【名港水上芸術花火2020】10月24日(土)開催決定！
匠の技が結集した芸術花火シリーズが今年も名古屋で！
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、大規模なイベントは次々と中止せざるを得ない状況となった2020年。そんな中、今年も美しい花火を見たいというたくさんの声を受けて、10月24日(土)【名港水上芸術花火2020～こんな時こそ、空を見上げて～】が開催されることになりました！
名港水上芸術花火は、【名港水上芸術花火2019】が昨秋開催の予定でしたが、台風で今春に延期。さらに新型コロナウイルスの影響でまたまた中止。二度の中止を経て、ついに実現した開催なんです。
◆匠の技が結集し、“芸術”となった花火大会
名港水上芸術花火はその名の通り、「芸術」と冠するにふさわしい、匠の技を結集した花火大会。国内最高峰の総理大臣賞受賞花火師による鮮やかな発色と繊細さを持つ芸術玉は息をのむほど美しく、尺玉と呼ばれる地上330mまで打ち上がる花火を含めた13,000発もの花火が惜しみなく空を彩ります。演出には、假屋崎省吾、コシノジュンコなどともコラボした経験を持つ花火コレオグラファーの大矢亮氏を迎え、時間が過ぎるのを忘れてしまうような75分間になっています。
また、芸術花火の目玉のひとつが、“グレートスカイアート”という音楽に合わせて打ち上げるもの。打ち上げのタイミングはコンピューター技術を駆使して0.03秒単位でコントロール。滞空時間や残存光まで計算し尽くされて生み出された花火と音楽のシンクロは、過去の開催でも感動で震えが止まらなかったと多くの人が漏らすほど。心の琴線に触れる、通常の花火とは一線を画した花火大会なのです。
◆超至近距離で咲き広がる、“打上”ではない水上花火ならではの迫力
打ち上げ花火は、空に向かって打ち上げられた花火が空中で広がる様子を楽しむもの。一方で、名港水上花火では、打ち上げ台の設置された台船が、保安距離ギリギリまで観客席に大接近！ 今までに見たことのない至近距離に思わず圧倒される演出です。
また、名港水上芸術花火の迫力を作り出すもう1つの技が〈ダイヤモンドフォーメーション〉というダイヤ形の台船の配置。花火は四方に打ち上げられ、横の広がりだけでない迫ってくるような立体感のある演出はオフラインだからこそ！
今回は新型コロナウイルスの感染予防対策に万全を期しての開催。入場者数の席数を絞った全席指定の有料チケット制、ソーシャルディスタンスを保った配置での座席を用意、参加者は原則県内からのみなど、新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドラインに従って安全に開催するための条件やルールが。また、名港水上芸術花火は毎年チャリティイベントとして開催されていて、今年は医療従事者に向けて関連団体へ寄付されます。
イレギュラーなこと、不安なことが続いた今年。まだまだ予断を許さない状況ではあれど、美しく乱れ咲く大輪の花火は、空だけでなく、心も華やがせるものになるはず。名港水上芸術花火ではチケットの申し込みは終了してしまっているものの、当日の花火の映像の無料オンライン配信は必見！ また、芸術花火は次回11月に宮崎でも開催予定。合わせてチェックしてみて！
【「名港水上芸術花火2020」～こんな時こそ、空を見上げて～】
日程：2020年10月24日(土) 荒天・時化の場合中止
場所：名古屋港ガーデンふ頭（住所：名古屋市港区港町）
内容：
17:30 会場オープン
19:00 野村花火「尺玉コレクション」（解説付き）
19:15 Great Sky Art（水上芸術花火）
20:15 花火終演予定
構成／坂巻貴砂
