アラサーOL【婚活のリアル#160】いつか買えるかしら。彼氏のための誕生日ケーキ
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「『好き』ってなんだっけ?」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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すっかり年末になった2020年も暮れ。わたしは皇居近くにそびえ立つ「パレスホテル東京」にいた。優雅に宿泊♪ なんてできたらどんなに楽しいかしら。先日注文したバースデーケーキをペストリーショップに取りに来たのだった。
今月、同居するアラフォーゲイカップルのひとりが誕生日を迎える。毎年サプライズという名のバッレバレのケーキをもうひとりのお兄さんと用意するのが恒例となっていた。
「フルーツ山盛りのタルトをホールでお願いします」と注文したのはもう1ヶ月ほど前のこと。お兄さんが好きそうなフルーツタルト。喜んでくれるかしら。
この年で四十になるお兄さんはわたしと8つ違い。男の人にケーキをプレゼントするのってちょっと難しい。
なんでも大好きならいざ知らず、口の肥えた人やこだわりの強い人、それに好き嫌いが激しい人。もしわたしの彼氏が甘味嫌いだったらどうしよう…。
甘いの大好き炭水化物大好きのわたしにとって重要なポイント。どうかいつかできる彼氏が好みの味覚が同じでありますように。って一体いつ買えるんだ? 彼のためのケーキ…。
お兄さんの誕生日当日0時きっかり、すでに爆睡している本人を叩き起こし、ロウソクを吹き消してもらった。
「おめでと〜シジュウね♡」
翌日の休みに3人で焼肉を食べようと練馬にある有名な「牛蔵」へと向かった。
美味しいお肉を前に40代の抱負を語る。「痩せますw」とお兄さん。そんな言葉とは裏腹にじゃんじゃかお肉を焼くわたしたち。
その足で久しく行っていなかったカラオケに行き、シジュウのお兄さんがNiziUを踊りながら歌った。シジュウの男が踊る「Meke you happy」はお腹ぽってり。「ほんとに痩せなくちゃね」そういうお兄さん、この曲いつの間に覚えたのやら…。
こんなお兄さんたちと過ごすのはあとどれくらいかな。すでに6年このお兄さんたちと過ごしてもうすっかり家族の感覚。たまに一方のお兄さんを「お父さ〜ん」と呼ぶことが増えてきた。上京してきたわたしにとって間違いなく東京のファミリー。
これからも末長く健康で元気にこのゲイカップルが続きますように。
そして、私と食の好みが合う男性が目の前に現れますように。
次回は、5月18日20時公開予定です。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在33歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪