アートとアスレチックを堪能できる未知の空間「空中の村」!
今年4月にオープンしたばかりの「空中の村」は、十津川村ならではの森林を堪能できる絶好の憩いスポット。入口に入るとさっそく、木々の間にカラフルで頑丈な網が張り巡らされています。実際に網の上を歩いてみると、下が透けて見えている怖さと、特殊な網の柔らかさで、トランポリンのような感覚でとっても不思議でした。
実はこの空間、フランス出身のジョラン・フェレリさんがつくられたレジャー施設で、未体験な感覚を楽しめる網は、日本にはまだないフランスの技術を用いて作られているのだそうです。なんとジョランさん、こんなにも広い空中の村を、12人で、なんと6週間で作られたとか!
◆高さ12mにある憩いのカフェでリラックス
入口から少し進んでいくと、ピクニックエリアが見えてきました。高いところは虫も少ないので、虫が苦手な方でも安心してゆったりくつろげます。珈琲を飲みながらしばらく景色を眺めていましたが、なんだかそれだけでも浄化されていく気が…♪
十津川村は全体面積の約96%が森林とされていますが、高さ4〜12mの非日常空間の中では空がいつもより近く、美しい自然をより一層身近に感じることができました。
◆山奥で過ごす、大人の遊び場
休憩が終わったら、次は森の中でアクティブに遊び倒します!(笑)
絵本やクッションが置いてあるエリアでは、網の上でお昼寝も♪ 鳥かごと呼ばれるエリアではブランコ等の遊具が設置してありました。走ったり、飛んだり、駆けまわったり…etc.。大の大人がどれだけはしゃいでも丈夫な網が支えてくれるので、とても安全です!
地上に降りる階段も途中で数ヶ所置いてあり、高いところに疲れたら地上に戻って、またゆっくりおしゃべり。しばらく高いところにいたので、普段の地上に戻った時は、まだ宙に浮いているような、不思議な感覚になりました(笑)
地上から木々を見上げると、その大きさと、パワーを改めて確認できました。
アスレチックと聞くと、実際に行ってみるまでは子供向けの遊び場を想像していましたが、アートを感じながら、遊ぶこともでき、お昼寝や休憩スポットも充実している空中の村は、まさに大人の遊び場。実際に行ってみると自然の中で心から解放され、想像よりも思う存分はしゃげるはず! 十津川村を訪れたのなら、ぜひ時間に余裕をもって立ち寄りたいスポットです。
撮影/女鹿成二 文/片田亜莉紗 構成/門司紀子
オッジェンヌ 片田亜莉紗
2019年からOggi専属読者モデル「オッジェンヌ」として活動開始。オッジェンヌ最年少ながら、洗練されたファッションセンスで高身長を活かしたカジュアルファッションが魅力。休日は外出派で、趣味は旅行と身体を動かすこと。Instagramのアカウントはこちら:@arisa_ktd