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2020.03.08

【失敗しない結婚式】憧れのデザートビュッフェは後悔する人が多いって本当?

元ブライダルコーディネーターでOggi.jp’sの長縄由実が、結婚式で失敗しないためのデザートビュッフェについて紹介します。事前に確認すべきところは何?

Oggi.jp's 長縄由実

結婚式のデザートビュッフェは花嫁の憧れ♡ でも、実は後悔する人が多いって本当?

こんにちは。Oggi.jp’sの長縄由実です。インスタグラムでよく見かけるデザートビュッフェの投稿ってフォトジェニックで素敵ですよね。結婚式でもデザートビュッフェをやりたいという花嫁が多く人気があります。

最近は式場検索のサイトに「デザートビュッフェができる会場」という選択項目までできていて、デザートビュッフェメインで選ぶ人が増えているのだとか。今回はそんな、結婚式で大人気の演出「デザートビュッフェ」についてお届けします。

◆結婚式のデザートビュッフェとは?

(c)Shutterstock.com

結婚式のデザートビュッフェは、披露宴のコースデザートをゲストが好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェスタイルにすることです。

披露宴での人気の演出の一つで、ウェディングケーキ入刀の演出とは異なり、「ウェディングケーキ+通常のコース料理のデザート」もしくは、「ウェディングケーキ+デザートビュッフェ」という選択になります。

◆結婚式でデザートビュッフェが人気な理由

(c)Shutterstock.com

手間がかからないのに映える

新郎新婦の手間をかけずしてフォトジェニックな空間が作れる。スイーツやフルーツを使ったビュッフェはその空間自体がとても写真映えするため、結婚式場にお任せするだけで素敵な空間が作れます。

会場の雰囲気が華やかになる

少し飾りつけをするだけで会場の雰囲気が華やかになるので、デザートビュッフェに憧れているという新婦がたくさんいます。

ゲストが仲良くなれるきっかけになる

ゲストが席を立ち集まるため、遠い席のゲスト同士が話せるきっかけになります。一人一人ではなく複数名でブースに集まれるため、和やかな雰囲気になり話が弾むことも多くあります。

しかし、コストをかけて期待していたデザートビュッフェが、当日たくさん残ってしまい、ゲストにあまり喜ばれていなかった。という声がとても多いんです。多くの人が楽しめるようにするには、どうしたらよかったのでしょうか。

◆ゲストに楽しんでもらうには?

(c)Shutterstock.com

喜んでもらえるゲストなのかを判断する

デザートビュッフェには基本的には甘いものが並ぶため、男性やお酒好きな人にはあまり好まれません。呼ぶ人に対して提供するものがマッチしているのかを判断しましょう。

金額に対して用意されるデザートの種類や量を確認する

デザートビュッフェの費用相場は一般的に1000円~2000円×人数分です。その費用対してどれぐらい、そしてどんな種類のデザートが用意されるのかも確認しましょう。

生ものの食材を並べるため、衛生面で会場の考え方や提供する場所によっては意外と種類が限られてしまうもの。夏にテラスで披露したデザートビュッフェが、衛生上生ものが出せないと判断され、ほとんど焼き菓子になっていてあまり写真映えしなかったという失敗例もあります。

種類は基本的には結婚式場任せになりますが、年配の方が多い場合は和菓子を取り入れたり、コースの料理が多いときは、おなかに入りやすいゼリー類などを多くしてもらうなどリクエストしてみましょう。

提供される時間と場所把握する

デザートビュッフェは大体、コースの料理が終了する披露宴の中盤以降に行われます。しかし、披露宴の中盤以降は余興やDVD上映など演出が集中する時間でもあります。

あまり余興を入れすぎるとゲストがデザートを取りに行ける時間が無くなってしまい、せっかく用意したデザートが残ってしまいます。デザートビュッフェを存分に楽しみたい場合は、しっかりとその時間を確保するスケジュールを作りましょう。

また、会場によってデザートビュッフェが提供される場所も様々。デザートビュッフェの場所が分からなかった。取りに行きづらい場所だった。ということもありますので、どこで提供されるかも必ず確認しましょう。

◆ビュッフェ以外はどんなものがある?

(c)Shutterstock.com

また、コスト面、ゲスト層、時間によってデザートビュッフェが難しい場合、デザートではなく違うものをビュッフェ形式にするという方法もあります。

ポップコーンバー

カラフルにポップコーンを飾り、ゲストに好きな種類をとって食べてもらうという演出です。スイーツを用意するよりかなり費用が抑えられます

お菓子なら小さい子供に人気があり、味によっては男性にも人気です。その場で新郎新婦が取り分けるのもいいですし、小分けになっている商品もあるので、袋のまま提供すればその場で食べられなくてもゲストに持ち帰ってもらうことができます。

お茶漬けバー

斬新な発想のように思えますが、実は人気の演出です。お茶漬けは老若男女問わず人気があり、おなかがある程度満たされていてもおなかに入りやすい食べ物なので、締めにお茶漬けが食べられるというのはゲストに喜ばれます。

ずっとやりたいと思っていた演出が失敗に終わってしまっては、とても残念な気持ちになります。事前に確認すべきことを怠らないこと。そして、ゲスト層や時間配分に問題があれば違うもので補うなど、工夫すること。憧れのデザートビュッフェが現実でも素敵なものになるように準備を進めてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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