ホッチキスは持ち歩ける!
ペンケースの中身といえば、シャーペン、消しゴム、ボールペン、ラインマーカー、スティックのり、定規、修正テープ、ふせん…… やはり定番はこのあたり。
そしてホッチキスにいたっては、場合によっては頻度が多くないこと、そしてなにより嵩張ることから、ついのけ者にしてしまいがち。
私もたまに仕事で使うものの、いつもペンケースに入れて持ち運ぶスタメン文具には入っておらず、いざ使うときには引き出しまで取りに行く必要が。
でも社会人になってからも資料や伝票をまとめるときなど、ホッチキスって実は意外と出番があるもの。
そこで使い始めたのが、ミドリの「XS コンパクトホッチキス」。
特筆すべきはこのコンパクトさ。本体のサイズはH21×W66×D14.5mmで、なんと片手で隠せてしまうほど! (笑)
もちろんペンケースにだって問題なく収納可能に! ついに念願のスタメン入りです♡
使うときは、本体を開いて内側にある金属のパーツを「SET」の位置にスライドします(たたむときは「LOCK」の位置にスライド)。
あとはいつものホッチキスの要領で使えばオーケー。コピー用紙10枚までとじることができるので、日常的にちょっと使う分には充分!
とにかく小型で軽量なので、使う前こそ機能性に不安があったのも事実。
でもいざ使ってみると、失敗もなくスムーズに使えています。溝で針の位置を確認しながら作業できるというさりげない気遣いもうれしい♡
針の量も思いのほかあるので、交換の手間も少なくて済みそう。ちなみに針のサイズは、一般的な10号針だから買い足しにも困りません。
さらに綴じた後の針を抜くリムーバーがついているところもポイント!
実は100円ショップでも同様のホッチキスが売られていたりもするのですが、リムーバーはついていないことも多かったり。
でも失敗したときはもちろん、シュレッダーにかけるときも針を取り外す必要があるので、個人的にはホッチキスはリムーバー付きのもの一択と決めています! 素手ではずすのも痛いし、かといって専用のリムーバーを用意するもの面倒だし。
ひとつだけ難点を挙げさせてもらうならば、急いでいるときは使う前にセットするのが煩わしく感じることも。でも頻繁に使うときは、あらかじめセットしてすぐに使える状態で置いておくのも手かなと思います。
価格ですが、定価は600円ほど。私はAmazonで少し安く購入しました!
※記事中の感想は筆者個人の感想です
文/川原莉奈