【手相占い】才能を占う知能線ってどこに出るの？ 占い師がその意味と見方を教えます

【目次】
・知能線とは？
・知能線の位置をチェックしてみよう
・長い知能線の人は頭がいい？
・知能線が短いのは知能指数が低い？
・枝分かれしている知能線は幸運？
・知能線が3本に分かれている
・知能線上に島が出ているのは不幸の知らせ？
・切れている知能線の人は頭が悪い？

知能線とは？

知能線は頭脳線とも呼ばれ、物事を考える早さや長さ、楽観的か悲観的かといった思考の傾向、判断力、記憶力、創造力、どんな才能を持っているかのような知的さに関わることが出ている線です。

知能線を見ればその人が内面に秘めている性格もわかります。また、向いている職業なども知ることができます。理性的な人かどうか、自らの意志を持って生きているか人かどうかも現れるので、私が手相を鑑定する際に、4つの主要線（生命線・感情線・知能線（頭脳線）・運命線）の中でも、最も重要視している線です。

知能線の位置をチェックしてみよう

知能線は、親指と人差し指の付け根の間を起点として、手のひらの中央をめがけて、斜め下に横切っています。人によって長さもカーブの度合いも方向もさまざまで、まさに十人十色。定規で引いたように直線的な人もいれば、生命線にそうかのようにカーブを描いている人もいます。直線的な知能線とカーブを描く知能線の意味については、次のコーナーで詳しく解説していきます。

長い知能線の人は頭がいい？

知能線が長い人は熟考を好む人です。自分の世界を持っており、空想家なところがあります。故に、職業は小説家や学者、哲学者などが向いています。アウトプットの場がないと自分の世界に浸ってばかりになり、ただの妄想癖の激しい人で生涯を終えてしまうので、SNSなどを活用して積極的に自身の考えを外に広げていきましょう。

知能線が短いのは知能指数が低い？

よく「知能線が短い私は馬鹿ですか？」と聞かれるのですが、そんなことはありません！ 知能線が短い人は考える時間が短い人なので、判断力＆決断力がある人と言えます。「考えるよりまず行動！」という実行力のある人に多いのが短い知能線なのです。

また、短い知能線が2本走っている手相を持つ人は、ユニークな発想ができ、それを即行動に移せる人と言われています。思いついたら試さずにはいられない、天真爛漫で無邪気な感じですね。こういう人を上司に持つと、部下は苦労するのですが…。

枝分かれしている知能線は幸運？

知能線の先端部分が枝分かれしている人は、好奇心が旺盛な人と言われています。多趣味でいろんな方面で活躍できる才能を秘めています。副業や複業などもお手の物です。

この間、右手の知能線だけが枝分かれしているお客様がこの前いらっしゃったのですが、私の占いでは右手は現在進行形、左手はもともと備わっているものが強く出ると鑑定していますので、この方は本来ご自身が持っていた能力よりも、才能が幅広になっている感じです。

また、枝分かれした知能線が下向きになっている方から、「あんまり下側に行くと運気が下降してそうで怖い」と相談を受けたことがあるのですが、問題ないと思います。ただし、手首に届いてしまいそうなくらい長い知能線は、ネガティブな思考に陥った時に、クヨクヨが止まらなくなってしまう恐れのある人です。嫌なことが起こったら、自分の頭で解決しようとせず、友達に愚痴ってスッキリして終わりにしましょう。

ちなみに、枝分かれした知能線が上向きになって、小指方向に向かっている手相を持つ人はお金に縁のある人と言われています。金融業界、会社の中でも財務や経理の職などが向いているかもしれません。

知能線が3本に分かれている

三股に分かれている知能線は、仕事でも趣味でも人間関係でも、自身の力をいかんなく発揮できる人が持つ、大変うらやましい手相です。性格は◎、成績もトップクラスで、部活ではインターハイに出てしまうようなモテモテな人が、学年に一人か二人はいたはずです。三股知能線を持つ人はそんなイメージの人です。知能線は三股でモテモテでも、どうか三股はしないでほしいものです。

知能線上に島が出ているのは不幸の知らせ？

島というのは、二本の線で囲まれた楕円形のことです。これが知能線に現れると、頭が疲れている証拠です。何も考えないまったりなリラックスタイムが必要です。「物心ついた時から今日にいたるまで、大きい島が知能線にあるのですが…」と聞かれた時には、回答に窮しましたが、きっと生まれてからこれまでずっと頭をフルに使う毎日だったのでしょう。常にお休みが必要な人生なので、よく食べよく寝てよく笑いましょう！ などと適当なことを言ってしまいました。でもそれが一番ですね。

切れている知能線の人は頭が悪い？

最後に切れている知能線について。「うちの息子は、知能線が切れ切れになっているのですが、頭が悪いのはそのせいでしょうか」という質問をいただいたことがありますが、そんなことはありません。手相というのはパッと見で切れているように見えても実はつながっていたりするものです。まずはよく観察してみてください。

また、切れている知能線は頭が悪いというか、注意力が散漫とか優柔不断の人に多いと言われています。決断できない時は、上手に決めてくれる人に頼るとか、外部のリソースをうまく活用するのも手ですね。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。