『SPY×FAMILY』スマートイケメン旦那のロイド・フォージャー役
大ヒットTVアニメ『SPY×FAMILY』で主人公のロイド・フォージャー役を演じる声優・江口拓也さんが、ファッション誌『Oggi』に登場。旬の声優を本気で撮り下ろす人気連載「耳恋♡推しの声が聞きたくて」で、その魅力に迫ります。
原作コミックはシリーズ累計発行部数 3,400万部超え。いまや国民的人気作品に成長した同作品は、完全新作オリジナルエピソードの『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』も現在公開中で、こちらも大ヒット。
誰もが知るメガヒット作品の主役。いまや時代の中心にいる江口さんですが、声優としての自己評価を聞くと、意外な答えが…。
「複数の顔を使い分けながら生きている」
「(物語は、スパイという特殊な設定ですが)家族に見せる顔、仕事場での顔、友人に見せる顔…、人間誰もが当たり前のようにいろいろな顔を持っていて、それを使い分けながら生きていると思うんです。声優としての自分と素の自分もやっぱり違います。本当は暗いし、喋るのも決して得意なわけじゃない」。
少年時代は、「国語の授業で、ひとり一文ずつ文章を音読していきますよね。あの時間が苦痛でたまらなかったんです」とも。
人気作品に出演するようになっても、素の自分と仕事場での自分の使い分けに悩んでいた 20代。それを変えたのは、大きなギャップの間には”グラデーション“があると気づかせてくれた、気のおけない友人や先輩とのお酒の場。
「シラフでしゃべるのは苦手だけど、飲みながらはラクだな、と気づけたり… そこで得た会話術などを日常の仕事に落とし込むようになりました」。
そして、自分なりの仕事のやり方が定まってきたのが 30代手前。「地に足がついてきた時期」と言います。
撮り下ろしカットの江口さんのセクシーな表情も必見
語り口は、飄々としていて、つかみどころのない、そんなイメージの江口さんですが、自分の行動や感情をしっかり掘り下げ、これからの生き方につないでいく、そんな確かな芯を感じさせる姿がとても印象的。
素の自分と葛藤しながらも、最後は「今の仕事は天職に近い… のかな」とも。
白のニットをまとい、アンニュイでセクシーな表情を浮かべる撮り下ろしカットにも大注目! 声優界のトップランナーのしなやかな生き方は、好評発売中の『Oggi』2月号で。