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2021.10.28

「八卦」とは? その由来や8つの意味から代表的な占いのやり方について解説します

古代中国から伝わる「八卦」とは? 由来となる「易」や占いの方法、占えることなどを紹介。また「八卦」から派生した言葉まで知っておくと日々の生活に役立ちます。

【目次】
八卦の意味とは
八卦には8つの要素がある
由来となる「易(えき)」とは
八卦と六十四卦の関係とは?
八卦が由来になっている言葉とは
八卦では何が占えるのか?
八卦占いのやり方とは?
最後に

八卦の意味とは

(c)Shutterstock.com

八卦は「はっか」または、「はっけ」と読みます。古代中国から伝わる易からうまれたもので、易の根源は宇宙、万物の根源である「太極」と言われます。

その「太極」から「両義」が派生し、陰と陽という対立する2つの考え方が生まれました。この陰と陽を算木(さんぎ)という正方柱体の木を用いて記号を作ったのです。

「両義」から、さらに陰と陽がそれぞれ2つずつ派生し「四象」という4つの記号ができました。この4つの記号、つまり4種類の陰陽からさらに、それぞれ陰陽が派生して8つの記号ができますが、これを八卦と呼んでいます。

卦は「爻(こう)」と呼ばれる記号を3つ組み合わせたものです。

爻には「陰(–)」と「陽(━)」の2種類ありますが、それら3つを組み合わせて、1つの卦が作られます。

この8種類の卦の形を元に作られた「六十四卦」が森羅万象のさまざまな事象を表すといわれています。

八卦には8つの要素がある

(c)Shutterstock.com

古代中国では八卦の8つの要素が自然界と人間界を支配すると考えられていました。

まず自然界を8つの現象にわけ、八卦の記号には「卦名」がつけられ、それぞれの現象を表す「正象」が割り当てられました。そして八卦が表す意味を「象意(しょうい)」と言います。

「卦名」と「正象」
乾(けん)=天(てん)
兌(だ)=沢(たく)
離(り)=火(か)
震(しん)=雷(らい)
巽(そん)=風(ふう)
坎(かん)=水(すい)
艮(ごん)=山(さん)
坤(こん)=地(ち)

では1つずつ、象意を見ていきましょう。

◆乾(けん)

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3本とも陽の卦で成り立っている唯一の卦ですから、「乾」は天を表し、高貴で剛健で威厳があり、上へ向かっていくエネルギーに溢れているという意味を持っています。

◆兌(だ)

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2つの陽の上に、1つの陰が乗っています。尊く強いものの上に小さく弱い者が乗っている状況を物語っています。つまり小さくて弱い者は、下から支えられているわけですから、喜び、楽しむという意味を持っています。

他にも池や沼など水場に関係あるもの、また下の2つの陽を押さえている上の陰が割れていることから、おしゃべり、口が上手い、または途中で挫折するという意味も持っています。

◆離(り)

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「離」は火に由来するので、明るく華やか、情熱的といった意味ですが、「火」をつけて燃やすと、燃え尽きて何もなくなるところから、変化、熱しやすく冷めやすい、不安定といった意味も持っています。

◆震(しん)

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2つの陰の下に陽が発生していることから、雷が万物を奮い立たせる、新たなものが生ずることを表します。驚き、動揺、刺激などの意味のほかに、驚き騒々しくしたものの、あまり実にならない、または実害はなかったなどのニュアンスにもなります。

◆巽(そん)

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━ ━

風が陽気を吹き飛ばすというものを表しています。つまり風が吹き飛ばされて迷う、風の流れに従うなど、不安定な状態を意味します。
また、1つの陰が2つの陽の下に入り込んでいることから、隠れる、へりくだる、入り込むなどの意味も持っています

◆坎(かん)

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真ん中の陽を上下の陰が挟んでいることから、山と山の谷間に川が流れていることを表していますから、冷たく危険、障害、悩みといった困難を意味します。また水は低い方へ流れるということから、移ろいやすいという意味もあります。

◆艮(ごん)

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2つの陰が上の陽を支えていますから、山を表しています。山は動かない、高い、という意味を持ちますから、安定、不動、阻止する、また、山というのは土を積み重ねて出来ていますので重ねる、などの意味になります。
という象意もあります。

◆坤(こん)

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━ ━

3つすべてが陰で成っている「坤」は弱い、小さい、やわらかい、受け身、低いといった意味を持ちます。「乾」とは逆の意味を持つものと言えます。

由来となる「易(えき)」とは

(c)Shutterstock.com

占いとしての易は中国の殷の時代まで遡ります。当時は亀の甲を焼いて、そのひび割れの形で吉凶を占っていたそうです。その後、周の時代に入ると亀の甲が入手しにくくなったため、「めどぎ」という多年草の茎を使った方法に変わり、のちに竹で代用されるようになり、これが現在の筮竹(ぜいちく)となりました。筮竹は竹製の細くて平たい棒で、占いには50本使用します。

筮竹を用いる易が行われるようになったのは、約三千年前と言われています。そのため現在行われている易は「周易」とも呼ばれます。

易占いのテキストと言われるのが「易経」です。「易経」は四書五経の筆頭にあげられる儒教の経典であり、また多くの学者によって解釈がなされたことで、占いの書にとどまらず、

帝王学の書、学問の書、哲学・倫理の書という多彩な分野に用いられてきましたが、中心となるのは、陰陽二つの元素の対立と統合により森羅万象の変化法則を説くという思想です。

八卦と六十四卦の関係とは?

(c)Shutterstock.com

「易経」は全部で六十四の卦で構成されています。八卦は太極から陰陽二つにわかれ、次に四象(老陽・少陽・老陰・少陰)にわかれ、さらに分裂して三本の爻からなる8種類の象(八卦)になります。

八卦には、「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」という卦の名前がついていて、これらの性質を自然現象にたとえると、「天・沢・火・雷・風・水・山・地」になります。

占いでは、これらの属性や性質を参考に、さらに細かく時間や場所、方位を読み解くために、八卦と八卦を上下に重ねて六十四卦を作ったのです。

八卦が由来になっている言葉とは

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◆「当たるも八卦当たらぬも八卦」

占いの結果が出たときに、誰もが聞いたことがある言葉かもしれません。そう、占いは当たることもあれば、外れることもあるという意味で、特にあまりうれしくない結果が出たときに、気休めのように言ってしまう言葉ですね。

同じ意味で使われる言葉に「八卦の八つ当たり」もあります。

占いの結果が悪かったとしても落ち込むことは無意味、軽く受け流しましょう。

◆「はっけよい残った」

大相撲の取組で行司がかける「はっけよい(はっきよい)残った」の掛け声も、よく聞く言葉です。

「残った」の掛け声については、両者競って勝ち残れと拍車を掛ける意味合いがあるそうですが、「はっけよい(はっきょい)」については複数の解釈があり、その一つに八卦が由来の「八卦良い」説があるのです。

占いの結果「良い八卦になった」という意味で「八卦良い」となり、それが相撲の「ハッケヨイ」に変化したと考えられているそうです。

八卦では何が占えるのか?

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易占いは森羅万象を読み解くものですから、吉凶だけでなく一般的に占える内容はほぼカバーしています。

特に今知りたいこと、たとえば失くしたものを探したり、現状の吉凶や判断に迷ったりした時の解決法などを占うことには、とても向いています。でも、他の占いとの違いは、未来を見る場合は、大体一年先くらいまでのことしか見えないということです。5年先や10年先などの将来を見越した占いにはあまり向いていません。

それは、易が自然の変化と人生の時を照らし合わせて、今はどの変化の過程にいるのかを六十四卦から解き明かすというものだからです。

ですから、仕事運、恋愛・結婚運、金運、健康運、人間関係、転居、未来の吉凶など、一般的な項目は占えます。

ただし、「10年後の私の人生は?」や「老後の金運は?」といった漠然とした内容を占ったとしても期待するような結果は出ないでしょう。

「いまの彼と結婚できる?」「購入しようと思っている物件はやめるべき?」「この日に旅行へ行っても大丈夫?」のように、占う事柄が具体的に細かい方が当たりやすいといいます。

八卦占いのやり方とは?

(c)Shutterstock.com

八卦占いは竹を細く削った筮竹を50本使います。本筮法・中筮法・略筮法の3種がありますが、本筮法は筮竹を18回操作するなど、現代ではあまり使われていません。

中筮法は操作が6回、略筮法は3回と簡略化されていますので一般的には、これらの方法が多く使われています。

筮竹の他にもコインやサイコロを用いて、もっと手軽に占うこともできます。

それぞれの占い方を紹介します。

◆略筮法

[用意するもの]
筮竹、算木、筮筒(ぜいとう)、卦肋器(けろくき)
※筮竹は竹串、筮筒はペン立てやコップなどでなどで代用しても大丈夫です。算木は卦を記録するために使いますが、ノートに記録すればいいだけですからなくてもOKです。また卦肋器の代わりに、机の上に置いておくだけでも構いません。

1. 左手に50本の筮竹を持ち、1本だけ抜き取り、筮筒に入れます。

2. 49本の筮竹を扇状に開いたら、右手で半分だけ取り卦肋器、または机の右端に置きます。

3. 右端に置いた束から一本取り左手の小指と薬指の間に挟みます。

4. 左手の筮竹を2本ずつ取っていきます。

5. 最後に残った八卦を記録しておきます。これが下卦になります。残った数が1本なら「乾」、2本「兌」、3本「離」、4本「震」、5本「巽」、6本「坎」、7本「艮」、8本「坤」です。

6. もう一度同じ手順を繰り返して、上卦を出します。

7. 上卦と下卦を組み合わせたものを六十四卦に照らし合わせて読み解きましょう。

たとえば、上卦が「乾」で下卦が「離」だった場合の六十四卦は、「離下乾上」の天火同人(てんかどうじん)になり、「物事を公明正大に行えば願い事は叶う、結集して協力する」という結果になります。

◆コイン

[用意するもの]
同じ種類の硬貨6枚

1. 手のひらにすべてのコインを乗せる

2. コインを両手で多い、占いたいことを頭に浮かべる

3. 手の中でコインを振る

4. コインを片方の手に移し握る

5. 手の中からコインを取り出しテーブルに置く

コインをテーブルに置くときは、必ず下から置くようにします。コインが表であれば陽、裏であれば陰となります。たとえばコインが上から「裏・表・裏・裏・裏・表」となっていたら、「陰・陽・陰・陰・陰・陽」となります。

上半分を上卦、下半分を下卦としますから、この場合、上卦が「水」で下卦が「雷」となり六十四卦は「水雷屯」になります。

◆サイコロ

[用意するもの]
8面体のサイコロ2個と6面体のサイコロ1個

8面体の赤字のサイコロを下卦、黒字のサイコロを上卦として占う方法です。サイコロの目の1~8までを乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤に当てはめるだけですから、比較的やりやすい方法です。

最後に

八卦などの易占いに限らず、占いは何か目の前に問題や悩みがあり迷いが生じた時に活用するものとして伝えられてきました。考えが固まってしまい前に進めない時や、選択を迫られた時、また切実なアドバイスがほしい時に、具体的に方向性を示してくれるものとして親しまれてきました。ただ単に頼るだけではなく、生活の中にうまく取り入れて楽しみたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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