サ:「ラジオをお聞きの皆さま、今、ONEWさんの体が大きく動きました(笑)」
O:「あはは(笑)」
サ:「では、一曲ずつお話を聞いてみたいんですが… まず、女性の歌を歌っているのはスゴイんじゃないですか? MISIAさんの『Everything』に関してはどうでしょう」
O:「『Everything』は…(ここから韓国語で)」
【訳】:「この歌は、本当に心に深く響きました。自分で歌ってみたら、本当に深い表現があると思いました。僕が言葉では表現できないくらいすごい方だと思います」
サ:「オリンピックでもパフォーマンスされていましたからね。日本を代表するMISIAさんですが、完璧に歌い上げているONEWさん、素晴らしいですね。 続いて、小田和正さんの『キラキラ』はどうですか?」
O:「キラキラは自分で選びました。もともと小田和正さんがとっても好きで、ずっと聴いている曲でした」
サ:「もともと好きな曲だったんですね。歌いたいな〜と思っていたんですか?」
O:「はい!」
萌:「どういうところが好きなんですか?」
O:「やっぱり小田さんの声ですね。(ここから韓国語で)」
【訳】:「小田さんの声はすごくキレイで、爽やかな声ですよね。僕もそんな声で長く歌えるかなぁといろいろ悩んだんですけど、ぜひ歌ってみたいと思って選びました」
サ:「ONEWさんは〝声が好き〟というきっかけで曲を好きになるんですか?」
O:「雰囲気かもしれませんね」
サ:「全体の雰囲気ですね。では次に、秦 基博さんの『鱗(うろこ)』はどうですか?」
O:「プロデューサーさんが選んでくれて、最初に聴いたときから『これはやる!』と…。(ここから韓国語)」
【訳】:「すぐに『やってみたい』『歌ってみたい』と思いました」
O:「これは、たぶん、僕と、きっと… ぴったり……」
(と言いながら、言葉に迷って固まってしまったONEWさん)
サ:「…合いそう?」
萌:「相性が良さそう?」
(固まってしまったONEWさんに助け舟を出すサッシャさん&ノイハウス萌菜さん)
O:「はい! …はぁ〜(笑)!」
(と一安心した様子のONEWさん)
サ:「絞り出しました!(笑)」
O:「日本語、難しいですねぇ〜」
サ:「僕が韓国語を喋れば簡単だったんですけどね、ごめんなさいね」
O:「あははは、すみません(笑)」
サ:「(通訳の)根本さん、ありがとうございます。でも、『合いそう』と思って歌ったと! それからドリカムのカバーも驚きました! 吉田美和さんもとんでもない歌声をお持ちの方ですけれども、そんなドリカムの『やさしいキスをして』。こちらも名曲ですが、どうですか?」
O:「この曲も、土屋さんが選びました」
(「土屋さん……??」と頭にハテナが浮かぶ会場)
O:「プロデューサーさん!(笑)」
サ:「プロデューサーの土屋さんね(笑)! 曲を聴いたとき、どうでした?」
O:「日本の曲ですし…(ここから韓国語で)」
【訳】:「どんなふうに説明したらいいのか分からないんですけども、これを聴いたときに『あ! これだ!』と感じたんですね。本当に特別で、そして『僕の声で歌ったらどうかな?』と思ったんです。もともと、今回の4曲以外にも仮でレコーディングした曲があったんですけど、その中から選びました。僕の声によく合うものを見つけられたのではないかと思います」
サ:「女性の声で歌う、よく歌えましたね!」
O:「そうでしたね、なんかピッタリできました」
(と嬉しそうにニコニコするONEWさん)
萌:「その中で、何か難しい部分はありました?」
O:「いちばん難しいのは、発音ができないから…」
サ:「日本語の発音ですね」
O:「はい、それがいちばん気になる部分じゃないかと思いました」
サ:「韓国語にはない発音が日本語にはありますからね。でも、上手でしたよね! ほぼ分からないですよ」
(ONEWさんの日本語に対して会場中から拍手が起きる)
O:「ありがとうございました! 頑張りました!」
(と言いながら、お辞儀をするONEWさん)
サ:「さすが、耳がいい!さて、4曲お聴きいただきましたけども、日本のアーティスト… 先ほどX JAPANもお好きだとおっしゃっていましたけども、日本の曲も結構聴くんですか?」
O:「けっこう聴きます… ね」
(「ね」でニコッと笑顔を見せるONEWさん)
サ:「普段も?」
O:「(韓国語で)」
【訳】:「チャートに入っているのをずっとかけておいて、聴き続けています」
サ:「かけておいて、気になった曲は『これなんだろう?』と」
O:「(韓国語で)」
【訳】:「最近は、今流行っている曲を100曲くらいあげてくれるものがあったりしますよね。そういうのをよく聴いています」
萌:「すべて聴くんですね!」
O:「そうですね。(ここから韓国語で)」
【訳】:「聴いていて『なんで急に韓国語が出てくるんだろう!?』と思ったら、韓国語で歌っている曲も入っていました(笑)」
サ:「トップ100ですからね(笑)。でも、それほどに探究心があって熱心! またいい曲が見つかったら、次にカバーするかもしれませんね」
O:「ぜひお願いします」
サ:「こちらこそお願いします(笑)」
萌:「こちらこそです(笑)」
O:「頑張ります!(笑)」
(と言いながらお辞儀をするONEWさん)
サ:「ONEWさんにカバーしてもらいたいアーティストもたくさんいるんじゃないかなぁ」
O:「めっちゃ楽しいことだと思いますね」