成熟した大人の女性代表! 板谷由夏さん
「体型や肌も含めて潔く白いシャツを着られる自分でいたいと思います」
女優・モデル 板谷由夏さん
1975年生まれ。1999年に映画『avec mon mari』でデビュー。その後の映画『大奥』『3月のライオン前編/後編』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、NHK大河ドラマ『篤姫』、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』など多数出演。
シャツ¥22,000・デニムパンツ¥25,000・チェリーピアス[右耳]¥200,000・ハートピアス[右耳]¥100,000・スクエアピアス[左耳]¥70,000・3ピースブレスレット¥245,000・スクエアブレスレット¥125,000(チェルシーフィルムズ〈シンメ〉) その他/スタイリスト私物
究極のベーシックをまとうその緊張感も含めて好き
真っ白な白シャツにストレートデニムをさらりと着こなし、カメラの前に立った板谷由夏さん。このシンプルを極めたスタイルこそが、自身のスタイルのコアになっているそう。
「デニムがいちばん好きなんです。これは洋服に興味をもち始めた10代後半から何ひとつ変わっていなくて。だから、基本、コーディネートもデニムに合うトップスを合わせるのが私の定番スタイルです。デニムって、はく人によって全然違う表情になるのが魅力。それって究極のシンプルだな、と思っています。ベーシックなものほど着る人自身を映す。そういう内面が伝わるものにひかれます。ごまかしがきかないからこそ、無意識に『このサイズははけなきゃいけないぞ!』と言い聞かせている部分はあるかもしれませんね」
シャツ¥22,000・デニムパンツ¥25,000・チェリーピアス[右耳]¥200,000・ハートピアス[右耳]¥100,000・スクエアピアス[左耳]¥70,000・3ピースブレスレット¥245,000・スクエアブレスレット¥125,000(チェルシーフィルムズ〈シンメ〉) その他/スタイリスト私物
そんな板谷さんに、ここ最近、新たな感性が芽生えたのだそう。
「今まではむしろ避けていたくらいですが、リボンとかハートのかわいらしいモチーフやフリルなどを取り入れるようになりました。大人がこういうものを身につけるのって、逆にかわいい! と思って。あと、明るい色も以前より着る回数が増えました。肌を明るく見せてくれることはもちろん、何より気持ちが上がる! 首元にスカーフで赤をさりげなく入れるのとか好きですね。改めて色物とかジュエリーとか、女性を魅力的に見せてくれるものを積極的に楽しむようになってきました」
ブラックパールのピアスやダイヤのブレスレットなど、今回のコーディネートでも女らしさを香らせる〝ひとさじ〟が絶妙だ。
「ネイルとかリップの色とかがきちんと更新できている人っておしゃれだし、かっこいいなって思います。あとは〝ニューバランス〟の996やコンバースの定番スニーカーを、紐を替えたり、きちんと洗ってお手入れしている人も素敵。ものを大事に使っている人を見ると、本当におしゃれだなと思うし、手入れをしている姿を想像すると、その人のことも愛おしくなる。私もそういうふうでありたいです。あとは、やっぱり好奇心をもち続けて挑戦している人、アンテナを張ることをあきらめない人でしょうか。私の周りには、幸いそういう大人がたくさんいて、とても刺激を受けています」
Oggi編集部は見た♡ 板谷さんのココがかっこいい!
1|一生もののベーシック名品を愛用している
「私の中の名品は、やっぱり〝リーバイス〟の古着のデニムパンツです。長年、大切にはき続けています。そこに古着のシャツを合わせたり、ダイヤモンドやパールで女らしさを添えてみたりするのが好みです。そうなると、リップやマニキュアも欲しくなっちゃうんですよね!」
2|遊び心のあるジュエリー使いが素敵!
「ブラックパール、冠婚葬祭というイメージが強いかもしれませんが、絶対に日本人の肌になじむと思うから、ぜひ試してみてほしいです。この〝SINME〟のブラックパールは、さくらんぼモチーフ。かわいいでしょう♪ 今までの私じゃ、ありえないことです(笑)」
3|肌色を明るく見せる差し色使いが上手
「今まではベーシックな色が多くて、差し色は小物でしたが、最近はもっぱらトップス中心に差し色を使います。私の今年のラッキーカラー〝イエロー〟のカーディガンを〝SINME〟のドットワンピースに合わせて。最近はピンクのかわいらしさにもひかれます」
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
●この特集で使用した私物は、現在お取り扱いがない場合もございますのでご了承ください。
2020年Oggi5月号「こんなふうに今っぽく、かっこよく生きたい!」より
撮影/福本和洋(TAKMI) スタイリスト/古田ひろひこ(chelsea films) ヘア&メイク/結城春香 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部