ヘア&メイク笹本さんが伝授! いつもの服がこなれて見える「洒落感ヘア」とは?
ベーシックな服が素敵に見える秘密… それは、洒落感のある「髪」。ヘアスタイルが今っぽければ、いつもの服だってグンとこなれて見える。今回は、ヘア&メイクアップアーティスト・笹本流「洒落感をつくる髪メソッド」をご紹介。
教えてくれるのはこの人!
▲ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平
毎号のOggiに欠かせない超人気アーティスト。働く女性にふさわしい“おしゃれなヘアメイク”を作らせたら、目下、右に出るものなし!
笹本髪メソッド|髪で大事にすべきポイントは3つ!
ボブがイケてるとか、ミディアムが今っぽいとか、女らしさならロングとか… トレンドは多少あるでしょうが、“ふつうの服を洒落て見せる”ためのカギとなるのは、そんなシルエットやレングス以外の部分なんです。
POINT1|ベースのツヤ感
まず絶対に譲れないのは“ベースのツヤ感”。最終的にラフに仕上げるとしても、土台にツヤがないとただの“汚髪”。ツヤはおしゃれ以前の“品”や“清潔感”に関わりますから。
POINT2|顔周りのニュアンス
次に大事なのは、“ニュアンス”。予定調和ではない不規則でさりげない動きが髪の空気感を出すのはもちろん、それによって生まれるやわらかい陰影は、顔に奥行きや小顔効果まで演出してくれる。特に顔周りのニュアンスには、顔立ちや表情まで変える力があります。
POINT3|質感のコントロール
そして最後は、質感。服の素材を吟味したり、肌の質感にこだわるのと同じように、髪も質感にこだわるとキャラクターや女性像を自在に操れるようになります。
こうして髪の表現の幅が広がると、シンプルな服が無難にならず、洒落て見えるし着る人の個性まで際立つ。これぞまさにおしゃれの最終ゴールでもある“自分らしい”着こなしではないでしょうか――。
髪メソッドを検証! この微差が“洒落感”を左右する
いつものヘアももちろんあり。でも笹本メソッドを丁寧に施したヘアは、空気感や奥行き、小顔感が全然違う!
エターナルなジャケット×デニムスタイルを髪で“今”に寄せる。
ジャケット¥64,900(インターリブ〈サクラ〉) ニット¥39,600(T-square Press Room〈テラ〉) デニムパンツ¥22,000(GUEST LIST〈RED CARD TOKYO〉) バッグ¥24,200(アイネックス〈パピルス〉) 靴¥57,200(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町〈ネブローニ〉) イヤーカフ¥13,200(ロードス〈ripsalis〉) ネックレス[2本セット]¥9,900(オクト〈オクト〉) リング¥15,400(ソワリー)
●掲載した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi3月号「ふつうの服が洒落るかどうかのカギは『眉と髪』にあった!」より
撮影/嶌原佑矢 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/川上さやか モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部