おい、久しぶりだな。
というか「初めまして」だな。改めて紹介しよう。プロレス団体DRAGON GATE の闘う料理人・YAMATOだ。
この度、大人の事情があって「CanCam.jp」からこの「Oggi.jp」に引っ越してきたぞ。大人の事情に潔く乗っかって生きていくことこそ、漢の嗜みってもんだ。
さて、この連載は一体どんなもんなのかってと、プロレスラーである俺が、「男が本当に食べたい料理」を体を張って伝授するコーナーだ。
今まで生ぬるい手料理で彼氏や旦那をもてなしてきた女どもの度肝を抜く本気のレシピを毎回用意してくるから、今後お見知り置き願う!
ところでだ。
このポーズに見覚えはないか。そう、これだ。
日本テレビ系<スッキリ>(毎週月曜〜金曜 8時〜8時25分)ポーズ。
実はだな、昨年末から数回にわたり、この俺が「スッキリ」の1コーナー「キニナルジャーナル」に出演し、異彩を放つ料理を披露していたのは知っているか? ついに俺の料理の実力が全国放送で認められたってわけだ。
今回は特別に、その際に披露したレシピのアレンジ版を紹介することにしよう。
ちなみに今回は、俺が2回目に出演した時に披露した「オレンジワニ初めての恋と題したワニ肉料理を家庭向けにアレンジした「オレンジドリ最後の恋」を作ってみるぞ。
さっそく材料を紹介しよう。
■材料(2~3人前)
鶏肉(むね肉)……2枚(1枚300g程度)
卵黄……1個
塩こしょう、料理酒、砂糖、しょうゆ、にんにく……各少々
片栗粉……大さじ2
100%オレンジジュース(できれば濃縮還元でなくストレート)……大さじ2
オイスターソース……大匙2
砂糖……大さじ2
酢……大さじ2
サラダ油……適宜
水溶き片栗粉片栗粉……適宜
白いりごま…………
強靭な肉体……随時
ここで注目は、やはり鶏肉だ。「スッキリ」ではワニ肉で作ったが、お前らに用意するのはほぼ不可能だろう。そこで「筋肉キッチン」では、家でも手軽にできる鶏肉レシピにしてみたぞ。
では作り方だ。
■作り方
1. 常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
▲【スッキリランジ1】炊飯器などキッチンにある重たいものを持ち、スッキリポーズをとる
▲【スッキリスクワット2】その体制のまま深く沈み込む。左右逆でも同様に。
2. 鶏肉は両面に格子状に薄く包丁を入れ、塩こしょうする。その後ひと口大に切り、卵黄、料理酒、砂糖、しょうゆ、にんにく(すりおろし。市販チューブでも可)少々で下味を付け少しおく。その後片栗粉をまぶしておく。
▲格子状に細かく切り込みを入れることで、味が染みわたり食感も抜群になるぞ
3. オレンジジュース、オイスターソース、砂糖、酢を合わせておく。
▲このオレンジジュースだけでフルーティなソースが完成するぞ。この配合は俺が最も頭を悩ませたところだ。
4. 160度に熱したサラダ油で2を揚げる。8割方火が通ったらざるなどにあけておく。
▲後ほどフライパンでも火を入れるので、いつものからあげよりは若干揚げる時間は短くてOKだ。
5. フライパンで3を熱し、4を加える。その後水溶き片栗粉で止めて、白いりごまをふって完成。
▲片栗粉で止めることで、全体に一体感出て味がまとまるぞ。
完成だ。
カラアゲニストの俺だからこそできるこのサクサク感、しっとり感、じゅわっと感のコラボ技をぜひとも体感してみれくれ。
にしてもこのオレンジソース、うますぎねーか? 甘酸っぱくフルーティ、まさに「恋」の味!
次回も「スッキリ」で披露した料理の家庭向けバージョンをお届けするから楽しみにしていてくれ。
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
YAMATO
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」に出演するなど、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ:http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ:http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター:@yamato_oldtype