きちんと見えするタイトスカートは素材選びが肝!
家で過ごす時間をより快適に、より素敵にという欲が高まっている今こそ、ルームウェアを見直しませんか? 家でいるからといって、着古した二軍Tシャツやスウェットで過ごしていると、気持ちまでどんどんダラけてしまうことを実感した方も多いですよね。
そこで、今、Oggiが提案するのは「きちんと見えする部屋着」=「Aランクルームウェア」。急なオンライン会議や、近所への外出も恥ずかしくない、リラクシーなんだけど、ちゃんと見える部屋着のことをそう呼ぶことにしました。連載3回目のテーマはタイトスカート。
Oggiでも活躍中のスタイリスト渡辺智佳さんに、選びのポイントと着こなしを教えてもらいます!
◆【Deuxieme Classe】ベロアタイトスカート
伸縮性のある&シワが目立たない素材選びがきちんと感のポイントに!
「家の中でタイトスカートなんて窮屈で嫌という方も多いと思いますが、伸縮性が高くシワになりにくいベロア素材はジャージー感覚で着られるのでホームウェアに適しているアイテム。職業柄もあってタイトスカートの座りシワ(脚の付け根辺りにヒゲの様に出る横シワ)がすごく気になってしまいます。
スカートに限らずシワはシルエットも変わってしまうし、洋服の魅力を3割減させる大敵。ホームウェアは着心地の良さも大切ですが、シワになりにくい素材を選ぶこともAランクに見せるに必要なポイントかもしれません。今回着用したドゥーズィエムクラスのタイトスカートは、少し前のシーズンのもの。今年も似たようなアイテムがお店に出ていたので、チェックしてみてくださいね」(スタイリスト渡辺さん)
◆小物まで潔くモノトーンで統一するとモダンな印象でばっちりAランク!
「シンプルなシルエットのタイトスカートですが、素材に遊びがあるのでベーシックな白Tと合わせても様になるんです。女っぽいスカートなので、Tシャツは地厚・ビッグシルエット・クルーネックのカジュアル見えするタイプをチョイス。
ビッグシルエットのTシャツは良い意味で肩の力が抜けたコーデを作るのに役立つので、夏のワードローブとして持っておくと使えるアイテムですが、苦手という方は袖を少しロールアップして全体のシルエットをコンパクトにすると取り入れやすいです」(スタイリスト渡辺さん)
バッグ、靴まで黒でキュッと引き締めるのがモダンに見せる秘訣。このまま近所でごはん、なんてときにも素敵なスタイリングですよね。もう少しカジュアルに、というときは足元を黒のビーサンにしても!
〈着用アイテム〉
スカート(ドゥーズィエムクラス)
Tシャツ(ドゥロワー)
バッグ(リトルリフナー)
靴(メゾン マルジェラ)
サングラス(アイヴァン 7285)
ネックレス(REINA)
バングル(SOKO)
写真・文/渡辺智佳