アラサーOL【婚活のリアル#49】初めて愛した男・ひろくん8
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、自衛隊員から某省庁出向男・よーへいPart5をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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2018年10月。自衛隊から某省庁出向男・よーへいとの関係を築きつつ、不倫相手・ひろくんとも関係が続いていた。
けれど、ひろくんとは夏の六本木デート以来会っていなかった。
彼はこの年の春の人事異動で、国内出張が多い部署に配属された。夏も全国を回っていたようだけど、秋になるとより一層多忙の様子。疲労も溜まっているのか、出張先の夜の電話すらなくなっていた。
自衛官のよーへいがいるにもかかわらず、私はその当時もひろくんが一番好きだった。自分が不倫にハマるどうしようもないアホだとはわかっていても。
私「最近も忙しいの? 電話もできひんくらいなん?」
私のラインに比較的すぐに返信をしてくれる彼も、このときを境に意図的に連絡を遅れさせるようになった。
ひろくん「わるい。忙しくてな」
あんなに毎日ラインをしていたのに1日1会話くらい。ヘタすると翌日の夜まで返信が返ってこないときもあった。
私「お休みはあるでしょ? その日にゆっくりしたらいいのに」
本当はデートに誘って欲しかった。だけど…
ひろくん「母さんの具合がよくなくてな…」
彼は栃木県出身で、男三人兄弟の次男坊。兄弟全員が地元を離れて暮らし、加えて父親も高齢で母親と2人暮らし。
ひろくん「週末から日曜まで、毎週栃木に帰ってるんや。1人で」
そんなこと、全く知らなかった。彼が教えてくれるまで私は永遠に知らずにいただろう。
私「それは大変やんか。お母さんもやけどひろくんも自分の体を大事にね。無理したらあかんよ!」そう送りながら私は思った。
私が奥さんなら、私が家族だったら彼の手助けができるのに… と。
この先も彼の家族や、友人の1人としても紹介されない現実。ただの遊びではなくなっている関係だと思っていたから、より一層歯がゆかった。
私「私が家族やったら、少しはひろくんのこと手伝えたかな?」
言わなければよかった。
ひろくん「お前に関係ない」
と、分かりきっていた返答。自虐だ。
それから今まで以上に、連絡が来ることはなくなった。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪