ヒーヒッヒ。
Woman Insight読者よ、俺がプロレス団体ドラゴンゲートのレスラー・YAMATOだ。
突如始まった連載 『レスラーYAMATOの筋肉キッチン』だが、第1回目のレシピは試してもらえたか？
簡単なのにおいしいと好評だったようで、うれしい限り。
第2回となった今回も、“時短”をキーワードにお届けするぞ。しかもだ、そこに男に“モテる”エッセンスも加えてみたから、ぜひとも作ってみてくれ。俺ならこんな料理作ってもらえたらきっと落ちるぞ。……ククク。
今回作るのは「肉じゃがカレー」だ。
肉じゃがは「女の子が彼氏のために最初に作る料理」として定番だよな。
「肉じゃが」ってのは料理の基本が詰まった料理だから、料理にうるさい男なら、その味で彼女の料理の腕前を判断することだってあるわけだ。
たかが肉じゃが、されど肉じゃが。手を抜いてはいけないぞ。ククク。そこでだ、俺様がおまえらのためにおいしく作るポイントを伝授してやる。
「あれ？今回のメニューは肉じゃが？肉じゃがカレーじゃないの？」
ヒーッヒヒ。焦るな焦るな。俺のプランはこうだ。
まずは彼氏が家に来た夜に肉じゃがを振る舞う。そして翌朝に、昨日食べた肉じゃがをアレンジし、カレーライスにして出す。
これでデキる女を最大限アピールできるはずだ。
まー能書きはさておき、作ってみるか。
【肉じゃがカレー】
■材料（4人分／肉じゃがは多めに作ったほうがおいしいし、翌日も食べることを考えたら4人前の分量で作るのがベストだ）
牛バラ肉 ……400g
じゃがいも……小6個
にんじん……大1本
玉ねぎ……大1個
だし……400cc（だしを自分でとれない、または時間がないという人は、市販のだしの素を分量通りお湯で割って使ってもOKだ！）
料理酒……50cc
みりん……50cc
砂糖……20～25g（お好みで）
しょうゆ……20cc
サラダ油……30cc
市販カレールー……4人分
ご飯……適宜
乾燥パセリ……適宜
強靭な肉体……随時
■調理手順
1／常日頃からトレーニングをし、強靭な肉体を用意しておく。
2／まずは肉じゃがを作る。牛バラ肉は食べやすいサイズ、じゃがいもは縦横半分、にんじんは乱切り、玉ねぎは、くし形に切る。じゃがいも、にんじんを別々に下ゆでする。
「下ゆでの工程が大事！このひと手間をかけるかかけないかで、仕上がりにグンと差が出るぞ」
3／サラダ油を敷いたフライパンで牛肉、玉ねぎを中火で炒める。牛肉に火が通ったら、にんじんも加える。
4／2を鍋に移し出し、日本酒を加え、中火で沸騰させ味をみる。アクを取り除いたあと、みりん、砂糖、しょうゆの順に加え、味をみる。味が整ったらじゃがいもを加え、ひと煮立ちさせる。
「じゃがいもを最後に入れるのは、煮崩れ防止のため。あらかじめ下ゆでしてあるから、煮崩れせずにすぐに味が染み込むんだ」
ククク。肉じゃがの完成だ。まずは肉じゃがの味を楽しんでみてくれ！
5／完成した肉じゃが(1日置いたらなお美味しいぞ)に水200ccを加え、カレールーを包丁で刻み、肉じゃがに加える。ひと煮立ちさせて完成。器にご飯を盛り、カレーをかける。ご飯に乾燥パセリをかけると彩りがアップする。
完成！
普通に作ったカレーと、肉じゃがを作ってからのカレーの味の違いは食べればわかるぞ。どこか和風でホッとする味なんだ！
次回もお前らが彼氏や女友達、家族に思わず作ってあげたくなるような料理を紹介するから待ってろよ！ヒーヒッヒ。
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→@yamato_oldtype
（撮影／廣江雅美 取材／吉田奈美）
【レスラーYAMATOの筋肉キッチン】
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