滝沢カレンがディレクション!「春ファッション」4つのキーワード
「私服もOggiのファッションととっても近い」とスタッフ皆が口をそろえるOggi専属モデルの滝沢カレンが、2023年の春トレンドから、今着たい服をピックアップ!
1|「AURALEE」のマニッシュさと色っぽさのバランスに♡
「30代に突入して、向き合うブランドをちょっと替えてみようかなと思ったんです。というのも、これまでメンズっぽいお洋服が好きでダボダボした感じのものが中心だったんですが、そこにちょっとした女らしさを足して〝一筋縄ではいかない人〟になりたくて。色合いといい、サイズ感といい、AURALEE(オーラリー)って、私にとってはかっこよくも女性らしいイメージなので、これまでのお洋服たちと対面させて理想とするおしゃれに近づけていきたいです」(滝沢カレン)
肌が透けるニットカーデも、〝AURALEE〟がつくる一枚は、透け感やシルエットの塩梅が程よく、ヘルシーに着こなせる。体のラインになじむので、タックの入ったワイドパンツで立体感をプラスして。
手に持ったジャケット¥85,800・カーディガン¥24,200・ニットバンドゥー¥16,500・パンツ¥39,600(オーラリー) バッグ¥41,800(プルミエ アロンディスモン〈ア ヴァケーション〉) 靴¥77,000(J&M デヴィッドソン カスタマーセンター〈J&M デヴィッドソン〉) イヤリング¥17,600(Hooves〈IRIS47〉) ブレスレット¥122,100(チェリーブラウン〈チェリーブラウン〉)
2|「ベージュ」の新たな魅力に出合った!
「ネイビーやグレーなど、暗闇の中でも安心できる色が好きな私にとって〝明るい色〟は階段のいちばん上にあるような遠い存在。ですが、ここ最近撮影で着る機会も増えて『こんな顔もあるんだ、あんな顔ももってるのね!』と、知らない性格が次々と見えてきたことに、心を動かされてしまって。ピンクやオレンジみたいな鮮やかな色は、すっごいビタミンだけど、現実的に着ていて落ち着くのはやっぱりベージュ。肌が見えても全然イヤな感じがしなくて、おなかがチラッと見えたとしても『それはそれで女性らしい』とフォローしてくれる感じがすばらしいな、と。配色は優しい色味を活用して、締めるのではなく抵抗のない爽やかな色でまとめたいなと思ってます」(滝沢カレン)
〝はじめまして〟に近い色でもあるベージュ。まずは着慣れたブルーデニムで受け止めるのが第一歩。色のグラデーションだけでなく、ビッグジャケット×クロップドカーデのサイズのコントラストが、洒落感を加速させて。
〝プロヴォーク〟のジャケット¥38,500・〝ブリー レオン〟のバッグ¥28,600(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) カーディガン¥16,500(TOMORROWLAND〈MACPHEE〉) デニムパンツ¥20,900(MIESROHE) 靴¥33,000(PIPPICHIC) 手に持ったストール¥39,600(アイネックス〈アソース メレ〉) ベルト¥18,700(デミルクス ビームス 池袋〈メゾン ボワネ〉) ピアス¥8,800(ロードス〈ヒロミ.エー〉) リング[人差し指]¥346,500(マリハ) リング[薬指]¥110,000(チェリーブラウン〈チェリーブラウン〉)
3|大人ならではの「肌見せ」で春を迎えて
「〝肌見せ〟といっても、脚を思いっきり出したり、おなかを見せたりしたいわけではなくて(10代のころは好きでしたけどね、やっぱり大人になってくると気になるところは気になります)。カーディガンからちょこっとデコルテが見えていたり、長袖なんだけど肌が透けていたりすることで『ちゃんと春を楽しんでますよ』って春にアピールできたらいいなと思っています。そのあざとくないさりげなさを、これから身につけていく予定です」(滝沢カレン)
デコルテがきれいに見える肌見せトップスには、露出具合を計算して生地をたっぷり使ったボリュームスカートをチョイス。色味も品よくまとめることで、なまめかしさを程よくセーブして。
カーディガン[ニットベアトップ付き]¥19,800(ガリャルダガランテ ルミネ新宿店〈ガリャルダガランテ〉) スカート¥37,400(デパリエ ニュウマン新宿店〈デパリエ〉) バッグ¥13,200(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム〈MADE IN MADA〉) 靴¥57,200(アマン〈ペリーコ〉) サングラス¥57,200(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) ピアス¥80,300・リング[中指]¥36,300~(マリハ) ネックレス¥19,800(八木通商〈ローラ ロンバルディ〉) リング[人差し指]¥13,200(デミルクス ビームス 池袋〈フリュイジョリ〉)
4|「ニット」はカットソーと重ねて
「できれば365日を共に過ごしたい、と願うくらい、温もりのあるニットを愛してやみません。中でも、冬ニットと春ニットの素材の違いを感じられる『今』がすごく好き。春は少しざっくりしたニットが現れるので、ほっこりさんにならないためにも、カットソーをレイヤードさせておしゃれにひと手間かけたいです。ちなみに、その色合わせにもこだわりたいのが春の私。似た色を合わせてグラデーションをかけて目がびっくりしないようにしてあげたい」(滝沢カレン)
表情のある編み地で1枚でも着られるニットですが、カットソーを挟むことで無難に収まりがちなワンツースタイルを回避。ゴールドの小物が爽やかな配色にシャープなキレ味を加えて。
ニット¥39,600(インターリブ〈サクラ〉) カットソー¥10,450(エイチ ビューティ&ユース〈エイチ ビューティ&ユース〉) パンツ¥30,800(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉) バッグ¥151,800(八木通商〈ザンケッティ〉) 靴¥56,100(プルミエ アロンディスモン〈ネブローニ〉) ブローチ¥11,000(Hooves〈IRIS47〉) イヤリング¥146,300(マリハ)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi4月号「春ファッション、4つのキーワード」より
撮影/長山一樹(S-14) スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/神戸春美 モデル/滝沢カレン(OGgi専属) 構成/大椙麻未
再構成/Oggi.jp編集部