THE ROW(ザ・ロウ)E/W トップ ハンドル
2006年の設立以来、最高級の素材にこだわったシンプルかつエターナルなデザインで小物からウェアまで話題が絶えないザ・ロウ。〝E/W トップ ハンドル〟バッグは、ブランドの代表的なシリーズのひとつ。写真は、グレインマット仕上げのカーフスキン製、エスプレッソカラー。
バッグ[縦17.8×横33×マチ10.9㎝]¥438,900(ザ・ロウ・ジャパン〈THE ROW〉)
ムダをそぎ落としたデザインに込められた、意志を感じるモダンな佇まいに惚れ惚れ♡
Oggi:人気のザ・ロウのバッグは金子さんもヘビロテされてますよね。あえてこちらの〝E/W トップ ハンドル〟バッグを今回ピックアップした理由とは?
金子さん:アイコンバッグのひとつでもある“マルゴー”も素敵だけど、このバッグはいい意味でぱっと見ザ・ロウらしくないところがニクイ! 最近は主張のない匿名性のあるものにひかれることも多くなっている気がします。
Oggi:“クワイエットラグジュアリー”もトレンドになってますしね。〝E/W トップ ハンドル〟バッグは、体にフィットするデザインや荷物の重さを感じにくい構造など人間工学に基づいた設計になっているそうで、見た目だけでなく使いやすさも魅力ですよね!
金子さん:肩に掛けて持つと不思議としっくりくるハンドルの長さや、開口部が広くて見た目以上にたくさん荷物が入るのもお見事! メインファスナーは開けっ放しで、ペットボトルも出ちゃってるラフな感じで使うことがほとんど(笑)。サドルレザーの黒とスエードのブラウンを色違いで持っているほど日々大活躍中。
Oggi:黒とブラウンはどうやって使い分けしてます? どんな着こなしに持つことが多いかもぜひ知りたいところ♡
金子さん:素材もそうだけど黒のほうがよりミニマルだから、着こなしをピリッと締めたいときに。ブラウンはこっくり深みのある色出しが最高だから、カジュアルなスタイルにひとクセアクセントをつけるときにぴったり。サイズ感も絶妙だから、仕事だけでなくて子供の学校行事や着物に合わせても素敵♡
ミニマルなデザインとはいえ堅くなりすぎず、質や品のよさが漂っていてちゃんとモダンに解釈されていて。「私はコンサバな女じゃないのよ!」っていう強い主張を感じる(笑)。そんなところも全部ひっくるめて、今のマインドにすごくフィットしてます。
ザ・ロウ・ジャパン〈THE ROW〉 TEL:03-4400-2656
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2024年Oggi3月号「スタイリスト 金子 綾のMy Favorite THINGS…~ここが“ニクイ”のよ!~」より
撮影/渡辺修⾝(静物)、三瓶康友(金子さん分) スタイリスト/⾦⼦ 綾 構成/菅 博⼦
再構成/Oggi.jp編集部
スタイリスト 金子 綾
1979年生まれ。をはじめ数多くの女性誌やYouTubeなどSNSでも幅広く活躍する人気スタイリスト。ベーシックを軸に程よいエッジや抜け感があるスタイリングに定評がある。著書『黒のおしゃれ EVERYDAY BLACK!』(小学館)が好評発売中。
Instagram:@ayaaa0707
公式YouTubeチャンネル:金子綾/ファッションスタイリスト