秋の注目アウター【ツイード系はおり】着こなし方のヒント！
教えてくれたのは… スタイリスト 金子 綾さん
Oggiをはじめ、数々の女性誌で活躍中。シンプルな中に、抜け感や切れ味のあるスタイリングを得意とし、配色センスに定評がある。その審美眼を生かして、ブランドとのコラボアイテムも多数手がける。
Q. コンサバ感を抑えるには？
A. 「ニット生地がおすすめ＆足元でハズしてみる！」
「気軽にはおれるニット生地はおすすめ。バレエシューズなど華奢な足元だときれいにまとまりすぎるので、ぜひゴツめのスニーカーやブーツで！」（金子さん）
スポーティな足元で堅苦しさを払拭して軽やかに
きれいめな王道デザインのニットジャケットは、スニーカーやクラッシュデニムでラフに振り切って肩の力を抜いてみると、冴えた大人カジュアルに着地。
ジャケット￥22,000（アプワイザー・リッシェ） Tシャツ￥14,300（GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉） デニムパンツ￥30,800（ウィム ガゼット 丸の内店〈エーゴルドイー〉） バッグ￥3,630（MADEMOISELLE ROPÉ〈リサ セイズ ガー〉） 靴￥16,500（シシ〈シシ〉） バレッタ￥19,800（マディソンブルー） リング￥45,100（エスケーパーズオンライン〈AGMES〉） ソックス／スタイリスト私物
可憐なジャケットとロングブーツの絶妙な甘×辛バランス
パール調のパーツがあしらわれたジャケットの甘さを、ブーツのレザーの質感で削ぎ落としてバランスをとって。
ジャケット￥39,600（ツル バイ マリコ オイカワ） Tシャツ￥12,100（ジェームス パース 青山店〈JAMES PERSE〉） パンツ￥30,800（GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉） バッグ￥70,400（アルアバイル〈へリュー〉） 靴￥81,400（TOMORROWLAND〈ブレンタ〉） ネックレス／チェーン￥4,180・チャーム￥8,250（MIKIRI〈クードル〉）
Q. かっこよく着こなすなら？
A. 「黒でシックにまとめる」
「辛口ですっきりさせたいならやはり黒。個人的に好きな色ですが、着こなすときにはのっぺりしないように合わせはかなり気にします。一枚にいろんな要素の詰まったツイードジャケットだからこそ、オールブラックでも表情豊かな着こなしが叶う、とも言えると思います」（金子さん）
さらりとはおれる着映えジャケットはオールブラックでも抜群の存在感
ツイードに織り込まれたラメ糸や、フリンジのあしらいなど、キャッチーなデザインで、着こなしを嫌みなく盛り上げてくれる映えジャケット。
ジャケット￥66,000（ユナイテッドアローズ 丸の内店〈ユナイテッドアローズ〉） タンクトップ￥26,400・スカート￥51,700（マディソンブルー） バッグ￥39,600（アマン〈アトリエ アンボワーズ〉） 靴￥42,900（アルアバイル〈ペリーコ サニー〉） リング￥15,400（ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉）
Q. 小物合わせであか抜けるには？
A. 「スポーティさとシャープさをプラスして」
「ツイードジャケットのもつクラシカルさは、ともするとほっこりしがち。キャップなどスポーティなアイテム、やポインテッドトウのパンプスなどでかっこよく振るのが正解」（金子さん）
キャップ、ポインテッドトウ… 小物でかっこよさをひとさじ
4パターンの編み柄でツイードジャケットのような編み地に仕上げた一枚。ゆったりとしたシルエットに、キャップやパンプスなどのソリッドな小物でメリハリを与えて。
カーディガン￥37,400（カレンソロジー 青山〈カレンソロジー〉） Tシャツ￥6,050（スピック＆スパン ルミネ有楽町店〈グッド ロック スピード〉） パンツ￥29,700（アマン〈カバナ〉） バッグ￥45,100（ヴァジックジャパン〈VASIC〉） 靴￥80,300（ロンハーマン〈フランチェスコ ルッソ〉） 帽子￥5,500（GUEST LIST〈upper hights〉） リング￥10,780（アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉）
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2021年Oggi11月号「『ツイード系はおり』のきれいめ派的アプローチ」より
撮影／水野美隆 スタイリスト／金子 綾 ヘア＆メイク／笹本恭平（ilumini.） モデル／飯豊まりえ（Oggi専属） 構成／堀 由佳
再構成／Oggi.jp編集部
