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FASHION

2024.01.08

モカシンとは? デッキシューズ・スリッポンとの違いや大人っぽく履くコツをスタイリストが解説

やわらかく足を包み込むような履き心地が人気のモカシン。リラクシーな雰囲気からカジュアルスタイルに使われることが多いモカシンですが、大人っぽく履くにはどのような点に気をつければよいのでしょうか? デッキシューズやスリッポンとの違いと共にスタイリストが解説します。

【スタイリストが解説】モカシンシューズとは?

モカシン
(c)Adobe Stock

程よいリラックス感が魅力で、大人カジュアルスタイルにもよく使われるモカシン(moccasins)。まずはその語源や特徴、似たデザインの靴との違いなどを、スタイリスト・城長さくらさんに教えていただきましょう。

モカシンの語源

「シューズの甲の部分がモカシン縫い(U字に縫製されている)になっていることから、モカシンと呼ばれています。レザーが使用されることが多く、アメリカの先住民が履いていた靴が元になっている、と言われています」(スタイリスト・城長さくらさん 以下「」同)

モカシンシューズの特徴

「一枚の革で足をすっぽりと包み込むようなデザインが特徴的。スエードタイプも多く、秋冬用では内側にファーやボアが施されているものも。ゆったりしたサイズ感が特徴的で、履き心地が楽なのも人気の理由です。シンプルなデザインが多いですが、アッパーにリボンやタッセルがあしらわれているタイプもありますね」

似たデザインの靴との違い

デッキシューズやスリッポン、ローファーなどに似ているため、「どこが違うの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?  そこで、細かいデザインや用途の違いを見ていきましょう。

デッキシューズとの違い

デッキシューズとの違い
(c)Adobe Stock

「デッキシューズは船上で履く用につくられた靴なので、滑りにくいよう工夫されています。ヨットなどの甲板でも履けるよう、ソールに滑り止めが付いているのが特徴的。アッパーのデザインがモカシンとは違うものが多いですが、中にはU字に縫製されているタイプもあります」

スリッポンとの違い

スリッポンとの違い

「スリッポンは靴紐や金具がないシューズ全般のこと。着脱が楽なのが大きな魅力です。装飾がほぼ無いため、色柄もの以外はとてもシンプルです」

甲深めなローファー&スリッポンで、足元の秋支度をはじめましょう!

ローファーとの違い

ローファーとの違い

「ローファーとモカシンはとても似ていますが、細かなデザインや使用するシーンに違いがあります。ローファーには硬い靴底が使われ、きちんとした印象があります。アッパーに使われているレザーなども硬めで、通勤やセミフォーマルなシーンにも使われます。

一方、モカシンの靴底はやわらかく、使われているレザーやスエードなどもソフトで足にフィット感があるのが特徴的。そのため、カジュアルな印象が強く、休日に使われることが多いですね」

甲深めなローファー&スリッポンで、足元の秋支度をはじめましょう!

【最新】モカシンシューズを大人っぽく履くポイント

モカシンを大人っぽく履くポイント

そのやわらかい素材感やカジュアルな雰囲気から、ともするとほっこり見えてしまうモカシン。リラクシーさはそのままに、大人っぽく履きこなすコツをスタイリストが解説します。

ハズしアイテムで、大人だからこそ楽しめるラフ感を

POINT1|素足でサラッと!

「ソックスやタイツ合わせだとほっこり感が増すので、素足でサラッと履きこなすのが大人見えポイントです」

POINT2|ローファー感覚で取り入れる

「ワイドパンツやジャケットなど、ややきちんとした印象のアイテムと合わせると大人っぽく履けますよ」

POINT3|黒やグレーが狙い目

「モカシンといえばベージュ系が主流ですが、黒やグレーなど引き締る色味を選ぶとグッと大人っぽい印象になります」

最後に

カジュアルスタイルはもちろん、きれいめアイテムと組み合わせることでモカシンを大人っぽく履けることがわかりました。ベーシックなベージュ系だけでなく、シックな黒やグレーを選ぶことでほっこり見えを回避。きれいめかつこなれ感のあるスタイルが叶います!

TOP画像/(c)Adobe Stock

城長さくら

監修者:スタイリスト 城長さくら

スタイリスト・望月律子氏に師事し、独立。シンプルなアイテムを色やシルエットの組み合わせでおしゃれに味つけするスタイリングで人気上昇中! 現在は『Oggi』などの女性誌や広告、カタログなどで活躍の場を広げている。Instagram(@shiroosa)では日々のスタイリングを公開中。おしゃれのヒントが詰まった投稿はどれも見逃せない。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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