プロがパターのときに一番大切にしているのが「リズム」!
前回、飛距離アップのために大事なことは、「とにかく素振り!」と教えてもらいましたが、後編ではパターについてツアープロ2年目の内田ことこ選手(@kotoko__uchida)に、独占インタビュー♡
「パターの練習をやらない日はないです」
内田プロがパターのときに一番大切にしているのが「リズム」!
「メトロノームのアプリをスマホに入れています。メトロノームでリズムを意識しながら、ひたすら1メートルくらいの短い距離のパッティング練習をしています」(内田プロ「)
ちなみに内田プロのリズム速度は「65」だそうです。長い距離のパッティングでも短い距離でも、リズムは常に一定で、ふり幅だけを変えることが大切。
私には、ロングパットの際には打つスピードを速める、というイメージがあったのですが、それは間違いだったことに気づきました。
これは「パターだけではなく、アプローチの時にも共通すること」だそう。
早速私もメトロノームアプリをダウンロード! まずは内田プロと同じ「65」で練習してみようかなと思います。
ラウンドのとき絶対に忘れてはいけないマインド
まだまだラウンドに慣れていない私は、少しミスをしてしまうだけで気持ちが沈んでしまい、次のショットもミス…ということが多々あります。
内田プロは気持ちの立て直し方の考え方として、「その一瞬は(自分に)怒るが、それで終わり!次のショットには引きずらないように心がけています」とか。
また、クラブを構えた時に良いイメージが持てず嫌な予感がしたときには、「必ず仕切りなおします。シチュエーションや景色などでしっくりこないな~と迷いながら打つのはダメ!」だそう。
さらに、「初心者はなおさらだと思うのですが、最初の一打やこれが入れば●●だ!の一打がとても緊張しますよね。そんな時でも「緊張しないようにしなきゃ、と無理に思う必要はなく、普段通り振れば大丈夫ですよ」とのこと。
緊張してしまった時やラウンド中にミスをした際には、これらの内田プロの言葉を思い出して精神力をキープしたい…!
おまけ/毎朝3時起き?!女子プロの毎日って?オフの日は何してる?
今年も3月にツアーが開幕したばかり!
北から南まで、全国いろんな土地を週ごとに飛び回る内田プロ。基本的に年間の約9割はホテル生活だそう。どんな生活リズムなのか気になっていました。
「ツアー中は早い時は朝3時に起きて、ストレッチ30分を欠かさずにやってから試合に臨みます」
日曜日の試合終了直後に、次の目的地に向かい、その翌日に練習があることも多々あるようです。睡眠をしっかりとり、生活リズムを崩さないように心がけているといいます。
「オフの日は地元北海道の実家でのんびりしたり、友人とディズニーランドに行ったりなど、適度に息抜きもしています」
最後に内田プロに今年の意気込みを聞いてみました!
「昨年はルーキーシーズンで、わからないことだらけでツアーのペースに慣れるのが大変でしたが、今年はその経験を活かし頑張ります!」
みなさんもぜひ、応援してください!
写真・文/小柴萌々理
撮影協力/東松苑ゴルフ倶楽部
Oggi GOLF部 小柴萌々理
食品メーカー勤務・27歳/「家族がみんなゴルフをしているので、私も挑戦してみたくて。YouTubeを見ながら、独学で練習してきたのですが、どうにもうまくならず(苦笑)。スポーツは得意な方じゃないけど、ゴルフとはしっかり向き合いたいです!」