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LIFESTYLE

2021.12.13

【京都・祇園辻利】375mlで9720円!? 国内最高峰ボトリングティー… その味は?

日本を代表する老舗茶舗である祇園辻利が「心を浄化させる究極のお茶」としてボトリングティー「茶零〜SAREI〜」を新発売。驚きの価格だけでない、新しいお茶の魅力をレポートします。

京都・祇園辻利の本気!「茶零〜SAREI〜」を飲んでみた

祇園辻利と言えば、日本人で知らない人はいない茶舗。その名は国内のみならず、“Green Tea”ブームと共に海外まで広まっている老舗中の老舗です。その祇園辻利から新しく発売されたお茶「茶零〜SAREI〜」に驚愕!

驚いたのはまずその価格、375mlで税込9,720円。一般的な缶入り飲料は350mlなので、缶入り飲料より少し多い容量で約1万円!? 一般的な500ml入りペットボトルの緑茶が130円前後で購入できる世の中で、この価格は大胆。

私たち庶民の感覚からしたら、上質な“抹茶”はお値段もそれなりにするのだろうなというイメージ。ですが、今回の商品は“緑茶”。一般的に入手できる緑茶として日本最高峰、いや世界で最もお高い商品なのは間違いありません。

日本人に馴染み深い緑茶ですが、そこまでお値段の張るもの…、その味は全く想像がつきません。そこで思い切って飲んでみることに!

「茶零〜SAREI〜」はその佇まいも美しい

届いた「茶零〜SAREI〜」は、箱入り。中から出てきたのは、すらりとしたそれでいて存在感たっぷりの細身ボトル。お茶と知らずに見かけたら、日本酒かなと感じるかもしれません。

ボトルキャップの封にはしっかりと「宇治茶 祇園辻利」の金文字が。

ラベルに描かれているのは「茶零」の文字と、お茶の起源と言われる京都・建仁寺蔵・俵屋宗達筆の屏風画「風神雷神図」をモチーフとしたアーティスティックな図柄。かっこいい!

いざ開封! その味は?

さて、気になるのはやはり、その味です。私たちが知っている緑茶の味と同じなのか、違うのか…。ボトルから注いでみます。我が家では、リーデルのワイングラスでいただいてみました。

注いだ瞬間、立ち上る香りにまずびっくり。冷えている飲み物ってあまり香りがたたない印象ですが、これはしっかりと香ります。色は濃い目の黄色。少し濁った感じの液体で、まさに正統派な緑茶という印象。

飲んでみると…、とろんと優しく舌の上に広がる感触にまず驚きます。

そして口いっぱいにギュギュッと濃いお茶の味…、それは苦味でもあり、甘みでもあり、青さのある香りなどなど、複雑すぎて文字にするのが正直難しい。これがお茶本来の“旨味”なのかと、しばし呆然。

このお茶は、厳選した宇治茶を静岡Benefitea社によるコールドエクストラクション製法®で製造され、ペットボトル製造の30倍程度という長時間をかけて丁寧に抽出しているのだとか。また原材料は「茶葉と水」のみで、酸化防止剤(ビタミンC)や香料、着色料は一切使用していない無添加飲料。

そのこだわりは、ひと口含んだだけで十分に伝わってきます。

一緒に飲んだ友人たちからは「お茶と言うより上質な出汁を飲んだような満足感」、「体験したことのない飲み物」などの感想が。

また驚いたのは開封して3日ほど経ったときに飲んでみると、また少し風味が丸く優しくなっているように感じました。この変化、ワインのようです。

お茶というよりも、出汁やスープを思わせる濃厚さと、ワインのような優雅で奥行きのある香りと旨味を感じされる「茶零〜SAREI〜」は、量を飲みたいというより、ひと口で満足できる飲み物。1日の始まりや終わり、休日のくつろぎの時間にワインやエスプレッソのような感覚でいただきたいなと感じました。

お酒を飲まない方へのギフトにしても喜ばれそうですね♡

「茶零(されい)」詳細

■発売年⽉⽇:2021年11⽉15⽇(⽉)
■価格:375ml(専⽤ケース⼊り)¥9,720(税込)、750ml(専⽤ケース⼊り)¥12,960(税込)
■賞味期限(製造⽇より):6ヶ⽉
■販売場所:ECサイト限定
■特設WEBサイトはこちら

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