シンガーソングライターとしての松下洸平
今年、映画『ミステリと言う勿れ』や舞台『闇に咲く花』などの話題作に続々と出演し、俳優として第一線で活躍する傍ら、ミュージシャンとしても高い評価を得ている松下洸平さん。
2023年12月に、2ndアルバム『R&ME』をリリースしたばかりの松下さんが、ファッション誌『Oggi』の音楽連載「働く私にMusik(Musikはドイツ語で音楽の意味)」に登場!
ナビゲーターを務める人気ラジオDJ・サッシャさんが、 “2度目のメジャーデビュー”までの紆余曲折と2ndアルバムに込めた思いについて松下さんに迫りました。
「『デビューはゴールじゃない』と学んだ」
2008年にCDデビューを果たすも、翌年から俳優活動をスタートし、音楽活動を一旦休止。NHKの連続テレビ小説『スカーレット』で人気を博し、2021年にアーティストとして再デビュー…。
遠回りをして現在に至りますが、「鳴かず飛ばずで終わった音楽は、“逃げ道”にならないから、俳優がダメだったら、まったく違う仕事に就こうと思っていました」と、松下さん。
それでも、「活動休止中も実はずっと曲はつくっていて。歌を捨てきれずにいた」と、当時を振り返ります。
再デビューを通じて自身の音楽が多くの人に届けられるようになった今、「何より『デビューはゴールじゃない』と過去に学んだので」と、うれしさと同時に冷静でもある現在の心境を語ります。
アーティストとしての目標を聞かれると、「ひとりでも多くの人に松下洸平はシンガーソングライターでもあると知ってもらうことですね」と。
ストレートな言葉で綴った歌詞にも注目!
待望の2ndアルバムは、ご自身の好きな音楽や今後やっていきたい音楽を示すアルバムに仕上がっており、「僕にとってのルーツであるR&Bやソウルといったジャンルへのリスペクトを強調したアルバムになりました」と松下さん。
R&Bは「気持ちをストレートに言えるところ」が好きで、今回のアルバムも「日本の文化だとちょっと恥ずかしくて言えないような愛のメッセージも、遠回しな表現はせず、ストレートな言葉で歌詞を書きました」と、話します。
2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(周明役)への出演も決まり、俳優としても着実なキャリアを歩みつつ、シンガーソングライターとして、2024年1~3月に自身最大規模となる全国ツアーを開催予定。
次々と活躍の幅を広げる松下さんの確固たる芯の強さを感じるインタビューは、12月27日発売の『Oggi』2月号で!