ハノイでパリ気分!? オペラハウスへ行ってきました!
ベトナムの中でも歴史的な建造物が多く残されているハノイ。
今回は、市の中心部にあるハノイ歌劇場、通称「オペラハウス」を紹介します。
オペラハウスは、ベトナムがフランス領だった時代に、パリのオペラ座にならって建設され、1911年に完成しました。
当時は上流階級の人たちがオペラや室内劇を楽しんだのだとか。
この辺りは、今なお「フレンチクオーター」として親しまれ、高級ブランドの路面店や外資系ホテルが点在するエリアです。
そのおしゃれな街並みから「インスタ映え」する場所としても大変人気で、いつも多くの人で賑わっています。
この日はベトナム出身の若手指揮者&ピアニストの演奏会!
この日は、週末を利用してベトナム国立交響楽団の第141回定期演奏会へ行ってきました!
ベトナム出身の若手指揮者&ピアニストをゲストに招いて、「ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番」と「ベートーベンの交響曲第7番」を演奏していました♪
長い歴史を持つオペラハウスでは、演劇やオーケストラの演奏はもちろん、政府関係の式典が行われるなど、文化的な拠点として幅広く利用されてきました。
正面エントランスから中へ入ると、大理石の大階段と深紅のじゅうたんが目を引きます。
アンティークのランプが輝き、劇場に入る前からすでにゴージャスな気分になれました。
オペラハウス内へ入るのは初めてだったので「演奏会? オペラハウス? 何を着ていけばいいの?」と困りつつ、豪華なオペラハウスにふさわしい装いをということで、ドレスアップをして参加してみました。このワンピースは、ハノイのZARAで現地調達。ブルーが華やかなロングドレスを選びました。
コンサートホールは天井が高く、3階席まで用意されています。
座席は600席ほどで、ステージとの距離が近く感じられるため、オーケストラの演奏を目の前で楽しむことができるんですよ。
二度目の演奏会は、スカーフを巻きフレンチシックな装いで
幸運にも、先日二度目の演奏会の機会があったので、このときは少しフレンチシックを意識して、白のトップスとフレアスカートに大判スカーフを合わせてみました。
この日は「ベートーベンの第九」でした! なんと指揮者は日本人の方。ベトナム国立交響楽団(VNSO)の指揮者は長年日本人の本名徹次氏が務めています。
VNSOはまだ発展途上の楽団で、レベル的に言うと日本のアマチュアオーケストラと同じくらいなのだそう。観客側もゆる〜い感じなので、上演後に遅れて入ってくる人もちらほらいました。
堅苦しくなく良い意味で敷居が低いので、クラシック初心者の私的にはありがたかったです…!
オペラハウスでは毎月様々な作品が上演されていて、演目により多少上下するものの、チケットは40万ドン(=約2,400円)前後で購入可能だそうです。
110年の歴史を持つハノイオペラハウスは、東洋と西欧がミックスされた美しい空間でした。ハノイを訪れる際にはぜひ足を運んでみてほしいスポットです。