサプライズがありましたが。みなさんにこっそり持っていただいて、一生懸命練習しました。
平野:本当ですか。ありがとうございます、本当に。よくバレずに持ってましたね~。(と言いながらファンを見渡すと会場中から喜びの悲鳴が)
平野:ありがとうございます。でもひとつだけ残念だったのが、パネルの僕の顔にテープが全部バーンってかかってました(笑)。
―今回実は、この108という数字がキーワードになっていて、観ていただくと分かるのですが108枚の平野さんの劇中写真でつくった大きなパネルなんです。今週末からここ新宿バルト9に飾られますので皆さん、ぜひ劇場でご覧になってください。では最後、平野さんからファンの皆さんに向けてメッセージをどうぞ。
平野:僕にとって初めての主演映画で思い入れもあり気合いが入っている作品なので、一旦「平野」という存在を忘れていただいて「鬼瀬くん」として観ていただけるとうれしいです。終わった後、みなさんの表情を見るのを楽しみにしています。
次回は、キャスト全員が出席した完成披露イベントの様子をお届けします。
更新は明日3月22日(木)予定ですのでお楽しみに!
【注目の映画はこちら】
映画『honey』
2018年3月31日(土) 鬼キュン♡ ロードショー
監督:神徳幸治
脚本:山岡潤平
主題歌:Sonar Pocket「108~永遠~」(ワーナーミュージック・ジャパン)
原作:「honey」目黒あむ(集英社マーガレットコミックス刊)
配給:東映/ショウゲート
©目黒あむ/集英社 ©2018「honey」製作委員会
キャスト
鬼瀬大雅:平野紫耀(King & Prince)
小暮奈緒:平 祐奈
三咲 渉:横浜流星
矢代かよ:水谷果穂
西垣 雅:浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)
権瓦郁己:佐野 岳
南野 葵:臼田あさ美
鬼瀬香織里:中山 忍
小暮宗介:高橋 優
幼いころに両親を事故で失い、優しい叔父・宗介のもとで育った女子高生・小暮奈緒は「怖い…無理…」が口癖のヘタレでビビり。不良が大の苦手な奈緒は入学早々真赤な髪と鋭い目つきの“超”不良と恐れられる鬼瀬大雅から体育館裏に呼び出される。「俺と、結婚を前提に付き合ってください!」と、不良からの突然のプロポーズにビビッて断れなかった奈緒は鬼瀬と付き合うことに。奈緒は、毎日を一緒にすごすうちに鬼瀬が見た目とは裏腹に人一倍優しく純粋だと気づいていく。
詳細は公式サイトへ