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ラッキーな線! 手相の「M線」とは?
「M線」とは、基本線の4つの線、すなわち、感情線、頭脳線、運命線、生命線の一部がちょうどよくM字に見える手相で、ラッキーMやマネーのM、などと言われ、幸福の印とされています。
マネーのMは言うまでもなく、Moneyの頭文字Mから来ています。M線は最近話題に上るようになった線のようで、古い書物の中には記載がありませんが、そのわかりやすさからか、広く浸透しているため、ここで解説させていただきますね。
ちょうどよく、M線の写真が手に入ったので生写真で見てみましょう。
これだとちょっとわかりにくかもしれませんので、M線をなぞった写真もどうぞ。
浮かび上がってきましたね、ラッキーMが。これがM線です。
M字が両手にある確率
M線を持っている人は、特にお金の面でラッキーな人とされています。以前、M線を両手に持つお客様に「マネーのM」としてM線を紹介したところ、「私のように両手にM線を持つ人ってどれくらいいるんですか?」と聞かれました。即答できなかったため、「結構珍しいですよ」とお答えしたのですが、そこから注意深く、M線を両手に持つ人を観察しました。すると、なんということでしょう~。
結構な人数が片手M線&両手M線をお持ちでした。片手M線は8割。両手M線の方は、全体の半分くらいでしょうか。確率にすると50%ですね。
これはなぜかというと、次から紹介する、M線の構成要素である基本線がちゃんと揃っていれば、無理くりにでも「M」と読めてしまうからです。では次からは、M線の構成要素の解説をどうぞ。
M字を解体(1)「感情線」をおさらい
M線は、感情線と頭脳線、運命線、生命線の4本の線で構成されています。ここからはそれぞれの線について簡単に解説していきます。まずは感情線からです。
愛情、感受性、性格などが出る「感情線」
感情線は、その字面通り感情に関することを司っている線です。愛情や感受性、性格の傾向、対人関係や気持ちの表現の仕方を見ることができます。その人の人間性や本心がよく表れます。
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M字を解体(2)「頭脳線」の意味は?
思考力、判断力、集中力、創造力なら「頭脳線」
頭脳線は物事を考えるはやさや長さ、楽観的か悲観的かといった思考の傾向、判断力、記憶力、創造力、どんな才能を持っているかのような知的さに関わることが出ている線です。頭脳線を見れば、その人が内面に秘めている性格もわかります。向いている職業なども知ることができます。
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M字を解体(3)「運命線」はある人とない人がいる
仕事、社会性、人生全般は「運命線」で鑑定
運命線は、手首の方から中指の付け根に向かって伸びている、手のひらの中央あたりに出ている縦線です。運命線には、その人の社会的な成長度など、人生そのものが出ると言われています。運命線からは一生に影響を及ぼすもの、例えば、仕事運や結婚運(家庭運)などが読み取ることができます。
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M字を解体(4)「生命線」を詳しく!
生命力、健康、スタミナを観る「生命線」
生命線は人差し指の付け根と親指の間あたりから始まり、金星丘(親指の横のふくらみ部分)に沿いながら、手首の方に向かってカーブを描くように位置している線です。生命線にはその人が持つ生命力や健康状態、体力・バイタリティ・スタミナといった心身の強さ、寿命の傾向などが表れています。
さて、あなたの手にはM線がありますか? 前述の通り、なんとなくM字っぽく見えるな~という感じであれば、それはれっきとしたM線です。自信を持って前に進んでいきましょう。
どう頑張ってもM字に見えない… という方は、M線にこだわることはありませんし(他にいい線がいくらでもある)、いやしかし、ほしい! という時にはかいてしまいましょう。
監修:いけのり
人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。