冬に「軽アウター」の理由は… 日本の冬の暖冬化にあり!
気象庁が公式に発表しているデータによれば、日本の平均気温は、1898年の統計開始以降、さまざまな変動を繰り返しながら上昇。
特に、1990年代以降、高温となる年が頻出している。日本の気温上昇が世界の平均に比べて大きいのは、日本が地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられている。
長期的には100年あたり1.26℃の割合で上昇しているとの観測結果が。2019年12月以降降雪量が減少する地域や冬場における高温を記録する地域も見られ、いわゆる『異常気象』がここ何年も続いているとのレポートも。年を追うごとに気温は上昇傾向にあり、その変化の一部として『暖冬化』は確実に進んでいる。
軽快なコートが売り場に増えているのはトレンドもさることながら、日本の異常気象に基づいた結果かもしれない。私たちの『年々、秋口のコートでもいけるようになっている気がしない?』という体感はあながち間違っていないようだ。
データ出展:気象庁ホームページ「日本の気候の変化」「日本の異常気象 異常気象の特徴と要因に関する情報」より
そんな冬に着たい軽アウターはこちら。
「ツイード系はおり」が洗練された大人のカジュアルを約束
ロゴスウェットにベイカーパンツ、カジュアルなスタイルをリッチに仕上げる「ツイード系はおり」の威力は抜群。気張らないデート服にも適役◎。例年より室内で過ごすことが増えそうな今冬、軽いはおりだと気楽に体温調節できるのもいい。
ジャケット¥64,900(ヴェルメイユ パー イエナ 青山店〈ヴェルメイユ パー イエナ〉) プルオーバー[なんばCITY限定]¥13,200(アルページュストーリー) インに着たTシャツ[2枚セットで]¥9,350(ロンハーマン〈ヘインズ フォー RHC〉) パンツ¥16,500(TOMORROWLAND〈MACPHEE〉) イスに置いたバッグ¥54,000(CPR TOKYO〈アニタ ビラルディ〉) 靴¥15,950(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) サングラス¥37,730(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス〈オリバーピープルズ〉) ネックレス¥14,300(ジュエッテ)
トラッドなムードを軽快アウターでキレよくきれいめに
ロング丈が普通だったウールのコートもミドル丈に更新することで、旬のフラット靴がきれいめになじんで。ボックスシルエットのPコートなら、メリハリがついてスタイルアップ効果も。
コート¥74,800・トップス¥19,800・パンツ¥28,600(ティッカ〈ティッカ〉) バッグ¥80,300(ゴヤール ジャパン〈ゴヤール〉) 靴¥117,700(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉) ピアス¥39,600(フレーク)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2021年Oggi12月号「今年は『軽アウター』がおしゃれの主役♡」より
撮影/倉本ゴリ(Pygmy Company) スタイリスト/縄田恵里 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/鹿沼憂妃 構成/村上花名
再構成/Oggi.jp編集部