ベトナム、ダナンはゴルフと食、買い物、すべてがコンパクトに楽しめる街
前編ではベトナムの最新ゴルフコース、Hoiana Shores Golf Club (ホイアナ ショアーズゴルフクラブ)の詳細をお届けしましたが、後編ではゴルフ以外の部分をレポートします。
DAY3:世界遺産の古都、ホイアン旧市街へ
ラウンドをしない3日目は、Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)から車で約20分のホイアン旧市街を散策。ホテルから街までは無料のシャトルバスが出ているので、時刻表をチェックして乗ればOK。
ベトナムの歴史の中でも戦禍に巻き込まれなかったホイアン。古き良き時代の街並みを今に残す貴重な街は、2018年にユネスコ世界文化遺産に登録されていることもあり、世界各国からツーリストが訪れる人気の観光地になっています。
▲石畳や黄色い壁が連なる建物は、どこを切り取ってもフォトジェニック!
▲ホイアンはオープンエアのカフェも多く、朝から夜まで老若男女が集い、思い思いの時間を過ごしています。
街の中にあるホイアン市場(CHO HOIAN)には、お土産にぴったりの雑貨や食材を売る店のほか、屋台ゾーンも。
▲ショーケースにディスプレイされた食材や先客が食べている料理を横目に見ながら歩くだけでも楽しい。
私たちがランチをとったのは、市場の外にあるチキンライスの人気店 、Cơm Gà BÀ BUỘI (コムガーバーブオイ)。
▲外壁の黄色と店内のエメラルドグリーンのカラーリングが映える! チキンライスは35,000ドン。
チキンの出汁で炊いたご飯(コム)に鶏肉(ガー)とハーブがたっぷりが乗ったその名もコムガーは、ホイアン発祥のベトナム料理。
甘さ、酸味、ときどきスパイシー。でもしっかり鶏の旨みもあって、食べ進めるごとにハマる味。ローカルにも馴染み深い老舗ということもあり、ひきりなしにお客さんが来ていました。
ホイアンは”ランタンの街”としても有名
夜ともなれば無数のランタンでライトアップされ、より一層、幻想的な雰囲気になるホイアン。
▲手漕ぎボートに乗って、トゥボン川から街並みを眺めることも可能。
Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)からホイアンは近いので、初日や2日目の夜に訪れてもいいかもしれません。昼間とはまた異なる雰囲気が楽しめるはず。
夜遊びやスーパーに行くならダナンへ
バラマキ土産や可愛いベトナム雑貨を探すなら、ダナンまで足を伸ばすことをおすすめします。というのも、ホイアンの土産物店に並んでいるのは、いわゆる”ザ・観光土産”が多く、センスのいいものは少ない…ため。
Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)のシャトルバスはダナン行きもアリ。
▲ダナンはザ・シティ! シーフードレストランが集結するエリアには、連夜、ツアーバンが駐車。
お土産探しにおすすめなのはこの2軒。
スーパーマーケット「WinMart」
Vincom plaza(ヴィンコムプラザ)の2階の「WinMart」は、ローカル御用達スーパー。
生鮮食品からお菓子、調味料、日用品まで、なんでも揃っているので、バラマキ土産を探すにはぴったり。
▲購入したのはライム塩とドライマンゴー。
可愛いベトナム雑貨を探すなら「HOA LY(ホアリー)」
「HOA LY(ホアリー)」は日本人女性がオーナーを務めるセレクトショップ。ベトナム食器からかごバッグ、刺繍ポーチなど、キュートな雑貨が2フロアに渡って所狭しと並んでいるので、宝探し感覚でショッピング。
▲食器類は割れないよう丁寧にパッキングしてくれるので安心。
▲夏に持ちたいかごバッグやボールやティーを収納するのに便利なポーチ類も充実。
▲「HOA LY(ホアリー)」から徒歩1分の場所にあるのは、麻布台ヒルズに日本初上陸を果たした「Pizza 4P’s(ピザ・フォーピース)」。予約はマストだそう。
ダナンのビーチクラブでディナー
スーパーと「HOA LY(ホアリー)」、この2軒でショッピング欲はしっかり満たされた後は、ビーチサイドにあるお洒落なレストラン「ESCO Beach」へ。
▲オープンエアでヒップな雰囲気の今っぽい空間。
ベトナム料理からピザやシーフードまで、なんでもラインナップ。朝も昼もベトナム料理だったし、そろそろ違うものを…というタイミングだったこともあり、この日は洋食を中心にオーダー。
▲ビーチに近い席からは夜の海を見ながら飲める特等席。
大音量でBGMが流れる中、21:00になるとファイヤーショーが行われ、店内は人、人、人!
Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)でゆっくり、のんびりとリゾートお籠もりステイを満喫しつつ、1日くらい刺激に満ちた夜を過ごすなら、ダナンまで足を伸ばしてもいいかも。
▲車窓から見たダナン名物、ドラゴン橋。
ちなみにダナンでは配車アプリ「Grab」の利用をおすすめ。流しのタクシーを捕まえるよりもスムーズ。ダナンからHoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)までの料金は約3,000円ほど。約1時間乗っての料金と考えれば、かなりリーズナブル!
DAY4:帰国便は深夜帯だから帰る日もラウンド可能!
あっという間に帰国日となった4日目。ベトナム航空のダナン発成田行きは、24:20発の深夜便のため、ホテルはレイトチェックアウトに設定。PM10:00にホテルを出発すれば十分間に合うので、帰る日も丸一日たっぷり遊べます。
さて、どうするか。ビーチやプールで遊ぶ、ワンチャン狙いでカジノ、スパのフルコースを奮発する…。たくさんの選択肢があるけれど、そこはやっぱりゴルフでしょ!
Hoiana Shores Golf Club (ホイアナ ショアーズゴルフクラブ)に再チャレンジするもよし、別のコースでプレイしてみるのもよし。
参考までに、ダナン近郊でアクセスがいいコースはこの2つ。
Montgomerie Links (モンゴメリー・リンクス)
日本のコースにも近い景色が広がる林間コース。18ホールに100を超えるバンカーが配されているのもここの特徴。
Da Nang Golf Resort(ダナン・ゴルフクラブ)
36ホールあるリゾートコース。海が見えるのはノーマンコースの15番。ニクラウスコースにはナイター設備も完備!
モンゴメリー・リンクスもダナン・ゴルフクラブも空港に近いので、最終日にプレーする場合は遅めのティータイムを予約し、クラブハウスでシャワーを浴びて夕食を街で食べてから空港に向かうのがベター。
ゴルフコースの予約手配は「ドラゴンゴルフ」
ティータイムの予約は現地のゴルフ代理店にお任せするのがいちばん。ベトナムのゴルフを知り尽くした日本人オーナーが送迎バスの手配からレンタルクラブの用意まで、相談にきめ細かく応じてアレンジしてくれる「ドラゴンゴルフ」なら安心です。
▲LINEで問い合わせもできるので、旅立つ前からやり取り可能。
どこでプレイするか悩んだけれど、私はHoiana Shores Golf Club (ホイアナ ショアーズゴルフクラブ)での再プレイを選択。
▲Hoiana Shores Golf Club (ホイアナ ショアーズゴルフクラブ)のアイコンはランタン!
レイトチェックアウトの恩恵を存分に受けるなら、プレイ後はホテルでゆっくりバスタブに浸かって、お昼寝までできますから(笑)。
Hoiana Resort & Golfでは旅のスタイルに応じてホテルをチョイスするのが正解
さて。今回のダナンゴルフ旅で滞在したHoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)には、4つのホテルがあり、どこを予約すればいいのか悩ましいのも事実。
ポイントは”誰とどう過ごすか”。多世代で楽しめるリゾートだからこそ、シーンに応じて使い分けるのをおすすめします。
パートナーと楽しむならHoiana Hotel & Suites (ホイアナ ホテル & スイーツ)
ハネムーンや記念日旅行など、大切な人との特別な旅であれば最もラグジュアリーなHoiana Hotel & Suites (ホイアナ ホテル & スイーツ)がおすすめ。広々としたバルコニーで海を眺めながらお昼寝、なんて最高!
▲全141室。スーペリアスイートで70平米と広々とした作り。アクセントカラーはイエロー。
▲ホスピタリティも一流! 早朝スタートのため、朝食ビュッフェの時間外にホテルを出なければならないことを伝えると、ブレックファーストBOXを用意してくれて感動☆
家族で楽しむならNew World Hoiana Beach Resort (ニューワールド ホイアナビーチリゾート)
プールに最もアクセスしやすいのがNew World Hoiana Beach Resort (ニューワールド ホイアナ ビーチリゾート)。カジノやフードコートへのアクセスも便利なので、家族それぞれが思い思いの過ごし方ができるはず。
▲全330室。ローズウッド系列のホテルということもあり、ブティックホテルのような雰囲気。アクセントカラーはセージグリーン。
▲24時間営業のカジノも併設。ビギナーズラック、ありました!
仲間とゴルフ合宿ならHoiana Residences (ホイアナ レジデンシーズ)
キッチン、冷蔵庫、電子レンジ付きのHoiana Residences (ホイアナ レジデンシーズ)は長期滞在や仲間とのゴルフ合宿にぴったり。2ベッドルームから3ベッドルームまであり、大人数でワイワイ楽しく宿泊できます。
▲全270室。バスタブもあるので、ゆっくりお風呂に浸かれるのが嬉しい。リビングで毎晩、ゴルフ飲み会もできちゃう。
▲階下には小さなコンビニとカジュアルなスパが。足マッサージはここで受けました。
女子旅ならNew World Hoiana Hotel (ニューワールド ホイアナホテル)
部屋でゆっくりするより外でアクティブに過ごす時間が長い女子旅なら、New World Hoiana Beach Resort (ニューワールド ホイアナ ホテル)。シンプルな作りながらも、全客室バルコニーつきで眺めも最高。
▲全476室。すっきりとしたインテリア。
▲リゾートの中はどこもフォトジェニック! 散策の際はカメラを持ち歩くのをお忘れなく。
Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)基本情報まとめ
■ロケーション:ダナン国際空港から車で約45分、ホイアンからは車で約15分
■ホテル:Hoiana Hotel & Suites (ホイアナ ホテル & スイーツ)、New World Hoiana Beach Resort (ニューワールドホイアナビーチリゾート)、Hoiana Residences (ホイアナ レジデンシーズ)、New World Hoiana Hotel (ニューワールドホイアナホテル)
■施設:14軒のレストラン、インフィニティプール、屋外プール、カジノ、ジム、スパ、ゴルフコース(Hoiana Shores Golf Club)
まだまだ開発途中ということもあり、この先どんどん新しい施設が加わっていく予定だとか。
ベトナム、ダナンの最新リゾート、Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)の今後にも要注目です!
Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)
日本からダナンへの直行便はベトナム航空だけ!
ダナンまでのフライト時間は約6時間半。そして、成田空港からダナン空港まで、デイリー運航している直行便はベトナム航空のダナン路線だけ。
最終日は深夜に現地を出発し、機内泊で成田空港に早朝到着する便なので、滞在時間を有効的に使えるのが魅力。ゴルフも2ラウンドに限らず、3ラウンドすることも可能!
ベトナムと日本の時差はたった2時間。時差ボケになる心配もありません。
近くて身近なゴルフリゾート、ダナンに行くならベトナム航空を選ぶのが正解です!
取材/一寸木芳枝
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