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LIFESTYLE

2024.01.27

おしゃれプロのお部屋を拝見! 心地よい「名品選び」のコツとは?

おしゃれなあの人の名品選びのコツを知りたい! 共にOggiで絶大な人気を誇る、エディター三尋木奈保さんとスタイリスト川上さやかさんのお気に入りのライフスタイル名品をご紹介します。

エディター 三尋木奈保さんの「心地よい空間をつくる」名品選び

おしゃれなあの人の「ライフスタイル名品」をチェック! まずは、エディター三尋木奈保さん流の名品えらびをご紹介。

三尋木さん

Oggiをはじめ、ファッション誌で活躍。ベーシックで品のある装いと同様に「自宅インテリアのセンスも素敵!」と編集部でも話題に。

「おうちづくりって、つい難しく考えてしまうもの。だけど『心から好き』と思えるものを少しずつ集めていけば、その人にとって心地よく落ち着く空間ができると思っています。〝シンプルだけど温かみを感じられるもの〟が私にとっての心が落ち着く基準。だからでしょうか、愛嬌のある動物モチーフのアイテムが我が家には、実はたくさんあるんです。『好き』に響く、自分の名品を見つけていきましょう」(三尋木さん)

1|デザイン違いの椅子を壁際に並べ、荷物置き場に

椅子のあるインテリア

「友人が遊びにくるときはダイニングで使う椅子たちも、ふだんはこうして壁際に並べ、荷物置き場に。黒い椅子は〝MOROSO〟、手前のファブリック張りの椅子はデンマークのヴィンテージ。デザイン違いのものが並ぶのも、味があっていいんじゃないかなって思うんです。アートも同様。ときどき配置を変えたり、ときには床に直置きしてみたり…そうして雰囲気を変えていくことも、また楽しいですよね」(三尋木さん)

2|ユニークな柄やカラーガラスで部屋に表情を

カラーガラス

「こちら、リビングの端。フラワーベースや細々としたものを飾っているコーナーです。フラワーベースは透明なガラスだけだと無機質に感じられてしまうけれど、こういったユニークな絵柄やカラーガラスのものがあると、部屋に表情が生まれる気がします。草花を入れず、置いておくだけでもサマになりますしね。フロアランプは〝FLOS〟のIC LIGHTS F1。部屋を締めてくれる黒を選びました」(三尋木さん)

3|眺めているだけで心が安らぐ。そんな一枚をリビングに

インテリアと絵画

「壁に掛けてある作品は、2023年3月に開催されていた平澤まりこさんの個展で手に入れたもの。優しく奥行きのあるニュアンスが大好き。仕事で疲れ果てた日も、これを眺めていると心が安らぎます。フロアランプは〝レ・クリント〟のスノードロップ、ソファは〝HABITAT〟。こうしたシンプルな家具を置きつつ、〝エレノア・プリチャード〟のブランケットのような柄ものも。柄が空間に個性とメリハリを与えてくれる、そんな気がして」(三尋木さん)

4|やっと見つけた食器棚はいちばん気に入っている家具

食器棚

「すっきりとモダン、だけど味わいがある…そんな棚をずっと探していたんです。この食器棚を〝TIME & STYLE〟で見つけたときは『探していたのはこれだ!』と感激。〝鉄水仕上げ〟という技法による、奥行きのある独特な色味や肌触りが魅力。格子ガラスの光の入り方も美しい…! お気に入りの棚には、〝オレフォス〟や〝コスタボダ〟のグラス、国内の作家ものの酒器や湯呑みを。お酒が好きで、あれこれと集めてしまうんです」(三尋木さん)

スタイリスト 川上さやかさんの「心地よくて合理的な名品選び」

川上さん

表紙や特集企画を数多く担当する、Oggiの看板スタイリストの川上さやかさん。リアルかつ理論的な視点を取り入れた、上品なベーシックスタイルが得意。ライフスタイル名品も、シンプルかつ心地よさと合理性を叶えるものをセレクトしているそう。

「自宅で毎日使うものに対しては、ムダなく効率よく、清潔に使っていける〝機能美〟を重視しながらアイテムを選びすっきりと生活を整えていくようにしています。とはいえ、目に入ったときに『素敵』と感じられるスマートなデザインや質感、カラーリング、洗練された佇まいも譲れない大切なポイント。ファッションもライフスタイルも、やっぱりシンプルで美しいものが好きなんです」(川上さん)

5|「3色」のタオル

タオル

「ひとつブランドを決めて、タオルを新調する——これは年末年始の家族行事。2023年は、〝テネリータ〟のタオルを1年愛用してきました。選考基準は、肌触りのよさと丈夫さ、そして美しい3色の色馴れがあるかどうか。洗濯のとき、お風呂上がりに使うとき…間違えず、効率よく仕分けられるよう、ハンドタオル1色、バスタオルは私とパートナーで1色ずつ、計3色が必要で…。心地よく3色が並ぶニュアンスカラーのタオル、ありそうでないんです(笑)」(川上さん)

6|「竹」の調理器具

調理器具

「年に一度、京都を旅するたびに購入するもの。それは、竹の素材を活かした〝公長齋小菅〟のキッチンツールです。少しずつ種類も増えてきました。愛用のきっかけは冬にお米を研ぐときに、手が冷たくなるのがつらくて米研ぎを購入したこと。使い始めて、気がついたんです。竹素材って軽くて丈夫、弾力性があってしなやか、そして磨かずとも水垢が気にならない! 美しい佇まい同様に、使い心地も洗練されている。もう手放せない存在です」(川上さん)

2024年Oggi2月号「大人の『ライフスタイル名品』」より
撮影/渡辺修身 構成/旧井菜月、須藤由美
再構成/Oggi.jp編集部

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誤)Alladin X
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