美しすぎる砂浜に、輝く海。【フィリピン・ボラカイ島】と絶景ホテルの魅力あれこれ
今回のフィリピン女子旅は、首都・マニラだけでは終わりません。もう一つの大きなミッションは、美しい海が見られるボラカイ島を訪れること。
★限られた人数しか入れないから美しい、ボラカイ島って?
ボラカイ島には空港がないので、マニラ経由で隣のパナイ島へ国内線で向かい、ボラカイ島に行くのが一般的。パナイ島には2つの空港があり、ボラカイ島に近い方が、カティクラン空港。カティクラン空港からは、さらにボートに揺られてボラカイ島へ。
ボラカイ島は、全長4kmにも及ぶホワイトビーチが有名なリゾート地。今、旬のビーチとして人気ですが、なぜ今ここが“旬”なのかと言うと、水質汚染が深刻化したことに伴い、浄化作戦のために2018年の約6ヶ月、閉鎖されていたから。
フィリピン政府は観光再開後、1日に受け入れる観光客数を制限。現在は、ホテルに滞在するゲストのみが入れる島となっています。新たに、ビーチでのゴミ捨てはもちろん、飲酒、喫煙、焚き火やビーチパーティの禁止など、厳しい規定が設けられていますが、その甲斐あって、息を飲むような美しいビーチが保たれているというわけです。
★スタイリッシュさと居心地の良さが共存した、新しいリゾート「クリムゾン」
せっかく、飛行機とボートを乗り継いでやってきたボラカイ島ですから、ビーチの素晴らしさを存分に満喫し尽くせるホテルに泊まりたいもの。
今回宿泊した「クリムゾン リゾート&スパ ボラカイ」は、2018年3月にオープンしたばかりの白亜の新しいホテル。
空港からホテル専用のボートで向かうと、陽気な演奏隊が明るく出迎えてくれました。
白を基調にした洗練されたデザインと、目の前がプライベートビーチという絶好のロケーションは、まさに海と一体化しているよう。美しい海を目いっぱい満喫できるように作られています。
それぞれの客室からも海が見えるので、窓際の大きなソファやベッドから、1日中美し過ぎる絶景をひとり占め!
多くの客室がスイートタイプで、リビングも窓に面していて開放感あふれています。
女子にとって、さらにテンションが上がってしまうのが、ガラス張りのバスルーム。ベッドルームから直接入れる設計で、海や沈みゆく太陽を眺めながら入れるので、部屋にいる間じゅうずっと、景色を満喫できます。
翌朝、朝食をいただいたのは、海が見えるテラスが併設された「サフロン カフェ」。
朝食はビュッフェ形式。一般的な洋食から東南アジアのご当地メニューまで、バラエティ豊かな料理が並びます。
美味しい食事とたくさんのアクティビティが目白押しの旅では、朝食に温かい麺類をいただくと、体調が整うように感じます。
「クリムゾン リゾート&スパ ボラカイ」は、デラックスルーム1泊1室あたり(朝食込)約¥35,000〜。スタイリッシュな5つ星ホテルですが、物価が安いフィリピンでは、日本よりもお手頃に泊まれてしまうのも嬉しいですよね。
ボラカイ島を起点にした旅は、まだまだ続きます。次回は、ボラカイ島のホテルを起点にした、アイランドホッピングの様子をレポート! お楽しみに。
<取材協力>
フィリピン政府観光省
ビューティ&トラベルライター 石原有起(いしはら・ゆき)
大学卒業後、女性誌やウェブを中心に、美容、旅行記事の取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、年間数百個の新作コスメを試すだけでなく、“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■Instagram:@yukiishihara1112