DRAGON GATEのYAMATOだ。
数回にわたって“炒め物”レシピを特集しているが、今回は炒め物の具材の影の王者ともいえる“もやし”を登場させたいと思い、このレシピを考案した。
安くて簡単な調理で食べられるもやしは、俺もよく使う食材のひとつ。このもやしで旨い炒め物を作れないものかと試行錯誤した結果誕生したのが、今回のレシピ【もやしと豆苗のカレー炒め】だ。
豆苗ももやしと同様、リーズナブルで使い勝手のいい食材だよな。このふたつの食材にどんな味付けをするのが、いちばんうまいのか、それはズバリ【カレー味】だ。
俺を信じてついてこい！ 材料からいくぞ。
■材料（2 人前）
豚バラ肉……150g
もやし……一袋
豆苗……一苗
＜調味液＞
めんつゆ(4 倍希釈)……大さじ2
料理酒……大さじ 1
砂糖……大さじ1
酢……小さじ 1
オイスターソース……小さじ 1
カレールー……約10g
にんにく……1 片
しょうが……1 片
サラダ油……大さじ1
ごま油……少々
強靭な肉体……随時
ではいってみよう。
■作り方
1／常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
2／豚バラ肉はひと口大、豆苗は苗から切ってもやしと同じくらいの長さに切る。もやしはひげを取っておく。
「面倒がらず、もやしはひげを取るべし！ふふ、それがもやしのたしなみだ！」
3／カレールーをみじん切りにし、調味料の材料を合わせてかき混ぜておく。にんにく、しょうがはみじん切り。
「カレー粉ではなく、カレールーを使うのがポイント。なぜなら水っぽくなりがちなもやし＆豆苗をうまくまとめるには、粉ではなくルウは適任だからだ」
4／サラダ油を強火で熱したフライパンににんにく、しょうがを入れて炒め、香りが立ったら豚バラ肉を加える。 豚バラ肉に火が通ったらもやし、豆苗を加え、しっとりしたら調味液を回すようにかける。
「もやしのシャキシャキ感が残るよう、強火＆短時間でさっと炒めよう！」
5／ある程度水分が飛んだらごま油をふり、お皿に盛って完成。
完成だ。
どうだ、カレーのいい匂いが立ち込めるだろう？
豆苗は安くて栄養価が高く、なおかつ旨い野菜なんだが、ややニオイにクセがある。そのニオイを帳消しにしてくれるのがカレールーってわけだ。
しかもルータイプを使うことで、水っぽさがなくなり、うまくまとまった味に仕上がるぞ。
短時間で簡単に作れるのが炒め物のいいところ。「あと一品ほしい」ってときにさっと作ってみてほしい。
次回も旨い炒め物レシピを紹介したいと思う。待っていてくれ。
撮影／廣江雅美 取材／吉田奈美
【YAMATO】
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1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
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