「心ひかれる時計との〝偶然の出合い〟を大事にしていきたい」
「1本目の時計を購入したのは約7年前。そろそろちゃんとした時計を身につけたいなと思っていたときにたまたま銀座三越の時計売り場で見かけてひと目ぼれ。その後仕事でいい時計に触れる機会が多かったのですが、中でも〝パテック フィリップ〟はその美しさに心酔。いつか手に入れたいと願っていたときに、これまた偶然にもヴィンテージウォッチのお店で出合って。相応のハイプライスでだいぶ逡巡しましたが、思い切って購入。アーカイブがついてくるのも、愛が深まる理由です」(エディター・今村紗代子さん)
1本目の時計:HERMÈS(エルメス)のスリム ドゥ エルメス
時計本来の機能性を追求した、薄型のドレスウォッチ「スリム ドゥ エルメス」は2015年に誕生。フランス人グラフィックデザイナーによる遊び心溢れるインデックスのタイポグラフィが特徴です。チャプターリングを重ねて、薄さの中に立体感が創出されています。
2本目の時計:Patek Philippe(パテック フィリップ)のカラトラバ
1932年に発売された「カラトラバ」は〝一生もの品格時計〟の代表。シンプルな中に圧倒的な造形美を表現したラウンドフェースが特徴で、こちらは長針と短針の2針タイプ。手に取った瞬間にその気品と高級感を感じられます。
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2022年Oggi12月号「きれいめシンプル派に、今、この本格時計!」より
撮影/中田陽子 スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) 構成/大椙麻未
再構成/Oggi.jp編集部