“My定番靴”から考える、この春のパンツスタイル
パンツスタイルのバランスを決めるには、やっぱり靴が重要。今シーズンのヘビロテ確定靴とパンツの着こなしを、Oggi専属モデル・オッジェンヌが実践! 今回は、使い勝手を追求したベーシックシューズの着こなしをチェック。
実践してくれたオッジェンヌはこの人!
▲オッジェンヌ・大枝千鶴さん(36歳・IT関連会社勤務)
営業職という仕事柄、通勤服は好感度が最重要事項。最先端のIT企業で働きながらも歌舞伎と着物が大好きという古風な一面も。一級きもの講師。
定番靴は… 使い勝手をリアルに追求したマイベーシック
▲右/靴[5.5]¥19,800(アバハウスインターナショナル オンラインストア〈オゥ バニスター〉)
こっくりカラーが使いやすい。
▲左/靴[5]¥14,300(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店〈ル タロン グリーズ〉)
きちんと感と抜け感のバランスが絶妙!
抜け感パンプスでゆるめテーパードに挑戦
足まわりをすっぽりと覆うパンプスでは叶わない少しの肌見せ。ゆるさのあるパンツと合わせやすく。ジャケットスタイルを軽やかに見せてくれる。
靴/上左と同じ パンツ¥19,800(FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉) ジャケット¥78,100(T-square Press Room〈テラ〉) ニット¥10,780(エレメントルール カスタマーサービス〈バビロン〉) バッグ¥48,400(ヴァジックジャパン〈VASIC〉) ベルト¥15,400(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町〈MAISON BOINET〉) イヤーカフ¥7,700(Hooves〈IRIS47〉) ネックレス¥28,600(マリハ)
パイソン×余裕のある白でリュクスに
パイソン柄パンプスに合わせたいのは、その辛口さを程よく抑えて今っぽく見せてくれる太めのタックパンツ。リッチなモノトーンスタイルにパイソン柄が映えて。
靴/上右と同じ パンツ¥22,000(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店〈イウエン マトフ〉) ジレ¥18,700(カリテ スケープ コレド日本橋店〈カリテ〉) ブラウス¥26,400(フィルム〈ソブ〉) バッグ¥53,900(ジャンニ キアリーニ 銀座店〈ジャンニ キアリーニ〉) 時計¥37,950(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈セイコー フォー ユナイテッドアローズ〉) ピアス¥71,500(マリハ)
これを履いておけば安心。そんな靴が毎日の頼りです!
パイソン柄のパンプス、トープ色のエナメルパンプス、ベージュのスエードパンプス… 年間を通してずっと履いているのはこの3足。
▲グレー系コーデにもパイソン柄パンプス!
そのどれも、どんな洋服にも迷わず合わせられて、きちんと見える。いつも私を“安心させてくれる”頼れる靴たちです(特にパイソン柄のパンプスは、一足の中にベージュから黒まで色が入っているから、履き回し力が抜群に高い!)。
▲超定番スタイルはベージュ服×パイソン靴
もちろん、ほかに履きたい靴はたくさんあります。「いいなぁ」とずっと憧れているのは、バーサンダル。履くだけで着こなしに抜け感も出て、こなれて見えるから。でも、ストッキングがはけず会社ではカジュアルすぎる… という理由から、私には履けない片想いの相手。
同じような効果があって私も履ける靴を考えてたどりついたのが、つま先とかかとを覆いながらも肌見せが叶うストラップパンプス。これならブラックを選んでも“就活パンプス”に見えず、大人の女性をかっこよく見せてくれる。
この春から、私を安心させてくれる相棒になってくれそうです。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
●文中の[ ]内の数字は靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです(編集部調べ)。
2023年Oggi5月号「“My定番靴”から考えるこの春のパンツスタイル」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/あきやまひとみ 撮影協力/GLITCH COFFEE & ROASTERS 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部