夏だ! 夏といえば沖縄料理だ!沖縄料理といえばゴーヤチャンプルだ。
ん? 強引か? いや、これ以上ない美しい連想ゲームだよな。
あいさつが遅れたが、DRAGON GATEのYAMATOだ。
そんなわけで今日はゴーヤチャンプルを作ろうと思うんだが、普通ゴーヤチャンプルっていえば、野菜や豆腐をたっぷり使い、ヘルシーなイメージだよな。
しかし男の一部には、そんなヘルシー信仰に実はうんざりしている者もいる。
そこで今回は、男がこれは旨い!とうなる、もっと食べごたえのあるガッツリした【肉ゴーヤチャンプル】を作りたいと思う。
では材料から。
■材料(4人分)
ゴーヤ……1/2本
豚バラブロック肉……200g
厚揚げ……3枚(約230g)
もやし……1/4袋
卵……2個
だしじょうゆ……大さじ2(作り方はレスラーYAMATOの筋肉キッチンvol.13参照)
砂糖……小さじ1
塩……ひとつまみ
酒……大さじ1
(あれば)コーレーグース……小さじ1
サラダ油……大さじ1
ごま油……少々
削り節……適量
強靭な肉体……随時
コーレーグースとは島唐辛子を泡盛で漬け込んだ沖縄の調味料だ。
これがあると一気に本格的な味わいになるので、用意できるのなら使ってみてくれ。
では作り方だ。
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
※記事の都合上、多少演出がございますことをご了承ください。
2/ゴーヤの下処理をする。タテ半分に切り、わたと種をスプーンなどでこそげ取り、3mm程度の薄切りにする。ボウルに入れ塩(分量外)をふり15分程度しんなりするまでおく。塩もみし、水で洗い流して水気を絞る。
「下処理をしっかり&薄切りにするのがゴーヤの苦みをやわらげるポイントだ」
3/厚揚げはまずは1.5cm程度の薄切りにし、それを三角形になるよう切く。切ったら熱湯に軽くくぐらせて水気をきる。
「三角形にこだわるのはYAMATO式だが、気にせず自由に切ってくれてかまわないぞ。熱湯にくぐらせることで、悪い油を取り除くことができるから必ずやってくれ」
4/豚バラ肉はブロックのまま冷凍庫で30分程度軽く凍らせ、約1.5cmの厚さに切る。
「軽く凍らせるのは切りやすくするためなので、完全に凍らせないように」
5/油を引いたフライパンで豚バラ肉、もやしを強火で炒め、厚揚げも加える。
6/フライパンに酒、砂糖、塩、だしじょうゆを加える。辛みが欲しい人はお好みでコーレーグースを入れて。
7/炒め合わさったら火を止め、溶き卵を加えて余熱で火を入れる。ごま油を垂らし、お皿に盛ったら削り節で飾る。
完成だ。
ボリュームたっぷりな大きめのゴロゴロ肉が最高だ!
豆腐じゃなく厚揚げを使ったのも、ガッツリ度アップの秘訣だぞ。
いやービールが飲みたくなった。
普段のゴーヤチャンプルとは一味違う漢の味を堪能してみてくれ。
ではまた次回をお楽しみに!
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→@yamato_oldtype